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若い世代の職業人とともに

ロータリーの価値 

 

調査によると、退会は入会後2年間で起きる頻度が高いことが分かっています。このため、早い時期に新会員の参加を促すことが極めて重要となります。クラブが新しい体験を提供してはじめて、ロータリアンであることの価値を実感してもらうことができるでしょう。

数多くのNPOやNGOがある中で、ロータリー独自の価値とはどのようなものでしょうか。

ロータリーの特質は、事業や市民社会のリーダーが協力して草の根の活動を行っていることです。多世代の会員が交流を通じて学び、人として、また職業人として成長できるのがロータリーの魅力と言えます。

ロータリーは、世界200の国と地域で、市民の力をつなげ、グローバルなネットワークを形成しています。一人ではできないことも、ロータリーでは可能になります。一人の発想が大きな活動に発展し、出会いから大きな機会が生まれるのがロータリーです。 

会員がロータリーでの体験を友人や知り合いに伝えれば、波及効果となってロータリーに対する公共の認識も変わっていくでしょう。

 

クラブの体験:チェックリスト

クラブで得られる体験が、会員にとってのロータリーの価値となります。職業人としての成長、地域社会への貢献、生きがいの発見など、会員が望む体験をクラブで味わうことができるでしょうか。クラブでの活動に時間を捧げる価値があると、会員は感じているでしょうか。以下の問いについて考えてみましょう。

地域社会への影響

地域社会のために活動できる機会はありますか。海外で奉仕活動を行う機会はどうでしょうか。

【参考】

職業人としての成長

卓話の講師として地元の事業者や市民社会のリーダーを招いたり、会員が自分の仕事を紹介するなど、職業人として学び、ネットワークを広げる機会がありますか。メンター制度、リーダー育成、スキル研修も取り入れていますか。

【参考】

  • ロータリーや地域社会に参加するためのアイデアを紹介した「奉仕と友情の輪を広げよう」」をご利用ください。会員への配布用にも最適です。
  • 会員、地元市民、ビジネスリーダーを対象としたスキル開発やリーダーシップ研修を行い、「学び」の場としてクラブで人びとをつなぐことができるでしょう。「実践リーダーシップ」をご参照ください。
  • 職業の経験やスキルを生かして地域社会のニーズに応える活動を立案しましょう。「職業奉仕入門」をご参照ください。 

つながりを築く

新しい仲間を迎え入れ、世代を超えた交流をしていますか。会員の関心に応じて、クラブで、またクラブを超えたネットワークを築く機会を設けていますか。

【参考】