リーダーシップを発揮したい、自分の可能性を広げたい、世界を変えたい……。
そんな考えを実現するための第一歩となるのが、「ロータリー青少年指導者養成プログラム(RYLA)」です。ロータリークラブまたは地区が実施するこのプログラムで、若い人たちが新しい友人をつくり、楽しみながらリーダーシップのスキルを磨いています。
RYLAでできること
地元で活躍する人や豊かな経験をもつ人たちと一緒に:
- コミュニケーションや問題解決のスキルを磨く
- 学校や地元地域で活躍できるリーダーとなる方法を発見する
- 地元を動かすリーダーによる指導、意欲を高めるような講演、仲間との交流を通じた学び
- 自分の可能性を発見し、行動へとつなげる
- 楽しみながら、生涯続く友情を培う
RYLAの内容
RYLAのイベントは、14〜30歳までを対象として、地元ロータリークラブや地区によって開催されます。地元のニーズに応じて、1日のセミナーから数日間の合宿まで、さまざまな形式が取られます。最も多いのは、さまざまなトピックのプレゼンテーション、アクティビティ、ワークショップなどを含む、3〜10日にわたるイベントです。
参加対象はそれぞれのイベントによって異なります。リーダーシップの力を引き出すことを目的とした中学生対象のイベントから、創造性のある問題解決力を養う大学生対象のイベント、ビジネス倫理について学ぶ若い社会人対象のイベントなどがあります。
参加方法
地元ロータリークラブがRYLAの参加者を推薦します。地域で実施されるRYLAイベントの情報、参加申し込み方法、参加費用等は、最寄りのロータリークラブに直接お問い合わせください。
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アメリカ
ウィリアムズベイ(米国ウィスコンシン州)で実施されたRYLAでは、参加した80人以上の学生が屋外活動を通じてチームビルディング、問題解決、意思疎通のスキルを学びました。
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イギリス
イギリス、ワーウィックシャーでのRYLAでは、タスク実行と互いの信頼を築きながら、協力することの大切さを学びました。
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スウェーデン
スウェーデンのヘルシングボリでは、海外からの参加者を交えたRYLAが開かれ、地元リーダーたちとともに、日々直面するさまざまな課題への解決策を見つける活動を行いました。
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マラウイ
マラウイでは、若いリーダーから成る2組のチームが、チームワークとコミュニケ―ションが必要とされるレースで競いあいました。