世界中で活躍する「行動人」
2026年3月
米国
エヴェレット・シングルトンさんは、1950年代にイリノイ州コリンズビルで学校における人種統合に貢献した教育者です。コリンズビル高校のインターアクターたちは、シングルトンさんの墓に墓石がないことを知り、墓石に必要な1,700ドルを募金するための食事会を企画しました。1970年に亡くなったシングルトンさんに敬意を表することは市民意識の高い生徒たちにとってごく自然なことだったと、クラブアドバイザーのブラッド・スカーティッチさんは言います。人種隔離時代に町の黒人居住区で育ったシングルトンさんは、さまざまな学校で教師と校長を務めました。コリンズビル・メアリービル・ケイシービル・ロータリークラブ会員であるスカーティッチさんは、こう話します。「生徒たちは活動に参加し、地域社会に恩返しし、人びとを助けたいと強く願っています」
カナダ
チリワック・マウントチーム・ロータリークラブ(ブリティッシュコロンビア州)は、11月にチャリティバレーボール大会を開催し、28チームが参戦するという大成功を収めました。クラブはこの大会を1995年から開催しています。「多くの地元企業が従業員を集めてチームを登録し、プレーしています」とクラブ会長のキム・アシュリーさんは言います。「各選手は新品のおもちゃを持参し、クリスマスの活動の一環としてチリワック社会奉仕団体に寄付します」。このプロジェクトは、歯科治療、医療診断、カウンセリングなど、子どもたちのニーズに力を入れるクラブ財団を支援しています。この30年間で大会を通じて30万ドル以上の募金と15,000個のおもちゃを集めました。
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1000.00~3,000ドル
米国での墓石平均価格
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19.0000年
カナダに初めてバレーボールが導入された年
英国
インド文化を祝うイベントで、ボリウッドにゆかりのある地元著名人が登場し、メイデンヘッド・ブリッジ・ロータリークラブの奉仕活動のために約2,200ドルの寄付が集まりました。出席者の中には、有名人の振付師であるチタル・シャーさんや歌手のアトゥル・プシュカルナさんもいました。クラブ会員55人のうち、10人がインド出身またはインドの血を引いています。「笑い、ダンス、そして聴衆との一体感は、奉仕を目的とする文化的イベントがどれほど強く人びとを結びつけるかを示していた」と、クラブ創立会長であるリサ・ハンターさんは言います。11月のイベントでは、パーキンソン病の支援グループへの寄付と、母子の健康のためのウガンダへの職業研修チームの旅費が集まりました。
マルタ
ゴゾ・ロータリークラブは、市民参加とソーシャルメディアのエンゲージメントを高める方法を発見しました。それは、地域の人びとに「感謝を伝える」ことです。2022年に「プライド・オブ・ゴゾ賞」を立ち上げて盛大なセレモニーを行った後、マルタの3島の一つであるゴゾ島でのロータリアンの活動への関心が一気に高まりました。このセレモニーは『マルタ・タイムズ 』紙と政府省庁が後援しており、提案者であるクラブ会長のトム・ウェルチさんは、「これは当クラブの毎年の一大イベント」と話します。「募金はしませんが、クラブの存在感を高めます。Facebookでの閲覧数は40,000弱、新しいフォロワーは600人、エンゲージメントは2,000を超えます。また、素晴らしい講演者を集め、会員数を増やす原動力にもなっています」
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190.00万人
イングランドとウェールズでのインド系住民の数
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41.00,000
ゴゾ島の人口
日本
東京広尾ロータリークラブは10月、米国カリフォルニア州のビバリーヒルズ・ロータリークラブと協力し、アルツハイマーの人びとのための音楽療法プログラム「Music Mends Minds(音楽が心を癒す)」を開始しました。クラブ会員は、数回の訪問を通じてドラムやカウベルなどの打楽器を介護施設に持ち込み、ロータリアンが演奏する曲に合わせて手拍子するよう参加者に促しました。「この活動は、記憶障害のある高齢者が再び社会とのつながりを取り戻せるよう支援するもの」と、クラブ会長の越智美由紀さんは言います。「音楽を通して高齢者の表情が明るくなるのを見るのは、私たちの活動の最大の喜びです」
この記事は、Rotary誌の2026年3月号に掲載されました