世界中で活躍する「行動人」
2026年4月
メキシコ
10月にメキシコを襲った大規模洪水と土砂崩れから数時間後、ロータリー会員は対応を開始しました。甚大な被害を受けたポサリカでは、ロータリークラブとローターアクトクラブの会員が住民を安全な場所へ避難させ、道路を覆った泥を除去し、家屋を回ってがれきを撤去しました。この活動では、第4185地区内のクラブのほか、近隣や海外の地区からも支援が寄せられました。ポサリカ・ロータリークラブは非営利団体プラネット・ウォーター財団と連携し、最も深刻な被害を受けた地域に4基の給水塔と給水所を設置。そのほかの地域にも安全な水を供給しました。また、ワールド・セントラル・キッチンとも連携し、温かい食事を提供しました。しかし、依然として生活再建のために支援が必要となっていると、会員のペペ・バディージョさんは訴えます。「小さな日用品から寝室に至るまで、あらゆるものが破壊されてしまいました」
カナダ
ブリティッシュコロンビア州のケロウナ・ロータリークラブの会員は、戦没兵士の詳細が記された220本の十字架を設置しました。これは同クラブが2018年からオカナガン軍事博物館協会と共同で主導している追悼日の慣例行事です。これらの十字架が展示された「Field of Crosses」は、11月2日から10日間公開されています。クラブ会長のロビン・スミスさんは「ロータリアンの活動は、照明や式典の調整、博物館による教育プログラムの支援にまで及び、十字架に記された名前の背後にあるストーリーを人びと、特に学生たちに伝える役割も果たしている」と話します。クラブ会員には特別な思い入れがあります。「当クラブには軍務経験者が多数おり、これらの会員や祖国を守るために究極の犠牲を払った数百名の戦没者を称える機会となっています」
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100.00,000戸
メキシコでの10月の洪水で被災した家屋
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75.00
第一次および第二次世界大戦で戦死したカナダ人が埋葬されている国の数
ラトビア
ラトビアの首都にある教会(Saint Saviour’s Anglican Church)では、2001年より毎月、炊き出しの支援活動が継続されています。ここ数年、リガ・インターナショナル・ローターアクトクラブ、そして最近ではそのスポンサーであるロータリークラブが支援しており、1回の炊き出しで最大60人に食事を提供しています。「一つのチームが大鍋のスープや粥、温かいお茶を準備し、別のチームが来訪者を出迎えて食事を出します」とリガ・インターナショナル・ロータリークラブの元会長、キム・リアンダーソンさんは説明します。「食材は会員が計画・購入し、クラブがわずかな費用を負担します。パン屋から寄贈していただくこともあります。日常的な参加型の奉仕で、その効果を即座に実感できます。些細な活動に思えるかもしれませんが、多くの来訪者にとって、温かさや尊厳、そして存在を認められることなのです」
インド
ムンバイの北東にあるターネー市は、芸術と文化が息づく街として知られ、数多くの劇団やアート展示、国際映画祭、コメディの舞台が集まっています。ターネー・ヒルズ・ロータリークラブのアトゥル・ビデ氏によると、唯一不足していたのは、文学ファンが集う大規模な催しでした。そこで、青少年の読書推進活動に取り組んでいた同クラブは、ターネー文学祭を開催。11月に2日間にわたって開催されたこの文学祭では、22名の作家や詩人が紹介され、作品の朗読やパネルディスカッションが行われました。また、ジャーナリストでありライティングコーチでもあるバッチ・カルカリア氏が生涯功労賞を受賞。さらに、短編小説コンテストに寄せられた作品には審査員による講評も行われました。ビデさんは、「次世代に読書の習慣と文学への情熱を育むことも、この文学祭の大きな目的です」と語っています。
この記事は、Rotary誌の2026年4月号に掲載されました
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12.00人に1人
慢性的な飢餓に直面している世界の人口
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90.00億ドル
2020年におけるインドの印刷書籍市場価値