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ロータリー代表ネットワーク

1991年に導入されたロータリー代表ネットワークは、主要な国際機関に対しロータリーの関心、専門知識、人道的価値観を伝える役割を担っています。代表者は国際機関との戦略的関係を築き、共通の優先課題における協力を促進することで、ロータリーの国際的イメージ向上に努めています。

ロータリーと他団体の架け橋となることで、代表者は「超我の奉仕」を推進するだけでなく、ロータリークラブと地区が地域的・国際的な取り組みをさらに推進するための洞察やリソースを集めています。

ロータリーと国連

ロータリーと国連は、世界理解、親善、平和に向けて長年協力してきました。このビジョンをさらに促進するため、RI会長は毎年、主要な政府間組織、国連の専門機関、その他の国際機関へのリエゾンとして、ロータリー会員とローターアクト会員を任命します。

主要な国連事務局や国連機関への最高協議資格と経験豊かなボランティア代表を有するロータリーは、国連システムに協力する非政府組織として最も信頼されている団体の一つです。

協力の歴史

ロータリーと国連による協力の歴史は、第二次世界大戦後の混乱期までさかのぼります。1945年、国際ロータリーはサンフランシスコで開催された「国際機構に関する連合国会議」(国連憲章が起草された会議)において、アメリカ代表団との協議に招かれました。

1985年、ロータリーはポリオプラス・プログラムを通じて国連との協力を再開し、1988年には世界保健機関(WHO)やUNICEF(国連児童基金)を含む国連機関と「世界ポリオ根絶推進活動」(GPEI)を発足しました。この協力関係の活性化により「ロータリー代表ネットワーク」が創設され、今日、国際ロータリーと国際機関を結ぶ重要な架け橋として機能し続けています。これは、ロータリーが世界平和、保健、相互理解の促進に深く関与し続けるという不変の理念を体現するものです。

以下の機関についてロータリー代表が任命されています:

  • 国連本部(米国ニューヨーク)
  • UNESCO(国際連合教育科学文化機関)
  • UNICEF(国連児童基金)
  • ローマ(イタリア)にある国連機関(世界食糧計画、食糧農業機関、国際農業開発基金)
  • 国連アフリカ経済委員会
  • 国連ジュネーブ事務局(スイス)
  • 国連ナイロビ事務局(ケニア)
  • アフリカ連合
  • 英連邦
  • 欧州評議会
  • 欧州連合
  • アラブ諸国連盟
  • 米州機構
  • 世界銀行
  • WHO(世界保健機関)

ロータリー代表ネットワークには、ロータリーの若手リーダーの存在感とインパクトを高めるために活動する若い代表者も含まれています。彼らは青少年の問題に関する主要機関との重要なリエゾンとなり、若者の視点を広く発信しています。

  • ロータリー代表ネットワーク長、シリル・ノワル

    すべてのロータリー代表は、ネットワーク長に活動の報告を行います。ネットワーク長はRI会長によって任命され、代表による活動を導き、調整します。現ロータリー長のノワルタン氏は、パリ・アゴラ・ロータリークラブ(フランス)の会員で、UNESCO(国際連合教育科学文化機関)へのロータリー代表を務めています。

クラブと地区へのサポート

ロータリー代表は、これらの国際機関との連携を通じて、クラブと地区が地域におけるインパクトを高めるためのリソースと専門知識を提供するとともに、世界中で人道的奉仕活動を実施するロータリーの力を強化します。クラブと地区は、ロータリー代表と以下の方法で連携できます:

  • ロータリー代表が割り当てられている組織について学び、クラブが取り組んでいるプロジェクトと最も関連する組織との協力を検討する
  • ロータリー代表をクラブ例会、地区大会、その他のイベントに招き、その活動内容や協力の可能性について詳しく学ぶ
  • プロジェクトの信頼性やインパクトを高めるための情報、関連研究、専門知識など、国際機関が提供する専門性やリソースを活用できるかどうかを検討する
  • 代表ネットワークメンバーが作成したハンドブックや協力ガイドラインなどのリソースを活用する

ロータリー代表ネットワークとの連携に関心がある方は、こちらからご連絡ください

ロータリーの世界的インパクトを高め、基盤を広げる

ロータリー代表は、国際機関におけるロータリーへの認識を高めることで、ロータリーが影響力を高め、地元と世界でより大きなインパクトを生み出すための環境をつくります。 また、新たな組織とつながり、入会、寄付、パートナーシップへの関心を高める機会を創出します。

主な協力事例として次のようなものがあります:

  1. 国連環境計画との協力:国連でのロータリーデー行事の後、第9212地区(エリトリア、エチオピア、ケニア、南スーダン)と国連環境計画(UNEP)が試験的プログラムを実施し、これが公式の「淡水保全のためのコミュニティアクション」へと発展しました。これはまた、環境の持続可能性ロータリー行動グループが世界環境デーのハンドブックを作成するきっかけとなりました。

  2. UNICEF(国連児童基金)との協力:ロータリーとUNICEFは、ロータリー会員とUNICEF職員が協力して活動できるようにする地域連携フレームワーク(Local Collaboration Framework)のハンドブックを作成しました。これにより、南太平洋地域9カ国での予防接種キャンペーン、スリランカでの全国規模の人道的支援活動、ナイロビ(ケニア)での校内暴力防止キャンペーンなどのプロジェクトが実現しました。

  3. 米州機構とロータリー地区の協力:ロータリー代表は、教育支援と就職支援の活動を推進するため、米州機構(OAS)と中北米地域の地区間における覚書の締結を仲介しました。この連携により、中米地域の先住民青少年を対象としたプログラムと補助金が実現しました。

  4. UNESCO(国際連合教育科学文化機関)との協力:UNESCOでのロータリーデー行事の後、ロータリーとIHEデルフト水教育研究所は、IHEの専門家が母国での浄水活動を支援する取り組みを共同で推進しました。現在、ロータリークラブはグローバル補助金を通じて、IHEデルフト水教育研究所で学ぶための奨学金を支援できます。

  5. ポリオの根絶:ロータリー代表は、ロータリーのポリオプラス・プログラムと世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)の重要な推進役として、ポリオ根絶に向けた資金調達のためのアドボカシーやその他の支援を行っています。これらの活動は、欧州連合や英連邦を含む数百万ドル規模の資金拠出の誓約につながっています。

  6. ローターアクトの活躍:ロータリーは2024年、国連で初のローターアクトデーを開催しました。若手リーダーたちがジュネーブの国連事務局と共同で会議を実施し、その運営はほぼすべてローターアクターが担いました。この会議では、人権、保健、経済開発、科学を通じた平和な世界の構築に焦点が置かれました。

ロータリー代表ネットワークの活動

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