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Our clubs

ロータリー学友会に関する4つの質問 

 

 

グレース・オカロさんに聞く

ロータリー第9141/9142地区学友会(ナイジェリア)元会長

1. 学友会とは何ですか

学友会とは、インターアクト、ローターアクト、RYLA、青少年交換、ロータリー奨学金、ロータリー平和フェローシップといったプログラムに参加した人たちから成るグループで、ロータリーからの認定を受けて設立されます。学友会は、これらのプログラムの元参加者とロータリーとのつながりを維持する大切な役割があり、現在、30カ国に約80の学友会があります。 

2. 学友会はどんな活動をするのですか

私たちの学友会は毎年、同窓会を開いています。これは、講習会、夕食会、親睦イベント、奉仕プロジェクトなど、さまざまな形を取っています。ロータリー内外に貢献した学友の表彰も行っています。同窓会は毎年異なる都市で開催し、ロータリアンも招待します。例年、100人ほどが出席します。

2017年には、イアン・ライズリーRI会長の植樹の取り組みをサポートするために、各地を回って植樹を呼びかけ、アビア州都ウムアヒアの人通りの多い場所に看板を設置したり、植樹のデモンストレーションも行いました。

さらに、10月の学友推進週間を推進するために地区の学友委員会、会員増強委員会とも協力しました。

トロントで開かれたロータリー国際大会では、2017-18年度ロータリー最優秀学友会賞の表彰を受けました。

3.参加のきっかけは何でしたか

私は2003年にロータリークラブに入会しましたが、2012年にアルゼンチンへの研究グループ交換でチームリーダーを務めて以来、学友となりました。

2013年、11月のロータリー財団月間に地区で同窓会が開かれました。当時はまだローターアクターとインターアクターが学友とみなされておらず、学友とはロータリー財団プログラムの参加者だけでしたので、あまり成功しませんでした。しかし、2013年の秋にRI理事会とロータリー財団管理委員会が「学友」の定義を広げたことにより、より多くの人に門戸が開かれました。

2014年に第9140地区学友会が設立され、私が創立会長となりました。昨年、地区の再編成により私の地区が2つに分けられたので、今は当学友会がこれらの2地区をカバーしています。

4. 学友会のメリットは何ですか

ロータリーが支援・育成した人たちや、ロータリーの青少年プログラムで人生が変わるような体験をした人たちを、ロータリーファミリーに再び迎え入れる方法となるのが学友会です。まだロータリークラブ入会の準備ができていない人もいるかもしれませんが、ロータリアンとの交流を続けることで、いつかクラブに入会できる日がくるかもしれません。学友会のメンバーは、クラブや地区の行事でスピーチをしたり、プロジェクトでのボランティアとして参加できます。かつてプログラムで学友を支援したクラブは、これらの学友に声をかけてプロジェクトや活動に参加してもらったりしています。 

また、学友がプログラム参加者の選考を手伝うこともできます。学友会は、経験豊かな職業人のネットワークを広げ、ロータリーの理念を広げるのを後押しすることができます。

このほかのストーリーを『The Rotarian』誌(英文)でお読みいただけます。

学友参加推進週間
(Reconnect Week)

「学友参加推進週間」とは、ロータリープログラムの学友とのつながりを再び築くことを目的に、学友の参加を呼びかける週間です(今年は10月1~7日)。この週間に、地元学友の同窓会やオンラインのビデオ会議を開いたり、シンプルに学友と会ってお茶を飲みながら会話したりするなど、さまざまな方法で学友との関係を深めることができます。SNSのハッシュタグは「#RotaryReconnect」です。この週間に世界中のロータリアンと学友が行う行事や活動は、on.rotary.org/ReconnectWeekをご覧ください。

学友の皆さんへ

学友は世界各地で社会に貢献しているリーダーから成るネットワークの一員です。