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より平和で公平な世界を思い描く:国際大会講演者ラインアップ

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5月27日~31日にメルボルン(オーストラリア)で開催される2023年ロータリー国際大会の基調講演では、医療の変革、都市についての再考、平和の推進、環境の保護といった分野で活躍する方々が、より持続可能で公平な世界というビジョンについて語ります。このビジョンは、未来だけでなく、今すぐ実現可能なものです。 

国際大会の講演者の一部をご紹介します。 

  • レイマ・ボウィ(Leymah Gbowee)

    2011年ノーベル平和賞受賞者で、女性の権利の擁護者であるボウィさんは、非暴力運動を主導して14年にわたるリベリア内戦の終結に貢献しました。難民キャンプで暮らした経験を持ち、少年兵のカウンセラーを務めたほか、現在は国連調停に関するハイレベル諮問委員会のメンバー、自ら創設したGbowee Peace Foundation Africaの現会長、ニューヨーク市立大学法科大学院のジェンダー・法律・変革的平和イニシアチブ(Gender, Law and Transformative Peace Initiative)のエグゼクティブディレクターを務めています。婦人国際平和自由連盟のプログラムWomen in Peacebuilding Networkの創設メンバーであり、リベリア支部のコーディネーターも務めました。 

  • カリ・アイナ・アイク(Kari Aina Eik)

    「賢い」都市づくりを目指すアイクさんは、United Smart Cities ProgramやUnited Cities Organization and Fundsといったイニシアチブを先導してきました。国連での15年以上の経験、そして10年にわたるOrganization for International Economic Relations事務総長としての在任中には、グローバルな環境目標に向けて活動し、国連の持続可能な開発目標を形成するために数々のプログラムを指揮しました。現在は、SDG Impact Fundで効果的な慈善活動の再考に取り組んでいます。

  • マリア・ビョーク・イングヴァドッティル(María Björk Ingvadóttir)

    ジャーナリスト、テレビ司会者として、思いやりのメッセージを発信してきました。アイスランド国営テレビ局RUVで仕事をした後、過去8年間はアイスランドのN4テレビ局のCEOを務めてきました。ソーシャルワーカーとしても長年活動し、ノルウェーとアイスランドの障害児を支援しています。

  • エスター・ルース・ムババジ(Esther Ruth Mbabazi)

    ウガンダ、カンパラを拠点に活動するドキュメンタリー写真家として、アフリカでの変わりゆく社会面、物理面、精神面な側面を記録し続けています。ナショナルジオグラフィックのエクスプローラー、Magnum財団写真・社会正義フェローであるほか、Everyday Africaに写真を提供しています。ピューリッツァーセンター、ナショナルジオグラフィック、Magnum財団、International Women’s Media財団からの助成金の受領者でもあります。

  • グレゴリー・ロックソン(Gregory Rockson)

    22歳で共同設立したmPharma社を通じてアフリカの医療に革命をもたらしているロックソンさんは、データ分析と革新的なインベントリーサービスを活用することで、品質を保ちながら医薬品のコストを削減しています。ガーナに本拠を置く同社のCEOとして、アフリカ8カ国への拡大を監督。mPharmaは現在、ケニア、ナイジェリア、ウガンダで主要な薬局チェーンを展開し、サハラ以南のアフリカにおけるコミュニティ薬局の大手となっています。同社は1,000以上の病院と薬局と提携し、200万人以上の薬を節約するのを援助してきました。 

  • ナキーヤ・ドラマ二・サム(Nakeeyat Dramani Sam)

    弱冠10歳の気候変動活動家で詩人であるサムさんは、Climate Vulnerable Forumの親善大使としてエジプトのCOP27でガーナを代表してスピーチし、ほかの代表団に向けてこう語りました。「思いやりの心で計算してみてください。これは緊急を要することです」。7歳でガーナの「才能ある子どもコンテスト」で優勝。同国の若き平和大使(Young Peace Ambassador)として称号を与えられています。『Nakeeyat Trees for Life』の著者であり、現在は自身の次のプロジェクト「One Tree, One Child」に取り組んでいます。 

  • シャンタル・ヴァレ(Chantal Vallée)

    男子プロバスケットボール史上初の女性ヘッドコーチ兼ゼネラルマネージャー(ハミルトン・ハニー・バジャーズ、カナダ)。それ以前はウィンザー大学(カナダ)女子バスケットボールチームのヘッドコーチを務め、20以上の「コーチ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。勝率80%を誇る名コーチとして、7人のプロバスケットボール選手を育て、そのうち一人はオリンピック選手となりました。

国際大会ではエンターテイメントもお楽しみいただけます。その一つ、国際的に活躍するボーカルグループ「The Tenors」は、オペラとポップスを組み合わせた独自のスタイルで、新曲からお馴染みの曲「Forever Young」「Nessun Dorma」「Hallelujah」まで幅広いレパートリーを持っています。このほか、ボーカリスト、ダンサー、サーカス芸人、ミュージカル劇パフォーマーから成るグループ「The Greatest Show」によるショー(振付師シャンテル・ファヴァ氏演出)も予定されています。

世界中のロータリー会員がメルボルンに集まり、新たなつながりを築き、活動への意欲を高めます。世界的に活躍する講演者の話から新たなアイデアを学び、地元の活動のインスピレーションを得ることができるでしょう。

国際大会の全講演者のリストを見る