平和フェローシップ
専門能力開発修了証プログラム

専門能力開発修了証プログラムの申請資格
申請者は、平和と開発の分野におけるリーダーシップを実証し、関連分野において少なくとも5年の職歴を有していることが望まれます。また、フェローシップでの経験とネットワークが平和および自身の活動成果に与える影響について明確なビジョンを備え、国・地域や地元地域社会で平和と開発を推進することを目的とする社会変革イニシアチブを考案した上でプログラムに参加する必要があります。
申請資格
申請者は以下の要件を満たしている必要があります:
- 英語に堪能であること
- 学士号を保有していること
- 個人的活動や社会奉仕活動を通して、または学問上、職務上の実績を通して、国際理解と平和への専心を実証していること
- リーダーシップのスキルを実証していること
- 平和推進における自身の計画がロータリーの使命とどう一致するかを説明できること
- (マケレレ大学を希望する申請者)アフリカの出身である(または居住している)かアフリカで現在仕事をしていること
修士号取得プログラムを修了したロータリー平和フェローが専門能力開発修了証プログラムを申請する場合、修士号取得プログラムの終了から5年が経過している必要があります。
詳しくは申請の制約事項をご参照ください。
フェローシップの構成要素
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オンライン準備コース
プログラム開始:2週間のオンライン準備コース
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大学でのコース
実地研究を含む大学での10週間のコース
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社会変革イニシアチブ
インタラクティブなオンラインセッションを含む9カ月の社会変革イニシアチブ
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修了前セミナー
プログラム終了:大学での1週間の修了前セミナー(次期生と重なる)
提携大学
東南アジアに焦点を当てた理論と実践をバランスよく取り上げた学際的プログラムで、専門家による講義や世界から集まるフェローの多様な経験から学ぶことのできるコースです。
アフリカ出身者・居住者またはアフリカで仕事をした経験のある人を対象とし、平和と開発に関する理論、研究、実践を学ぶことのできるコースです。
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エルサ・マリー・ダシルバさん
「ロータリー平和フェローシップのチャンスが巡ってきたのは、自分自身のこれまでの活動が正しかったのかどうかを知りたいと考えていた時でした。このプログラムを通して、非暴力の環境下で優れたコミュニケーション能力を発揮するスキルなどを学ぶことができました。フェローシップの仲間たちが私を支えてくれていると実感できるので、私自身も世界各地の平和フェローをサポートできるのです」(エルサ・マリー・ダシルバさん/Red Dot FoundationのCEO)
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ソンバット・タパニャさん
「トラウマ(心的外傷)と虐待の防止に関心をもっていたため、ロータリー平和フェローシッププログラムに巡り合いました。トラウマは個人間の暴力と大きく関係しており、平和構築や争いの解決、仲裁を学びたいと思ったのです」(ソンバット・タパニャさん/チェンマイ大学の臨床心理学者・准教授)
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チャーリー・アレンさん
「平和フェローシップのおかげで自分自身の視野が広がっただけでなく、新しい道を切り開き、今までになかった方法を実践できました。そして何より、世界中の仲間やリソースとつながることができました」(チャーリー・アレンさん/経済平和研究所の連携部門ディレクター)