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母子の保健に焦点を置いたジュネーブでのイベント

10月21~22日、スイスのジュネーブで、"World Polio Day 2022 and Beyond: A healthier future for mothers and children"(2022年世界ポリオデーとその後:母子のより健康な未来)と題されたイベントが、バーチャル形式と現地の会場で開催されます。このイベントでは、ポリオ根絶活動の現状を紹介するとともに、予防接種にとどまらず、母子の健康を増進するための地域社会に根ざしたソリューションの可能性について議論します。

国際ロータリーのジェニファー・ジョーンズ会長は、ポリオ根絶活動への1億5,000万ドルの資金投入を発表し、その後にWHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム・ゲブレイエス事務局長とともに、ポリオ根絶の現状と世界保健との関連について話し合います。このイベントは英語で実施され、フランス語とスペイン語の通訳が提供されます(日本語の通訳は提供されません)。バーチャル形式で参加することが可能です(直接対面式での参加のみ登録が必要)。オンラインで視聴する場合は、こちらをクリックして詳細をご覧ください。

最近、ニューヨークと英国でポリオウイルスが検出され、この疾病の脅威が生じていることへの認識が高まっています。今年初め、ニューヨークではワクチン未接種の男性が身体まひとなり、ロンドンでは下水からポリオウイルスが検出されました。これにより、ポリオやその他多くの病気から身を守る唯一の手段である予防接種の重要性があらためて強調されました。

ジュネーブのイベントでは、ポリオ、ワクチン、母子保健の専門家が、予防接種の取り組みを超えて、ワクチンで守られた子どもたちとその母親に投資することの利点を議論します。この投資を土台に、ワクチンで病気から救われた母子が、ほかの予防サービスや救命サービスを受けられるようにすることで、妊娠という経験の質が向上し、幼い子どもたちも潜在能力を十分に発揮できるようになります。