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国際ロータリー理事会

理事会は、国際ロータリーの方針を定め、クラブ発展のための指針を提供します。2年任期を務める理事は、毎年ロータリー国際大会でクラブによって選ばれます。

最近の理事会決定と議事録

  • ゴードン R. マッキナリー

    2023-24年度会長
    South Queensferryロータリークラブ
    スコットランド、ウェストロージアン

    国際ロータリー会長。エディンバラの王立高校とダンディー大学で学び、口腔外科の大学院学位を取得。2016年までエディンバラで自身の歯科医院を経営。英国小児歯科学協会のスコットランド東部支部会長を務めたほか、さまざまな教育的役職を歴任。また、長老会のリーダー、クイーンズフェリー教区会衆派教会理事会の会長、スコットランド国教会総会のコミッショナーも務めた。

    1984年、26歳でロータリーに入会。South Queensferry(サウス・クイーンズフェリー)ロータリークラブに所属し、グレートブリテンおよびアイルランドの国際ロータリー(RIBI)の会長と副会長、RIの理事と委員会メンバー(最近では2022年ヒューストン国際大会委員会アドバイザー、運営審査委員長など)を務めた。

    新しいロータリークラブやグループを築くために会員と協力できるのを楽しみにしており、「私のビジョンは、ロータリーの仲間になりたいと思うすべての人、世界でよいことをしたいと願うすべての人が、それぞれに合った方法でどこででも参加できるロータリーとなること」と話す。

    英国を拠点とする非営利団体「ホープ・アンド・ホーム・フォー・チルドレン」の後援者であり、同団体とRIBIとのパートナーシップを先導して、ルワンダ大虐殺によって孤児となった子どもたちを支援。開発途上国の人びとや家族、ビジネスに持続可能な人道支援を提供するGrantham Kestevenロータリークラブ(英国)のイニシアチブ「Trade-Aid」も後援しているほか、国立の精神保健機関であるBipolar UKのアンバサダーを務めている。2022年8月、Sino Phil Asia International Peace Awards Foundationから栄誉を受ける。

    趣味はラグビー、グルメとワイン、スコットランドの伝統的な杖づくり。

    ロータリー財団は「ロータリーの奉仕を動かすエンジン」であるとし、妻のヘザーさん(ロータリアン)とともにポール・ハリス・フェロー、メジャードナー、ロータリー財団のベネファクター、遺贈友の会会員。

    孫娘たち(アイビーさん、フロレンスさん)や世界の子どもたちが幸せに暮らせるより良い世界をつくるために、会長として全力を捧げたいと考えている。

    会長の略歴

    毎月の会長メッセージ

  • ステファニー A. アーチック

    2023-24年度会長エレクト
    McMurrayロータリークラブ
    米国ペンシルバニア州

    McMurrayロータリークラブ(米国ペンシルバニア州)所属。2024-25年度RI会長。RI理事、ロータリー財団管理委員、研修リーダー、ロータリー財団地域コーディネーター、RI会長代理など、RIで数多くの役職を歴任。また、3回の規定審議会で代表議員と特別議員を務める。

    ロータリー戦略計画委員会とロータリー財団百周年記念委員会の委員長を務めたほか、選挙審査委員会と運営審査委員会を含むさまざまなロータリー委員会の委員を歴任。

    1991年にロータリーに入会して以来、インドとナイジェリアでの全国予防接種日(NID)の活動、ベトナムでの小学校建設、ドミニカ共和国での浄水器設置など、さまざまな国際奉仕プロジェクトに参加。複数のスラブ語を学び、ウクライナの新会員の指導にあたったほか、ポーランドでは乳がん検診用のX線撮影装置と生検ユニットを病院に設置するロータリー財団補助金の調整を担当。ポーランドのクラクフ・ロータリークラブは記念冊子の中で、共産主義後のポーランドにおけるロータリーの復興を手助けした重要人物としてアーチック氏を挙げている。

    現在は、人道的・教育的奉仕プロジェクトのために米国内のクラブ・地区がアルバニア、コソボ、ウクライナのロータリークラブとパートナーシップを結べるよう援助している。

    高等教育、コンサルティング、エンターテイメント業界における職歴を有し、ペンシルベニア州立インディアナ大学でリーダーシップ研究の博士号を取得。ロータリー財団をはじめ数多くの地元機関・国際機関から賞や表彰を受けている。

    会長エレクトの詳しい略歴はこちら

  • パット・メリーウェザー-アルジェス

    2023-24年度副会長
    Napervilleロータリークラブ
    米国、イリノイ州

    患者、家族、介護者と共に医療を改善する非営利団体、Project Patient Careのエグゼクティブディレクター。その役割を通じて、14万人の臨床医を対象とした全国規模の患者・家族参加型の取り組みや、患者の悩みを診断研究に生かすための18カ月のプロジェクトを指揮。新型コロナウイルス流行時の選択診療のガイド(The New York Times紙を含む十数誌の健康雑誌に掲載)の作成に携わる。

    米国政府が中西部のいくつかの州でメディケアの質を向上させるために契約した会社の元エグゼクティブディレクター。また、イリノイ州保健病院協会では上級副社長を務め、感染症スクリーニングに関する法律の提唱や、医療成果の国民への報告について病院を巻き込んだ活動を実施。アメリカ赤十字栄誉賞の指名委員会、シカゴの二つの非営利病院理事会、感染管理・予防と医療報告の州委員会の委員でもある。MRSA Survivors Networkからウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたほか、市民活動でも数々の賞を受賞。

    2002年にロータリー入会。ロータリーの新型コロナタスクフォース、規定審議会および決議審議会の代表議員、ロータリー財団地域コーディネーター、RI会長代理、会長イニシアチブである2018年シカゴでの平和会議の議長を歴任。また、地区やゾーンの役割も数多く担当。水と衛生のロータリー行動グループの理事を務め、医療従事者の親睦活動グループの医療成果・患者安全委員会の委員長を務めている。

    保健および水と衛生に焦点を当てた20以上のロータリー財団補助金プロジェクトに携わった経験があり、ロータリーの広範なネットワークが成功の秘訣であると話す。

    「ロータリーでは一人で行うことはない。私たち全員が専門知識を持ち寄り、リソース、知識、経験を活用することが重要」と指摘。

    超我の奉仕賞、奉仕部門賞、ロータリー財団功労表彰状を受賞。同じくロータリー会員である配偶者のジョージさんとともに、ポール・ハリス・ソサエティー会員、ベネファクター、メジャードナー。

  • ドリュー・ケスラー

    2023-24年度財務長
    North Rockland (Haverstraw) ロータリークラブ
    米国、ニューヨーク州

    M&T銀行の商業不動産部の上級副社長を務め、ニューヨーク市地域の不動産や主要ビジネスの大規模ローン・ポートフォリオを管理。

    多くの不動産団体を率いてきたケスラー氏は、Rockland County Board of Realtors、1万人の会員を擁するHudson Gateway Association of Realtors (HGAR)の会長、New York State AssociationならびにNational Association of Realtorsの理事を務める。ファイナンス分野と不動産市場の経験から、2008年~2013年の間、Fox Business Newsに定期的に出演。

    HGARの会長を務めた際、HG Realtor Foundationを立ち上げる。ファンドレジングに熱心で、ロータリー財団、ハビタット・フォー・ヒューマニティ、March of Dimes、Feeding Westchesterといった団体に何千万ドルの資金を集める。

    2001年、20歳でロータリーに入会。25歳でNorth Rockland (Haverstraw)ロータリークラブ会長を務める(クラブで最年少)。32歳で第7210地区ガバナーとなる。「このような役職には退職した人しかなれないと言う人に対して、別の方法もあると見せたかった」と話す。

    若年パストガバナー委員会、規定審議会と決議審議会の代表議員、RI会長代理を歴任。第28/32ゾーンサミットの委員長、第32ゾーンロータリーコーディネーター補佐、中西部・北東部会長エレクト研修セミナー委員長といったゾーンのリーダーシップの役職を務める。継続性と協力を重んじるケスラー氏は、地区を先導する過去・現地区リーダーから成る委員会である、第7210地区執行委員会のメンバーでもある。

    夫であり、5人の子どもの父親として、できる限りロータリー行事、プロジェクト、例会に家族の参加を積極的に推進。子どもは全員、インターアクト、RYLA、ロータリー青少年交換、その他の青少年プログラムに参加している。ロータリアンであるビッキー夫人と共に、ニューヨーク州のホープウェル・ジャンクションに在住。

  • アントニオ・エンリケ・バルボサ・デ・バスコンセロス

    2023-25年度理事
    Fortaleza-Alagadiçoロータリークラブ(ブラジル)

    フォルタレザ大学より土木工学の学位を取得。建設・エンジニアリング事業分野で事業を展開する三つの企業のオーナー。

    自身が所属するロータリークラブが設立された1969年に生まれ、ガバナーを2度務めた父の影響を受け、ロータリーに囲まれて育つ。ペンシルベニアでのロータリー青少年交換を通じて、家族に深く浸透することとなる生涯の友好関係を育み、その体験から22年後、娘の一人が交換留学で同じホストファミリーの家に滞在。

    恩返しと定期的に父親と会う機会を求めて、1996年にロータリーに入会。38歳で第4490地区ガバナーとなる。以来、研修リーダー、ロータリーコーディネーター、ロータリー財団地域コーディネーター、規定審議会代表議員、研究会実行委員長、RI会長代理、2020年RI国際大会推進委員会委員など、RIで多くの役割を歴任。また、地域コーディネーターや恒久基金/大口寄付アドバイザーとして、ロータリー財団を支援。ブラジルでは、2009年からブラジルにおけるロータリーの協力財団の理事を務め、「Rotary Brasil」誌のコラムニストを6年間務めた。

    ロータリーで最も印象に残っているのは、クラブとともに四輪駆動車でセアラ州の僻地まで行き、物資やサービスを届けた奉仕活動で、そこで、40年前から車椅子を必要としていたポリオサバイバーに車椅子を贈呈。2010年にリオデジャネイロ州で大規模な土砂崩れや洪水が発生した際、2,000個のシェルターボックスの配送を調整。新型コロナウイルスで母親を亡くし、「Information Saves Lives」キャンペーンを主導。ブラジル中のロータリークラブやローターアクトクラブを巻き込んで、ソーシャルメディア、従来メディア、屋外広告などを通じて、予防接種の重要性を訴えた。

    「ロータリー最大の課題は、地域社会でより積極的に活動すること」とし、「地域社会でより大きなプロジェクトが行われれば、会員が増え、公共イメージが高まり、ロータリー財団への寄付も増える」と話す。

    在セアラ州ルクセンブルク大公国名誉領事の肩書きを持つ。余暇には、ブラジルとアメリカの各地をバイクで走るのが趣味。セアラ州のブラジリアン・ハーレーダビッドソン・オーナーズ・グループのフォルタレザ支部のディレクターを務めた。

    ポール・ハリス・フェローであり、ベネファクター、遺贈友の会会員、メジャードナーとして、妻のレナータ・マセドさんとともにロータリー財団を支援。超我の奉仕賞の受賞者。

  • アルベルト・チェッキーニ

    2022-24年度理事
    Roma Nord-Estロータリークラブ
    イタリア

    イタリアでエンジニアリングの分野で最も歴史のある会社の一つ、Idoresse Engineeringで唯一の運営者兼技術ディレクター。1988年、ローマのSapienza Universityから土木工学の学士号と修士号を取得。また、ローマ、ミラノ、マスカット(オマーン)、香港に事務所を持つエンジニアリング会社、3TI Progetti Italiaのパートナー、理事、技術ディレクターも務める。自ら先導または立案に携わった多くのプロジェクトの中には、ケニアでの水と衛生設備の改善、オマーンでの新たな空軍基地の建設、シチリア島のProvincial Roadの再建などが含まれる。また、ローマ、ミラノ、マスカット(オマーン)、香港に事務所を持つエンジニアリング会社、3TI Progetti Italiaのパートナー、理事、技術ディレクターも務める。自ら先導または立案に携わった多くのプロジェクトの中には、ケニアでの水と衛生設備の改善、オマーンでの新たな空軍基地の建設、シチリア島のProvincial Roadの再建などが含まれる。

    ロータリーとの最初の出会いは、1988年にAnzio-Nettunoローターアクトクラブの創設会員となったことである。1994年にロータリークラブに入会後、委員会委員、ロータリー公共イメージコーディネーター、研修リーダー、地域コーディネーター、アドバイザー、ガバナーエレクト研修セミナー進行役、国際協議会の講演者など、ゾーンや国際レベルでRIのために尽力。ロータリーの青少年プログラムでの経験を生かし、ローターアクト/インターアクト委員会委員長と副委員長や2014年のシドニーにおけるローターアクト大会前会議の委員長を務める。また、国連食糧農業機関、国際農業開発基金、世界食糧計画といったローマに拠点を置く団体へのRI代表も務める。さらに、バチカンの聖菅区へのRI代表でもある。

    2018年6月に、ローマのコロッセオでポリオ根絶のための募金活動を主催。この行事には、映画『グラディエーター』に出演したラッセル・クロウ氏やコニー・ニールセン氏も出席し、オーケストラの生演奏付きで映画の上映も実施。最終的に50万ドルの寄付が集まった。また、インドのデリーで全国予防接種日に参加したほか、ギニアビサウでは蚊帳の配布も行った。

    パドヴァとローマで生活している同氏は、空き時間にエクササイズ、旅行、ゴルフ、読書を楽しむ。

    超我の奉仕賞ならびにロータリー財団特別功労賞を受賞。マルチプル・ポール・ハリス・フェロー、べネファクターとして財団を支援。

  • ギム・ボク・チュウ

    2023-25年度理事
    Bugis Junctionロータリークラブ
    シンガポール

    シンガポールで生まれ、1981年にリバプール大学(英国)でコンピューターサイエンスの優等学位を取得後に帰国し、連続起業家、ベンチャーキャピタリスト、未公開株ファンドマネージャーとしてのキャリアを開始。最初の事業であるITシステムインテグレーターを開業後、倒産した食品加工会社を立て直し、新規株式公開まで成長させた。現在は引退し、ファンドマネジメントの持ち株会社のほか、シンガポールで不動産会社や不動産管理会社を経営。

    1996年にロータリー入会。2013年にガバナーを務め、以後、ロータリー財団地域コーディネーター補佐、ロータリー公共イメージコーディネーター補佐、ロータリーコーディネーター、研究会実行委員長など、ゾーンや国際レベルの役割を歴任。2024年にシンガポールで開催されるロータリー国際大会のホスト組織委員長。

    ロータリー以外では、地元のボランティアとして活躍し、シンガポールのPeople's Association(草の根的なアプローチで、シンガポールの多様な人々の間で人種と社会の調和を促進する政府機関)で約30年間奉仕している。地域社会に根ざしたインターアクトクラブとローターアクトクラブの設立を支援し、People's Associationの青少年グループとロータリーの相乗効果を生み出し、現在も活動中。シンガポール社会への貢献が認められ、2005年にシンガポール大統領から「公共サービス賞」のメダル、2012年に「公共サービススター」のメダルを受賞。また、地元の刑務所でボランティア活動を行い、二つの宗教団体の会長、三つの国の信託団体の評議員、在シンガポール・スロバキア共和国名誉領事も務めている。

    地元の新聞で世界的なポリオ根絶活動の記事を読んでBugis Junctionロータリークラブへの入会を決意。偉大なことを成し遂げるためのパートナーシップの力を提唱している。「ビジネスパーソンとして、相乗効果を生み出し、パートナーシップを活用することを強く意識している。1+1は2以上、11になることもある」と話す。

    ロータリークラブや外部団体と連携し、インドネシアでの口蓋裂手術やマレーシアでの義肢装着支援などで、このアプローチを実践している。また、クラブがコーディネートした別のプロジェクトでは、インドネシアの医師が時間を割いて白内障手術を行い、1回わずか50ドル程度でレンズを埋め込むための資金集めにも貢献。「孫を見たことがない高齢者が、初めて孫を見ることができた姿を想像してみてほしい。これらは、私がロータリーを通じて目撃することができた、人生を変える体験の一部」だと話す。

    超我の奉仕賞の受賞者。妻のフィリースさんと共に、アーチ・クランフ・ソサエティ(委員長サークル)会員。

  • パトリック・ダニエル・チサンガ

    2022-24年度理事
    Nkwaziロータリークラブ
    ザンビア

    公認ガバナンス専門家であり、London School of AccountancyのChartered Governance Insitute(英国)およびInstitute of Directors of Zambiaのフェロー。コーポレートガバナンスについて世界銀行に助言を行った経験があるほか、Institute of Directors of ZambiaとAfrican Corporate Governance Networkの会長を歴任。

    ザンビアで約20年間、官民両方のセクターで勤務し、1994年に早期退職をするまで、数多くの企業や団体のCEOや会長を歴任。退職後は、自身が1987年に設立したMuchanga Investments Ltd.という家族経営の企業運営に専念し、会長を務める。さらに、アフリカ全土でコーポレートガバナンスとリーダーシップ開発に特化したコンサルティング会社、Dynamic Concepts Ltd.の会長兼コンサルタントリードも務めるほか、ほかの地元や海外の企業の理事も務める。

    インターアクト会員としてロータリーファミリーに仲間入りし、高校生だった1968年、短期のクラブ間の交換でケニアを訪れ、当時の地区ガバナー宅に滞在。「ガバナーの人類への献身に心を打たれ、いつかロータリーで地区ガバナーを務めると決めたのです」と話す。

    1986年、Nkwaziロータリークラブの創設会員となり、1998年、目標を達成し、第9120地区ガバナーに就任。同地区では初めての非白人系ガバナーとなり、これが自身と地区にとっての分岐点となったと振り返る。

    ガバナーとして、保健、衛生、安全な水、僻村での安全な橋の建設といったプロジェクトを実施し、地区内の支援を必要とする地域社会を支援。その後、ドイツの地区大会にてRI会長代理を務めた際、ザンビアの学校のインフラを改善するプロジェクトの立ち上げに対して自身のネットワークを生かして支援。このプロジェクトはロータリー財団のいくつかの補助金を受領しており、現在も進行中。

    国際ロータリーでは、会員増強委員会、Reach Out to Africa委員会、研修リーダー、ロータリー研究会委員長など、さまざまな委員会で活躍。また、アフリカ南部・東部のガバナー会を含む、地域的なロータリーの組織でも委員長を務める。

    超我の奉仕賞ならびにロータリー財団特別功労賞を受賞。パートナーのペトロネラさんと共に、メジャードナー。

  • イブ・コンウェイ-ガジ

    2023-25年度理事
    Redbridgeロータリークラブ
    英国

    マルチメディア・ジャーナリスト。ロンドン大学クイーンメアリー校で英語学の学士号を取得後、新聞記者として勤務。ロータリー国際親善奨学金を得て、イリノイ州エバンストンのノースウェスタン大学メディルジャーナリズム・スクールで放送ジャーナリズムの修士号を取得。その後、ロンドンに戻り、テレビとラジオのジャーナリズムの分野でキャリアを積み、BBC Newsで20年間、レポーターとプロデューサーとして活躍。

    2000年、ロンドン地域の複数クラブで講演を行った後、ロータリーへの招待を受ける。2012年には、ロンドン地域のロータリー地区で初の女性ガバナーとして就任。2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックでは、ポリオを克服したジャマイカ人パラリンピアンへのレセプションをはじめ、数々のロータリー行事を企画。また同年、ムンバイのパートナーと協力し、インドのジャワール地方の地域社会で、出産時の問題を防ぐことを目的とした職業研修チームを立ち上げ、成功を収める。

    2016-17年度にグレートブリテンおよびアイルランドにおける国際ロータリー(RIBI)の会長を務める。同年、Purple4Polioキャンペーンを立ち上げ、自ら情熱を注いでいるポリオ根絶活動に英国とアイルランド中のロータリアンが参加できるようリーダーシップを発揮。このキャンペーンの成功により、RIBIのクラブの80%が参加し、ポリオ根絶のための寄付が前年度より19%増加。さらに、このキャンペーンに関する報道は900件以上にのぼり、一般の人びとの認識向上にも貢献。現在、End Polio Now:Countdown to Historyキャンペーン委員会の副委員長を務めている。また、「絶滅危惧種のためのロータリー行動グループ」理事を歴任。

    インドの全国予防接種活動(NID)に参加するため、英国のロータリアンと共に何度も渡航し、BBCやインディペンデント紙の一流ジャーナリストと共にこのテーマを取材。また、BBCが制作したパキスタンの乳がん撲滅に関するドキュメンタリーや、RIBIが会員増強とマーケティングキャンペーンに使用した30以上のビデオも制作。「ロータリーのおかげでジャーナリストとしてのスキルを身につけることができたので、ロータリーが与えてくれたものをお返しすることができた。ロータリーとは、命を救うインパクトのあるプロジェクトであることを伝えなければならない」と話す。

    2007年、BBCニュースとの協力の下、ロータリー青少年市民賞を創設し、青少年に関するポジティブなストーリーの推進に注力。ロータリー以外では、シンガーソングライターで活動家のアニー・レノックス氏が設立した非政府組織The Circleの一部であるThe Media Circleの議長を務めており、世界中の女性や女児のエンパワメントに取り組んでいる。

    亡き夫のロバート・ガジさんとは、ロータリーを通じて知り合い、共にメジャードナー、遺贈友の会会員としてロータリー財団を支援。

  • ダニエル C. ヒメルスパッチ

    2023-25年度理事
    Denver Mile Highロータリークラブ
    米国、コロラド州

    モンタナ州南東部の羊と牛の牧場で育つ。サウスダコタ鉱山・技術学校で化学の学位を取得。DuPont社で化学エンジニアとして短期間勤務した後、陸軍工兵隊の将校として米国陸軍に入隊。その後、デンバー大学ロースクールで法学博士号を取得し、ハーバード大学ロースクールのProgram on NegotiationからMaster Negotiation Certificateを取得。

    デンバーの大手法律事務所の一つで弁護士として勤務し、ほか3名の弁護士とともに設立した事務所で弁護士として活動。その後、紛争解決事務所であるDispute Management Inc.を設立し、7,000件を超える訴訟の調停と100件を超える仲裁を行った。

    1993年にロータリー入会。ガバナーを務めた後、ポリオ根絶コーディネーター、ロータリー財団地域コーディネーター、研究会の教育週間研修リーダーなど、複数の地区およびゾーンの指導的立場を歴任。2016年規定審議会で採択された制定案16-21(クラブの柔軟性に関する規定の提案)に貢献。また、2017年から2020年まで、規定審議会の代表議員を務める。

    地元や海外で数多くの奉仕プロジェクトに従事。その中には、カトマンズの複数ロータリークラブと長年にわたって協力し、ネパールの山岳地帯に水を提供するプロジェクトも含まれる。実際に現地を訪れた際、この活動が、水運びから解放され、起業家となった女性たちの経済力向上プロジェクトに発展していることに驚かされたと話す。「ロータリー財団の魅力は、地元のロータリークラブとパートナーとして協力することだと実感している。ロータリークラブのネットワークを通じて利用できる質と範囲に関して、ロータリーのほかに世界的な広がりを持つ団体を私はほかに知らない」と話す。

    デンバーを拠点とする二つの非営利団体で理事を務める。一つは世界情勢や文化への理解を深める「WorldDenver」、もう一つは若者や成人に批判的思考力を教えるカリキュラムを開発する「BrainWise」。

    妻のレスリーさんと共にポール・ハリス・ソサエティ会員、遺贈友の会の会員、メジャードナー。ロータリー財団の功労表彰状をはじめ、ロータリー奉仕に対して複数の賞を受賞。

  • ジェレミー・ハースト

    2022-24年度理事
    Grand Caymanロータリークラブ
    ケイマン諸島

    イングランドのロチェスターに生まれ、1988年にケイマン諸島に移住。ケイマン諸島やカリブ海地域で不動産サービスを幅広く展開するIRGグループ企業の所有者であり、運営に携わる。

    Cayman Islands Real Estate Brokers Associationの元会長であり、Cayman Islands Investment Councilの創設会員、現在はGlobal Advisory Boardの会長を務めるほか、Leading Real Estate Companies of the World(LeadingRE)の理事を務める。

    四つのテストを自身の事業に適用したことで、特に会社の従業員にポジティブなインパクトがもたらされたというハースト氏は、「ロータリーへの私のかかわりと、私のビジネスは共に大きくなっており、互いに関連し合っている。ロータリーのベストな部分をビジネスに取り入れ、私のビジネスの良いところをロータリーにも取り入れてきた」と話す。

    1988年にロータリーに入会し、RI会員増強委員会、パートナーシップに関する合同委員会、RI会長代理も複数回歴任。

    カリブ海地域におけるロータリーの災害救援活動の管理に深く関与しており、2018年のハリケーン「イルマ」と「マリア」が連続して発生した際には、災害委員会の委員長を務める。また、2009年には、ロータリアン緊急災害イニシアチブ会議(REDI)を立ち上げる。水と衛生の取り組みに熱心で、ハイチの全市民に安全な水と改善された衛生設備を届けるロータリー主導のパートナーシップ、「HANWASH Inc.」の創設メンバー兼執行委員会委員長でもある。「規模を拡大するというコンセプトをモデルに、ロータリー財団の高インパクトで持続可能なベストプラクティスを応用している」と話す。

    地図製作者でもあるハースト氏は、アンティーク地図収集、ラグビー観戦、ボート、旅行、孫との時間を楽しんでいる。ミシェル夫人と共に、ロータリー財団メジャードナー、遺贈友の会、ポール・ハリス・ソサエティ、ポリオプラス・ソサエティ会員。ロータリー財団特別功労賞を受賞。

  • ハンス-ヘルマン・カステン

    2023-25年度理事
    Aachen-Frankenburgロータリークラブ
    ドイツ

    弁護士であり、実業家。ミュンスター大学で法学士号を取得後、営業とマーケティングの分野でキャリアを積み、Allianz、Generali、Provincialの大手保険会社3社に勤務(いずれの会社でも理事を担う)。保険会社から離職後は弁護士として8年間業務を行い、2021年に退職。以来、ロータリーに専念している。

    2003年にロータリーに入会。ロータリアンとしての生活を通じ、青少年プロジェクトに力を注ぐ。クラブでは、アルメニアで幼児の識字率向上や植樹プロジェクトを支援し、ドイツでは移民や難民の若者にドイツ語や養蜂、水泳を教えるプロジェクトに従事。2016-17年度ガバナーとして、「より多くの若者と女性、よりカラフルで明るいロータリー」をモットーに多様性とインクルージョンを推進。

    RIでは研修リーダーを務めたほか、規定審議会代表議員を2度務め、ドイツ、スイス、オーストリアのドイツ語圏地区の研修と立法案の調整を担当。2022年には、ローターアクターによるロータリークラブ例会への出席を認めるという立法案を作成し、採択を得る。「ロータリーとローターアクトは、互いについてもっと学ぶべき」と話す。

    地元の市議会議員であり、元教育委員長。また、Young Christian Democratic Unionのメンバーとしても活躍。

    ポール・ハリス・フェロー。また、パートナーのナージャ・ピカードさんと共にメジャードナー。

  • ムハンマド・ファイーズ・キドワイ

    2022-24年度理事
    Karachi Karsazロータリークラブ
    パキスタン、シンド州

    建築、都市計画、不動産開発、ホスピタリティ企業であるCG Global会長。NED University of Engineering and Technologyを1983年に卒業し、ハーバード大学のAga Khan Program of Islamic Architectureより、ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルにおける研究フェローシップを授与される。社会的責任のある建築の専門家であるムハマド氏は、都市部での住宅プロジェクト、大規模都市開発、都市計画プロジェクトの骨子を立案。

    1980年にローターアクトに入会したムハマド氏は、パキスタン出身で初のロータリー理事。1986年、カラチからカナダへのロータリー研究グループ交換に赴いた際、パンアメリカン航空73便でのハイジャック事件で負傷。「もし、生きる機会が与えられたら、人生を人類の幸福のために捧げると誓った。ロータリーへの入会もその時に決心した」と話す。

    1987年にロータリーに入会し、1993年にKarachi Karsazロータリークラブの創設会員となる。ロータリーがパキスタンでポリオ根絶活動を開始して以来、同国での根絶活動に積極的に関わる。1997年、カラチ郊外にロータリー地域社会共同隊(RCC)を設立し、今日までプロジェクトでクラブと協力している。

    パキスタンでの識字と質の高い教育を支援することを目的としたRotary Pakistan Literacy Missionの設立者兼委員長。ロータリーのすべての重点分野を網羅するプロジェクトでは、カラチ近郊のタッターという場所に持続可能な村のモデルを創設し、洪水の被害を受けた160の家族を支援。また、パキスタンのアフガニスタン難民の支援にも関わり、5万人以上のアフガニスタン難民を支援する取り組みの共同委員長を務め、アフガニスタンの女児や女性の教育とエンパワメントを推進しながら、貧困と飢餓に立ち向かうためのプロジェクトに携わる。ロータリーがパキスタンで最も影響力のある奉仕団体となることを希望していると話す。

    超我の奉仕賞、ロータリー財団特別功労賞、ロータリー財団功労表彰状を受賞。妻のウズマさんと共に、ロータリー財団のメジャードナー。 

  • レナ J. マイアスコーグ

    2022-24年度理事
    Enebakkロータリークラブ
    ノルウェー

    1997年より、ノルウェー陸軍Defence Staff Norwayの最高運営管理責任者。また、家族に代々伝わる農場の所有者でもあり、運営を担当。NHH Norwegian School of Economicsより経済とビジネス経営の修士号、オスロ大学より、教育の準修士号を取得。1997年以前は、ノルウェー発の女性戦闘機パイロットを目指して、ノルウェー王立空軍に勤務。また、教師としても勤務した経験や、地元の起業家が事業を始める支援を提供した経験を持つ。

    1997年、クラブ初の女性ならびに最年少会員として入会。ポリオ根絶ゾーンコーディネーター、ロータリーコーディネーター、規定審議会代表議員、RI会長代理を歴任。多地区合同の運営グループであるNorsk Rotary Forumの委員長を務めたほか、世界中から集まった障害のある若い成人が、健常者と一緒に活動するキャンプ、Handicamp Norwayという全国規模のロータリープロジェクトに携わる。

    理事としての任期中も、フルタイムで勤務することにしており、クラブと国際ロータリー間の距離を縮めるために自らの経験とスキルを生かしたいと話す。「ロータリーとは、クラブ会員が自ら作り出すもの。ロータリーにおいて二つとして同じクラブはない。ノルウェーでうまくいくことがバングラデシュで同じとは限らない。その意味で、理事会で自分自身や自分の地域を代表しているのではなく、世界を代表している」と話す。

    仕事、農場、ロータリーに加え、スポーツ、読書、訪問する場所の歴史と文化を学ぶことを楽しんでいる。

    べネファクターならびにメジャードナーとしてロータリー財団を支援。「これから知ることもないプロジェクトや会うこともない人たちの支援となるとしても、自分の寄付が誰かの人生を変えると信じているため、寄付を行う」と話す。

  • アニルダ・ロイ・チョウドリー

    2023-25年度理事
    Calcutta Mega Cityロータリークラブ
    インド

    電気技師であり、第一世代の起業家。1980年に少額の融資を受けてZoom 16 Color Film Laboratoryを設立。現在、Zoomエンタープライズ(オンライン会議プラットフォームとは異なる)は250人以上の従業員を擁し、デジタル画像処理、医療用3Dプリント、大判プリントを専門としている。同エンタープライズは、電気モーターとドライブ、ヘルスケア診断、薬局など、他の事業分野にも及んでいる。

    1995年、クラブ創立会員としてロータリーに入会。ガバナー在任中には、450名の新会員入会と11の新クラブ設立を達成し、地区から財団に613,000ドルを寄付。その後、ロータリー公共イメージコーディネーター、ロータリーコーディネーター補佐、ロータリー財団コーディネーター補佐、RI会長代理を5回務めたほか、ロータリー財団専門家グループメンバーとしてRIに貢献。また、Eastern India Rotary Welfare Trustの管理委員も歴任。

    ロータリーに入会して間もない頃、社会動員活動に携わり、インドの全国予防接種活動(NID)でイスラム教徒のコミュニティと協力。その際、飲料水の不足や未就学児童といった課題について学ぶ。「この経験から奉仕志向の人間へと急速に変わっていった」と話す。

    ロータリーを通じた識字率向上の推進に情熱をもち、2,700万人の学生を対象に無料のデジタルコンテンツを提供する「Rotary India Literacy Mission」の執行委員、また、レソトで整形外科と眼科手術の医師を養成するロータリー財団グローバル補助金プロジェクトのリーダーも務めている。理事というロータリーのリーダーとして次のステップに進むことを熱望するものの、それには謙虚でいることが大切だと話す。「結局のところ、私は一人のロータリアンに過ぎない。自分のできる範囲で地域社会に奉仕することが私の情熱。私たちは皆、同じ目的を持って活動している」と話す。

    ベンガル全国商工会議所、中小企業連盟、コルカタ商工会議所(現理事)など、地元の経済団体で活躍。また、Zoom財団を設立し、サラセミア(遺伝性疾患)の子どもたちを治療するための血液学診断センターへの資金援助など、健康事業を推進している。

    超我の奉仕賞、ロータリー財団功労表彰状、特別功労賞の受賞者。配偶者のシプラさんと共に、メジャードナー(レベル3)および遺贈友の会会員として財団を支援。

  • 佐藤芳郎

    2022-24年度理事
    岡山南ロータリークラブ
    日本、岡山県

    1986年以来、税と一般的なコンサルティング業務を専門とする会社を経営する公認会計士。2016年より、中国銀行のディレクターも務めた。

    慶応大学より会計の修士号を取得後、Arthur Andersen社、現在はデロイト社と提携しているTohmatsu & Co社に勤務。その後、自身の会社、佐藤芳郎会計事務所を立ち上げる。公認会計士協会中国会や日本公認会計士協会西日本協議会を含む、地域の専門家グループでリーダーとして活躍。

    障害のある人たちによる自立した生活を支援する団体、旭川荘を個人的、またクラブと共に積極的に支援。また、渡辺和子記念ノートルダム育英財団奨学金の理事を歴任。

    1989年に岡山南ロータリークラブに入会後、地区や全国レベルでの数々の委員会で活発に活動。第2690地区ロータリー財団監査委員会委員長、日本のロータリー100周年執行委員会委員、国際ロータリー日本多地区合同青少年交換委員会委員を歴任。ゾーンレベルでは、RI理事指名委員会の招集者、研修リーダー、ロータリー研究会のセッションのパネリスト、RI会長代理を務める。また、日本のロータリー地区が、日本での学業研究を目指す海外の学生のために実施しているロータリー米山記念奨学会の寄付者でもある。

    メジャードナーやアーチ・クランフ・ソサエティ式典のためのゾーン行事を含め、様々なファンドレイジング行事を主催することに加え、アーチ・クランフ・ソサエティ会員、ポール・ハリス・ソサエティ会員、べネファクター、遺贈友の会会員としてロータリー財団を支援。

  • ベス・スタッブス

    2023-25年度理事
    Maryvilleロータリークラブ
    米国、テネシー州

    プリマス州立大学で学位を取得した公認会計士。メアリービルの会社で公認会計士として勤務後、1994年に個人事務所を設立し、中小企業経営者の口座管理、財務、出口戦略に関するコンサルティングに専念。また、夫の経営するTrinity Benefit Advisors社の最高財務責任者を14年間務めた。米国公認会計士協会およびテネシー州公認会計士協会の会員。

    8歳のとき、父と一緒にロータリークラブの例会に出席するようになり、1991年にメアリービル・ロータリークラブに入会。財務委員長、財団委員長、リーダーシップ育成・教育委員長など、さまざまな役職を歴任。これまでに21回の国際大会に出席したほか、国連でのロータリーデーのためにニューヨークを訪問、インドでの全国予防接種活動(NID)に参加、クラブ提携プロジェクトのためにメキシコを訪問など積極的に活動し、国内のさまざまなゾーン会合にも出席。

    ロータリーの友人と出席したニューオーリンズのゾーン会議で、国際親善奨学金と研究グループ交換について学び、その後、友人と協力し、地区でこれらの活動を立ち上げるために奔走。「ロータリーには素晴らしい世界があると知り、それをメアリービルにも広めたいと思った」と話す。

    「小さくとも力強い」メアリービルのクラブで袋詰めをして学校の子どもたちに食料を届けるだけでなく、地区と協力し、「パープル・ピンキー」ドーナツの販売やその他の募金活動を通じて、ポリオ根絶のための130万ドルのファンドレイジングを達成。地区での立ち上げに貢献した衛生クラブは今も健在である。「理事会でCFOとしてのスキルを生かし、ゾーン内のクラブと協力して、ロータリーとその可能性についての知識を深めることを楽しみにしている」と話す。

    発達障がい者を支援するMichael Dunn Centerや、地元の退職者コミュニティ組織であるAsbury Placeなど、地元非営利団体の理事を歴任。また、Toastmasters Internationalでは役員を務め、教会ではいくつかの委員会で活躍している。余暇には読書、旅行、テネシー大学のフットボールとバスケットボールの試合観戦を楽しむ。

    夫のトニーさんと共に、アーチ・クランフ・ソサエティ会員としてロータリー財団を支援。

  • T.N. “ラジュ” スブラマニアン

    2023-25年度理事
    Deonarロータリークラブ
    インド

    インドの高等法院および最高法院の上級弁護士。ムンバイ大学で経済学と法学の学位を取得。民法の分野では、多国籍企業、州政府、地方政府、クリケット委員会、教育機関などをクライアントに持つ。また、エイズ差別訴訟や環境訴訟などの無報酬活動も行っている。

    1987年にクラブ創立会員としてロータリーに入会。全国予防接種活動(NID)でポリオワクチンを投与し、低所得地域で小児心臓手術を無料で提供するクラブのグローバル補助金プロジェクトを支援するなど、さまざまなクラブプロジェクトに参加。

    ロータリーで経験した最も素晴らしい瞬間のひとつは、クラブが実施した学校プロジェクトによって、子どもたちが良い影響を受けたことで、このプロジェクトを通じて、母国語以外の言語を学ぶ機会が限られている子どもたちに、英語、コンピュータの読み書き、生活スキルの学習を支援。「卒業後、公認会計士や建築家、エンジニアになった子どもたちを見るのが本当にうれしい。彼らの前には大きな人生が待っている」と話す。

    RIでは、選挙審査委員会、定款細則委員会、規定審議会組織委員会の委員として貢献。また、ロータリー研究会実行委員長、研修リーダー、研修リーダーサポート役、ロータリー財団地域コーディネーターのほか、パストガバナーのロータリー親睦活動の理事を歴任。最もやりがいのあった二つの職務は、研修リーダーと、2022年規定審議会の副議長(議長が新型コロナにより欠席)だったと振り返る。

    妻のヴィディヤさんと共に、ポール・ハリス・ソサエティ会員、アーチ・クランフ・ソサエティ会員、ベネファクターとしてロータリー財団を支援。超我の奉仕賞とロータリー財団功労表彰状の受賞者。

  • ヨン・ホー・ユン

    2023-25年度理事
    Masan Southロータリークラブ
    韓国

    観光業界を代表する韓国観光協会の会長。ソウルデジタル大学を卒業後、慶南大学経営大学院で経営学修士号を取得し、現在400人以上を雇用する複数の企業を経営している。Hotel International Changwonのオーナー兼会長であるほか、運輸、貨物、レンタカー会社なども経営。

    慶尚南道観光協会と大韓トラック協会の二つの専門団体の会長を歴任。韓国政府から二つの賞(観光振興の功績を称えられシルバータワー賞、トラック運送業界への貢献を称えられストーンタワー賞)を受賞している。

    1983年、友人の勧めでロータリーに入会。その後間もなく、クラブで休日に地元の高齢者に食事を提供するボランティア活動に参加。2013-14年度ガバナーとして、地区初のロータリー財団への100万ドルの寄付を実現。

    また、恒久基金/大口寄付アドバイザーを3年間務め、ゾーン内に51名のアーチ・クランフ・ソサエティ会員を追加することに貢献。さらに、ロータリー公共イメージコーディネーター補佐として活躍し、研修リーダーを2度歴任。「国際協議会では、意思決定を行う際に、参加者のアイデアや見解を集めることがいかに重要であるかを学んだ」と話す。

    超我の奉仕賞とロータリー財団特別功労賞を受賞。妻のヘイ・ソク・リーさんとともに、アーチ・クランフ・ソサエティ会員(管理委員会サークル)。

  • ジョン・ヒューコ

    事務総長兼最高経営責任者
    Kyiv ロータリークラブ
    ウクライナ

    国際ロータリーとロータリー財団事務総長兼最高経営責任者。2004年から2009年にかけて、世界最貧国への対外援助を行うために2004年に設立された米国政府機関、ミレニアム・チャレンジ公社の副社長として活躍。

    ツイッター:@johnhewko
    フェイスブック:ヒューコ事務総長のページ

2023-24年度RI理事会委員会

執行委員会

定められた方針に従い理事会に代わって行動し、ガバナンスおよびその他の重要事項に関して理事会に助言を与え、RI財務委員会から理事会に報告するための推奨事項を検討します。

委員長

ジェレミー S. ハースト

会員

ゴードン R. マッキナリー

ステファニー・アーチック

パトリシア・メリーウェザー-アルジェシ

ドリュー・ケスラー

パトリック D. チサンガ

レナ J. マイアスコーグ

運営委員会

以下の委員会から理事会への報告のための推奨事項を審査します:選挙審査委員会、地区編成委員会、審議会運営委員会、定款細則委員会。

委員長

パトリック D. チサンガ

副委員長

ダニエル C. ヒメルスパッチ

会員

ムハンマド・ファイーズ・キドワイ

佐藤 芳郎

トリチャール “ラジュ” スブラマニアン

ロンダ E. スタッブス

ハンス-ヘルマン・カステン

プログラム(参加者体験)委員会

会員増強委員会、RIプログラム委員会、国際大会委員会、合同テクノロジー委員会、合同コミュニケーション委員会、合同ラーニング委員会、および合同DEIタスクフォースからの理事会への報告に関する推奨事項を検討します。

委員長

レナ J. マイアスコーグ 

副委員長

アントニオ・エンリケ・バルボサ・デ・バスコンセロス

会員

アルベルト・チェッキーニ

イブ S. コンウェイ-ガジ 

アニルダ・ロイ・チョウドリー 

ギム・ボク・チュウ 

ヨン・ホー・ユン 

理事会の規定審議会諮問委員会

決議審議会および規定審議会に関し、理事会に助言を提供します。

委員長

トリチャール “ラジュ” スブラマニアン

副委員長

ダニエル C. ヒメルスパッチ

会員

レナ J. マイアスコーグ

ドリュー・ケスラー

ロンダ E. スタッブス

最近の理事会決定

理事会会合の開催日

RI委員会

そのほかのロータリーのリーダーについて