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国際大会カウントダウン

世界への玄関口

ドイツの主要な港湾都市として知られるハンブルグは、何世紀にもわたり街の魅力を形作ってきました。河川の湾曲部に佇み、この地域の貿易を守ってきた18世紀の要塞『ハンマブルク(Hammaburg)』までその地名を遡るハンブルグは、現在でも都市国家としてその独立性を維持しており、「自由ハンザ都市ハンブルク」として知られています。今日、ハンブルグの市民は自らを誇りを込めて『ハンズアーテン(Hanseaten)』と呼んでいます。

2019年ハンブルグ国際大会の登録はriconvention.org/jaから。

写真:Shutterstock.com

中世の全盛期には『世界への玄関口』として名を馳せたハンブルグ。これは今でもこの街の公式スローガンとなっています。19世紀から20世紀には500万人もの移住者がハンブルグの港から外国へと旅立っていきました。彼らの歴史や背景はバリンシュタット海外移住者博物館で知ることができます。また、国際海洋博物館ではハンブルグの海に関する歴史を紹介しています。

ハンブルグは今日、ヨーロッパの中でも最も混雑する港町の一つとなっており、2017年の取扱港湾貨物量は1億3,600万トンに上ります。またクルーズ船の目的地としても人気があり、見どころも多く、改装した貨物船で食事を楽しんだり、川船の上にある教会に立ち寄ったりすることもできます。川下りツアーも数多くあるので、船からハンブルグの港湾の風景をお楽しみいただけます。

ハンブルグはグローバル化という背景から、ビジネスや文化、テクノロジーの近代的かつ多文化的な拠点としてその重要性が高まっており、相互に関連し合う世界において中心的な役割を果たしています。

• 『The Rotarian』誌のこのほかの記事(英語)もご覧いただけます。