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世界中で活躍する「世界を変える行動人」

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米国

二分脊椎を患う娘のために全地形対応の車いすが欲しいというある女性の願いから、ジョージア州の複数の高校にまたがる取り組みが生まれました。2019年2月に、ウッドストックにあるロボット工学で有名なエトワ高校インターアクトクラブは、デラウェア大学のモビリティプロジェクトGo Baby Goの協力を得て、機械仕掛けの車いす1号機を完成させました。すると、車いすへの要望はどんどん舞いこんできました。この好反応に、同クラブはカントン、イーストコブ、タッカー、ウッドストックで賛同してくれるインターアクトクラブを集めて、科学技術を生徒の間に広めるためのコンソーシアムであるInteract First Allianceを結成しました。

186カ国で1500万人を超える人びとが毎週ズンバ・フィットネスクラスに参加しています。

アルゼンチン

カンパーナ・ロータリークラブが集めたプロのインストラクターに率いられて、約300名のズンバ愛好家が緊急対応要員のための募金を行いました。2019年5月に開催された集まりでは、地域のボランティア消防士のために熱探知カメラを購入するのに必要な3,000ドルの一部を募金で集めた、とクラブ会長のウォルター・ウェイズマンさんは言います。学校の体育館で行われたラテン系のダンスエクササイズのズンバで、同クラブの80周年記念もおおいに盛りあがりました。最近では、同クラブは高校生には奨学金、農業高校には農機具、眼鏡バンクには眼鏡を提供しています。

イタリア

2012年以降、フェルモ・ロータリークラブは地域の刑務所の受刑者が声をあげられるように力を貸してきました。同クラブは刑務所にコンピューターを設置し、専門的な助言を行ってL’Altra Chiave News(もう一方の重要なニュース)というニュースレターの発行に協力。クラブ会員でジャーナリストのアンジェリカ・マルヴァターニさんは、毎週フェルモ刑務所を訪れ、受刑者と一緒にニュース記事や社説を執筆し、四半期ごとに何百部も発行されるニュースレターのデザインを行います。「ニュースレターを通じて、自分の下した選択に一層責任を感じ、ひとりの男性であり、父親であり、息子であり、兄弟であり、また、ただ単に人間である自分のことを人に分かってもらおうとするのです」

写真提供:Rotary Club of Prague-International

チェコ共和国

2019年5月に、ヴルタヴァ川の岸辺に集った観衆が応援する中、第10回Dragon Boat Charity Challengeで27チームが競いました。プラハインターナショナル・ロータリークラブが主催するこのレースでは、Život 90(高齢者の支援団体)とNadace Naše dítě(虐待を受けた子どもと障がいを抱える子どもの支援団体)とVýbor dobré vůle(障がい者の支援団体)の3団体のために25,000ドルの資金が集められました。漕ぎ手16人とリズムをとるための鼓手ひとりの計17人からなるチームは全力でボートを漕ぎ、和気あいあいと楽しく競いあった、とCzech Dragon Boat Associationの援助を得て大会を企画した同クラブ会員のクリスチャン・ノールさんは言います。チームは企業の同僚やクラブや団体の仲間、友人で組まれました。「誰が勝ったか?もちろん、何十万チェココルナもの寄付を手にした慈善団体ですよ。レースについて言えば、プラハスタレームニェスト・ロータリークラブが優勝しました」とプラハインターナショナル・ロータリークラブ会員のジョセフ・シンパートルさん。2020年大会は5月23日に開催予定です。

インドでは大雨などの気象により日に5名が命を落としています。

インド

2018年8月に大雨で洪水や山崩れが起きると、インド南東の第3181地区や世界中のロータリアンが立ちあがり、被災者のために募金活動を行いました。2019年6月には、Rebuild Kodagu Trust Committeeは1軒につき7000ドル強かかる被災者住宅を25軒も完成させていました。このプロジェクトを押し進める中心的な人物のひとり、2011-12年度ロータリー会長のカルヤン・バネルジーさんが住宅のオープニングを行いました。受益者の選出と建設の手配にはHabitat for Humanity Indiaが協力。3月にはもう25軒が新たなオーナーの手に引き渡される予定です。

— ブラッド・ウェバー

• これは、The Rotarianの2020年4月号に掲載されたストーリーです。