Rotary.org: 管理委員会の決定事項

管理委員会の決定事項


 ロータリー財団管理委員会の決定事項の抄録

 
 

2009年4月

国際ロータリーのロータリー財団管理委員会の会合が、2009年4月20~24日、米国イリノイ州エバンストンで開かれました。下記は、管理委員会決定事項の抄録です。

管理運営に関する事項

管理委員会は、未来の夢計画に関する決定の数項目を承認しました。その決定には、試験地区の選考手続き、試験地区に提供する研修の計画、地区の資格認定手続き、地区指導者の構成、クラブと地区が立案するグローバル補助金、グローバル補助金のパッケージ・グラントに関する項目が含まれています。詳細は、RIウェブサイトに記載される予定です。試験地区は、2009年6月に選ばれます。

管理委員会は、未来の夢計画試験地区の選考に関する2009年1月の決定を次のように修正しました。「管理委員会は試験地区申請書の選考審査を行う際に、現地区ガバナーあるいは元地区ガバナーが、RIとロータリー財団の両方あるいはそのいずれかに対し未納金を抱えているかどうかを考慮に入れる」

寄付増進に関する事項

管理委員会は、ロータリー・センター大口寄付推進計画委員会より報告書を受理しました。同プログラムのための基金として9,500万米ドルを集めるという最終目標に向けて、約3,830万ドルの寄付が寄せられたとの報告を受け、管理委員会は寄付者の寛大な精神に謝意を表明しています。

ポリオ撲滅に向けてゲイツ財団から2億5,500万ドルの追加補助金が授与されたことを受けて、ロータリーは、さらに1億ドルの上乗せ資金を集めていきます。 管理委員会は、寄付者への認証に関するこれまでの決定に次のような修正を加えました。

  • 2009年7月1日から2011-12年度を通じて、少なくとも2千米ドルの寄付を行ったクラブに特別感謝状を贈る。
  • 2011-12年度を通じて、チャレンジ補助金に地区財団活動資金(DDF)の20パーセント以上を寄付した地区に特別感謝状を贈る。
  • 2011-12年度にも引き続き、チャレンジ補助金に対するDDFの寄付1ドルにつき、国際財団活動資金から50セントの比率で上乗せ資金を提供する。この上乗せ資金は、年間300万米ドルを上限に先着順で提供される。

管理委員会は、2009年7月1日以降、移譲可能な財団認証ポイントを最低100ポイントとすることに合意しました。

プログラムに関する事項

管理委員会は、

  • 10件のマッチング・グラントを承認しました。これらは、オーストラリア、カナダ、エチオピア、フランス、ドイツ、ガーナ、グアテマラ、インド、ケニア、ニジェール、ナイジェリア、パラグアイ、スコットランド、南アフリカ、米国のロータリー・クラブと地区が関与するものです。
  • 15件の3-H補助金を承認しました。これらは、ボリビア、カンボジア、カナダ、英国、 ギニアビサウ、インド、ケニア、韓国、メキシコ、ナイジェリア、フィリピン、ポルトガル、台湾、トルコ、ウガンダ、米国、ザンビア、ジンバブエのロータリー・クラブと地区が関与するものです。
  • 抗ポリオウイルス薬開発のための研究を支援して、世界保健機関へのポリオ・プラス補助金を承認しました。

管理委員会は、2009年バーミンガム国際大会に付随して開かれるロータリー学友祝賀行事の計画を承認しましたが、経済の低迷を受けて、2010年モントリオール国際大会では、ロータリー学友祝賀行事を開催しないことに合意しました。同行事は、事前に承認された通り、2011年度に再開される予定です。

資金管理

管理委員会は、2008-09年度に世界中で人道的補助金の報告遵守率が改善されたことに対し、クラブと地区に謝意を表明しました。しかし、1年以上にわたり連続で70パーセントの遵守率を満たしておらず、複数の補助金報告書を提出していない8地区に対し、一時停止の措置を取りました。

また、2009-10年度にモントリオール(カナダ)およびアンカラ(トルコ)で人道的補助金専門家グループの地域研修セミナーを開催することを承認しました。

財務に関する事項

管理委員会は、2009-10年度のプログラムのための合計支出予算に153,263,000 米ドルを承認しました。また、2009-10年度を通じ、ロータリー財団のプログラムの運営、寄付増進、一般管理運営、ポリオ・プラス・プログラムの運営に当てる予算に43,145,000米ドルを採択し、合計予算額は196,408,000米ドルとなりました。 

現在の経済状況を考慮して、管理委員会は、2009-10年度の競争制マッチング・グラントへの国際財団活動資金の予算を、利用可能な資金の10パーセントまでに削減しました。また、大規模なマッチング・グラント・プロジェクトの提唱を希望するクラブと地区には、国際財団活動資金に申請する代わりに、地区財団活動資金を使用するよう奨励しました。

財団の概要

ポール・ハリス・フェロー:1,165,582名
財団ベネファクター:80,207名
大口寄付者:11,070名
2009年4月30日現在

2009年1月

国際ロータリーのロータリー財団管理委員会は、2009年1月17日と18日、米国カリフォルニア州サンディエゴで会合しました。以下は、管理委員会決定の抄録です。

寄付増進および認証に関する事項

38人のロータリアンが、ロータリー財団への卓越した奉仕に対するロータリー財団特別功労賞の2008-09年度の受賞者として選出されました。また管理委員会は、2009年(バーミンガム)国際大会において表彰される、ロータリー財団学友人道奉仕世界賞の受賞者を選出しました。

現在までに7,300万ドルの寄付および誓約が、ロータリーの2億ドルのチャレンジに寄せられています。そのうち、6,200万ドルが現金寄付で、1,100万ドルは個人、クラブ、地区からの誓約です。

プログラムに関する事項

管理委員会は、現地区ガバナーあるいは元地区ガバナーが、RIとロータリー財団の両方あるいはそのいずれかに対し未納金を抱えている場合、その地区を未来の夢計画の試験地区として選ばないことに同意しました。

管理委員会は、「ポリオのない世界を目指す国際奉仕賞」を以下のロータリアンに授与しました(敬称略)。

Larry Bender
Ralph Munro
John Elloway
Howard and Kate Schwadron
Loring Miller
Luciano Vélez

また管理委員会は、

  • アフガニスタン、アンゴラ、コンゴ民主共和国、インド、ニジェール、ナイジェリア、パキスタン、ソマリア、スーダン、および世界ポリオ研究所ネットワークと世界保健機関ポリオ調査委員会へのポリオ・プラス補助金を承認しました。
  • 2009年(バーミンガム)国際大会に付随して開かれる2009年ロータリー世界平和シンポジウムならびに学友行事の計画について賛成の意を表しました。

財務に関する事項

管理委員会は、2008-09年度の運営費および国際財団活動資金の支出を削減することを決定しました。また、2009年4月の会合で2009-10年度予算について話し合う歳に、さらなる経費削減について検討することに同意しました。

財団の概要

ポール・ハリス・フェロー:1,151,143名
財団ベネファクター:79,482名
大口寄付者:10,811名
2009年1月31日現在

2008年10月  

国際ロータリーのロータリー財団管理委員会の会合が、2008年10月27~30日、米国、イリノイ州エバンストンで開かれました。以下は、管理委員会決定の抄録です。

管理運営に関する事項

管理委員会は、2009-10年度の管理委員会委員長エレクトにカール・ヴィルヘルム・ステンハマー管理委員、副委員長にジョン F.ジャーム管理委員を選出しました。管理委員会の年次会合は、2009年10月26日から30日にわたりエバンストンで開かれます。2009-10年度のその他の全会合の期日については、委員長が決定することになります。

管理委員会は、協力財団としてDeutsche Rotarische Stiftung (DRS)の設立を認可しました。これは、ロータリー財団とDRSの間で交わされた覚書の作成を持って有効となります。今後はDRSが、ドイツのロータリアンによる恒久基金への寄付すべてを受理することになります。

2007-08年度の国別の寄付総額を基に、管理委員会は、寄付者への税優遇措置を改善するための取り組みを、今後も引き続き日本とイタリアの2カ国で優先して行うべきであると指摘しました。

管理委員会は、ロータリー財団地域コーディネーター(RRFC)を新たに任命する際の基準として、以下を採択しました。 

  • RRFCが担当する地域の地理的配分、地区数、クラブ数、ロータリアン数 
  • 文化、言語面での考慮 
  • 地域の財政能力(ロータリー財団への寄付)、財団プログラムへの参加状況、財団についてロータリアンを指導するニーズ 

また管理委員会は、2009年7月1日をもって、大口寄付アドバイザーと年次寄付アドバイザーの役職をRRFC補佐の役割として1つに統合し、各RRFCに、RRFC補佐、ロータリー財団学友コーディネーター、ロータリーのチャレンジのためのゾーン・チャレンジ・コーディネーターから成るチームを配置することに同意しました。 

管理委員会は、未来の夢計画の進捗状況について徹底討議し、試験的段階の実施計画、研修、資格条件、試験的地区の指導者構成、新地区補助金とグローバル補助金に関する一連の推奨事項に同意しました。詳細は、ウェブサイトに掲載されています。 

寄付増進に関する事項  

管理委員会は、ロータリーのチャレンジに関する中間報告書を受理し、また、2009年7月1日から2012年6月30日の期間に、「End Polio Now(今こそポリオ撲滅のとき)」のマークを付したポール・ハリス・フェロー特別認定状を使用することを承認しました。 

プログラムに関する事項  

管理委員会は、 

21件のマッチング・グラントを承認しました。これらは、アンゴラ、オーストリア、ボリビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、カナダ、コートジボワール、ドミニカ共和国、エクアドル、フランス、ドイツ、ガーナ、インド、イタリア、ケニア、マダガスカル、メキシコ、ニカラグア、ペルー、ルーマニア、南アフリカ、スペイン、スリランカ、スウェーデン、スイス、タイ、ウクライナ、米国、西アフリカ(第9100地区の各国)のロータリー・クラブと地区が関与するものです。 

ブラジルと英国のロータリー・クラブと地区が関与する3-H補助金を承認しました。 

アフガニスタン、チャド、インド、ニジェール、ナイジェリア、パキスタン、スーダン、世界保健機関(WHO)へのポリオ・プラス補助金を承認しました。 

ロータリー・クラブと地区によるマッチング・グラントのための寄付、3-H 補助金のための提唱者からの寄付、ならびに、ロータリーとロータリー以外の団体により集められ、クラブと地区が寄贈した寄付に対し、国際財団活動資金(WF)あるいは恒久基金の収益から資金を組み合わせることを承認しました。

ロータリー平和および紛争解決研究プログラム(チュラロンコーン大学の短期平和研究プログラム)の2008-09年度のコースIIへの参加が承認された申請者のリストを受理しました(このプログラムは、2009年7月1日から、ロータリー・センター・プログラムに統合されます)。また管理委員会は、2009-10年度ロータリー世界平和フェローシップを受領する候補者のリストを受理し、修士課程で学ぶためのフェローシップ60口と専門能力開発の修了証取得コースで学ぶためのフェローシップ50口に充てる地区財団活動資金(DDF)と使途指定寄付を補うため、国際財団活動資金(WF)を配分しました。 

学友人道奉仕世界賞の受領資格に変更を加え、全34ゾーンが毎年、候補者1名を推薦できるようになりました。この変更は、即時適用となります。 

英国、バーミンガムで開かれる2009年ロータリー学友祝賀行事のプログラム案に賛成の意を表すとともに、この祝賀行事の試験期間を3年延長し2012-13年度までとすることに決定しました。また、ロータリー財団学友に関し、ゾーンレベルのロータリー財団役員全員が特定の責務と任務を持つべきであると同意しました。 

資金管理  

管理委員会は、2008年10月の分析から、人道的補助金の報告が世界的に減少していることを指摘し、2009年4月に行われる半期分析までには、地区が報告状況を改善するよう求めています。 

財務に関する事項  

管理委員会は、Deloitte & Touche会計監査会社から提出された財団の2007-08 年度監査済み財務報告書を受理しました。この報告に基づき財団の年次報告書が発行されることになります。 

また、管理委員会は、2008-09会計年度のロータリー財団の帳簿を監査する会社としてDeloitte & Touche社を指定しました。 

管理委員会は、財団の運営予備金を義務づけられた最低のレベルに戻し、職員に非常事態のプランを準備するよう要請しました。この計画には、必要な場合に経費を削減する選択肢も含まれています。 

財団の統計(2008年10月31日現在)  

  • ポール・ハリス・フェロー:1,139,841名 
  • 財団ベネファクター:78,487名 
  • 大口寄付者:10,484名 

ロータリー財団管理委員の紹介