Rotary.org: ニュース - ヌール王妃、ロータリーの「希望のコーラス」を称える

 ヌール王妃、ロータリーの「希望のコーラス」を称える

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上:6月21日、カナダ、モントリオール。国際大会の第3回本会議にて、ジョン・ケニー会長からの感謝を受けるヌール・ヨルダン王妃。
下:本会議で講演をするヘイファー・インターナショナルのジョー・ラック会長。写真:Monika Lozinska Lee/Rotary Images

6月21日、カナダのモントリオールで開かれている2010年RI国際大会の第3回本会議において、ヨルダン王国のヌール王妃が講演し、ロータリー財団と、志をともにする協同団体による持続可能な地域づくりの重要性を聴衆に向かって語りかけました。

このような地域づくりは、昨今の紛争やその他の地球規模の問題によって実現が難しくなります。しかし、ロータリーなら、献身的なクラブと協同団体からなる国際的なネットワークを駆使して、地域を発展させ、世界を平和に導くことができるとヌール王妃は述べました。  

「世界各国がこれだけ緊密に結びついた今日、世界中の人と文化の力を寄り合わせ、ともに繁栄、持続性、平和を築いていく上で、これまでに考えられなかったほど好ましい状況にあると言えます」とヌール王妃。「そのような中で、素晴らしい協力関係を築き上げてきたロータリアンの皆さまに、心より感謝いたします。国際ロータリーは100年もの時をかけて、人々の結束ほど力強いものはないということを証明してきました。この21世紀、ロータリアンによる『希望のコーラス』に世界が呼応し、人類の平和と正義への道が築かれていくことを私は願っています」

ヌール王妃はまた、ロータリー平和センターの活動に加え、ポリオ撲滅活動におけるロータリーの活動にも、称賛の意を表しました。王妃自身、1980年代後半のヨルダンにおいて、撲滅推進活動に加わった経験をもっています。

「農村地帯へと赴き、母親たちに連れられた小さな子どもたちに、この手で経口ワクチンを投与したときのことを今でもよく覚えています。ポリオの撲滅は平和をもたらします。何十年も先の未来における平和にも影響を与えるでしょう」

さらにヌール王妃は、世界の安寧を包括的に目指す「Global Zero(グローバル・ゼロ)」プログラムについて言及し、環境保護と核兵器の廃絶を目的とした自身の取り組みについて語りました。「今こそ、核のない世界を目指して力を結集するときです」と王妃は訴えかけました。

本会議ではまた、ロータリー財団のグレン E. エステス管理委員長が、ハイチでの復興支援などにおいてロータリー財団がもたらした大きな影響について話をしました。「地震発生以来、ロータリアンは水、保健、教育といった分野における33のプログラムを実施してきました。また、緊急支援を行う上で必要なネットワークを、財団はすでに整えていました」

これらの財団の活動は、ひとえにロータリアンからの自発的な寄付によって支えられていると、エステス委員長は述べます。「ロータリアンの皆さまからの惜しみない寄付があったからこそ、ロータリーはハイチの人々に義足、学校用品、ベッドや毛布、食糧栽培支援、水の浄化設備などを提供することができました。またこれからも、皆さまの寛大な精神に支えられ、ハイチの人々に支援を提供していきます」

非営利組織、ヘイファー・インターナショナルのジョー・ラック会長と、リトルロック・ロータリー・クラブ(米国アーカンソー州)の会員も、第3回本会議で講演し、他団体と協力して、さらに効果的な奉仕プロジェクトを実施していくことの重要性について話しました。ヘイファー・インターナショナルは複数のロータリー・クラブと協力し、家畜生産や小規模事業のための支援プログラムに焦点を当てて、20の国々で持続可能な発展を促す活動に取り組んでいます。

超我の奉仕の恩恵は、常に目に見えるとは限らないとラックさんは言います。「ロータリーの奉仕プロジェクトに対する皆さまの貢献には計り知れません。良い影響というものは、なかなかはっきりと形になって現れるものではありませんが、皆さまの活動が大きなインパクトを与えているのだということを、どうか忘れないでください」


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