米国のクラブが識字プロジェクト賞を受賞
記事:Daniela Garcia
国際ロータリー・ニュース:2012年9月6日
ロックフォード・ロータリー・クラブ(米国ミシガン州)は、クラブが毎年実施している読書推進行事が称えられ、識字プロジェクト賞を受賞します。写真提供:Susan Bodenner/Rotary Club of Rockford
9月7日、ワシントンD.C.で行われる国際識字デーのイベントにおいて、地域社会の読書関係団体との卓越した協力を表彰する「国際ロータリー/国際読書協会/ピアソン財団識字プロジェクト賞」(賞金2,500ドル)が、米国の2つのクラブ(ミシガン州ロックフォード・ロータリー・クラブ、オレゴン州セーラム・ロータリー・クラブ)に授与されます。
国際読書協会の政府関係担当者であるリチャード・ロングさんは、すべての子どもたちの読み書きの力を高めるには、教師の力だけではなく、地域社会の力も必要であり、今回受賞した2つのプロジェクトは、地域社会が参加することの重要性を認識させるものであると言います。
高レベルの識字の推進を目指す国際読書協会(IRA)は、専門家が会員となって、読書指導の質の向上、読書に関する研究や情報の普及、生涯読書の大切さへの認識向上などに取り組んでいます。国際読書協会には、100カ国に7万人の会員、30万人の準会員がおり、その中には、地域社会、都道府県、地域、国家レベルの読書関係の協議会なども含まれます。
2002年以来、ロータリーと国際読書協会は、世界中の地域社会における識字率向上のため、奉仕のパートナーとして協力してきました。ロータリー・クラブと地区は、識字率向上プロジェクトを立ち上げるために、国際読書協会と協力したり、相談するよう奨励されています。
今回受賞したプロジェクトの1つは、ロックフォードのクラブによる「Reading Rocks(読書は最高)」という読書フェスティバルです。同クラブは毎年8月に、国際読書協会の地元協議会、学区、図書館などと協力し、識字の大切さを推進することを目的とした余興やパレード、家族参加型の行事を開催しています。
ロックフォード・ロータリー・クラブの元会長であるニール・ブレークスリーさんは、「地域全体が、読書を基本的能力とみなし、読書によって人生がさらに豊かになると理解している」と話し、今回の受賞によって、活動にさらに拍車がかかると期待しています。
グアテマラの子どものための本作り
セーラム・ロータリー・クラブは、グアテマラの子どもたちのために実施した本作りのプロジェクトが評価され、今回の受賞となりました。このプロジェクトでは、地元の読書団体と協力し、ウイリアム M. ボトナン学校に通う小学生130人に、マヤ語で書かれた本を寄贈し、公立の学校では教えられていない原住民の言葉を通じた文化保護を目的とした活動を実施しました。
「クラブの青少年識字委員会が、地元や海外の子どもたちのためのプロジェクトを考案しています」と話すのは、同クラブ会員のジェイン・ダウニングさんです。「今回のプロジェクトでグアテマラの地元社会とつながりを持ち、文化保護を支援できたことを誇りに思います。また、今回の受賞によってプロジェクトへの注目が高まり、識字のニーズに光が当てられることを願っています」
9月8日の国連国際識字デーでは、世界中の識字率向上のニーズに焦点が当てられます。クラブで識字デーに活動を行う予定がある場合は、ぜひ以下のコメント欄にご記入ください。
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