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 ロータリアン行動グループがナイジェリアで母子の健康を支援

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ナイジェリアでプロジェクトの恩恵を受けた女性たち。写真提供:Rotarian Action Group for Population Growth and Sustainable Development

世界で2番目に妊婦の死亡率の高いナイジェリアでは、18人中1人の女性が出産により命を落としています。 

人口成長と持続可能な開発のためのロータリアン行動グループはこうした現状を改善しようと、ナイジェリア北部にあるカドゥナ州とカノ州を中心に妊婦の死亡率を減らすための試験的プロジェクトを実施しました。2005年から2010年まで、ロータリー財団の補助金を利用して実施されたこのプロジェクトでは、出産時に起こる産科瘻孔の予防と治療にあたり、妊婦の死亡率を60パーセント減らすことに成功しました。恩恵を受けた女性の数は100万人、産科瘻孔の治療を受けた女性は1,500人に上ります。 

「女性たちを支援するにはまず、妊婦に適切なケアを提供し、十分な家族計画ができるようにすることが大切」と話すのは、人口成長と持続可能な開発のためのロータリアン行動グループ責任者を務めるロバート・ジンサー医師(ルトヴィックスハーフェン・ラインシャンツェ・ロータリー・クラブ、ドイツ)です。ジンサーさんはこれまで、 ナイジェリア北部での産科瘻孔予防・治療を含め、母子の健康プロジェクトのために20回近くナイジェリアを訪れています。出産時に生じる産科瘻孔は、死産や母親の産後の失禁、感染症、神経損害を引き起こすほか、中には死亡に至るケースもあります。ナイジェリアの妊婦の70パーセントが適切な医療支援なしに、自宅で出産するため、出産が何日にも長引いた場合に、産科瘻孔が起こりやすくなります。 

世界保健機関(WHO)によると「予防がカギ」であるとジンサーさんは話します。総合的な妊婦ケアを目指し、研修、医療の機器や質、衛生などの面で改善を図りました。プロジェクトではさらに、産科瘻孔の治療手術も行いました。患者の多くが、修復治療が可能であることを知らなかったため、産科瘻孔の症状、原因、治療方法について説明するラジオ放送も行いました。「ラジオを聞いた女性たちが、産科瘻孔は治療可能であると知って、ロータリーの診療所に集まってきました。最終的に、目標よりも500人多い、1,500人を治療することができました」 

この行動グループは、国内のほかの地域でも同じプロジェクトを実施する準備をしており、同国中部と南部でも活動を成功させたいと考えています。

ジンサーさんは、妊婦の死亡率の高いほかの国々でも同様のプロジェクトが実施可能であると強調します。「母親たちが世界のために貢献できるよう、母親への支援が大切です」 

  • このロータリアン行動グループの医療専門家チームは、妊婦医療の分野におけるプロジェクトの立案や実施のために、クラブを支援することができます。ナイジェリアにおける試験的プロジェクトのほか、活動の詳細はmaternal-health.orgをご覧ください。 
  • ナイジェリア、カノ州の産婦人科病棟で、医師、助産婦、患者や家族を追ったドキュメンタリー「The Edge of Joy
  • ロータリーのブログ「Rotary Voices」に掲載された妊婦医療に関する記事
  • 上記プロジェクトをはじめ、ロータリー財団が支援するさまざまな活動を紹介したビデオ「世界でよいことをしよう」。財団の活動を支援するためのご寄付は、こちらから

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