Rotary.org: ニュース - ネパールのローターアクターが最優秀プロジェクト賞を受賞

 ネパールのローターアクターが最優秀プロジェクト賞を受賞

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保健キャンプを実施したり、医療情報を伝えるラジオ番組を制作したネパールのダーラン・ゴーパ・ローターアクト・クラブ(写真提供:Rotaract Club of Dharan Ghopa)

バンコク国際大会に先立ち開催された2012年ローターアクト大会前会議にて、ネパールのローターアクターが「卓越したローターアクト・プロジェクト賞」の国際賞を受賞しました。受賞クラブであるダーラン・ゴーパ・ローターアクト・クラブが実施したのは、信頼できる医療情報が得られない地域住民のために保健情報を集め、それを紹介するラジオ番組を制作するというプロジェクトです。 番組では、ローターアクターが作ったドラマ、医療関係者へのインタビュー、健康問題についてよくある質問への回答、保健に関するニュースや情報を放送しています。リスナーはEメール、ソーシャルメディア、郵便などで質問を寄せることができます。  

プロジェクトのはじまり

受賞クラブのローターアクターは、その多くが医療に携わる若者たちでした。孤児や恵まれない人々のための肝炎治療、乳がん検診、歯科医療など一連の保健キャンプを実施する中で、保健や医療に関するラジオ番組を作ろうというアイデアが持ち上がりました。これまでの活動から、特にネパール東部では、衛生や疾病予防に関する知識が不足していることが分かっており、また数多くの人に基本的な保健情報を知ってもらうことも課題でした。  

良い保健習慣と悪い保健習慣の違いを強調して演劇形式で街の人々に説明するプロジェクトを試みたときに、同じようなアプローチをラジオ番組に応用して、さらに多くの人々に情報を伝えられるのではないかと考えました。 

提唱クラブであるダーラン・ゴーパ・ロータリー・クラブの会員もこのプロジェクトを支援し、無料のラジオ番組枠を確保したほか、医療に携わるロータリアンがラジオに出演したり、ネパールのほかのロータリー・クラブにも番組を伝え広めました。現在では、ローターアクターが専用のソフトウエアとラップトップを使用して、番組を放送しています。 

「これは1日や2日でできるようなプロジェクトではありません。地道に懸命な努力を重ね、明確なビジョンをもって活動したことが成功の鍵となったと思います」と話すのは、ラジオ番組の責任者を務めるサティシュ・プラサード・バーナワルさんです。「このプロジェクトを通じて、多くの人に重要な医療情報が伝えられたこと、自分たち自身の知識にも磨きがかけられたこと、提唱クラブのロータリアンと交流できたこと、そして医療関係者の間でロータリーのイメージが高められたことなど、実に多くの成果がありました」

地域賞の受賞者

国際賞に加え、授賞式で表彰された地域賞の受賞者は以下の通りです。

  • アフリカ:アデンタン・ローターアクト・クラブ(第9100地区、ガーナ)
    「図書館設置プロジェクト」
    地域の学校に図書室を設置するため、8,000ドルを集める募金活動を行いました。この図書室は、建築家が無償でデザインしたほか、提唱ロータリー・クラブのロータリアンが図書室の管理に協力しました。
  • アジア太平洋地域:パライソ・ローターアクト・クラブ(第3780地域、フィリピン)
    「基本的な読み書き能力支援」
    都市部の貧困地域に住む読み書き困難な子どもたちのために、識字向上プログラムを実施しました。また、子どもたちに物語を読んであげるために、地区内のロータリアンが学校を訪れました。
  • ヨーロッパ:アンカラ・アニテペ・ローターアクト・クラブ(第2430地区、トルコ)
    「地震対策支援プログラム"One Whistle ... One Life!"」
    国内の10都市を訪れて、地震対策の認識向上プログラムを実施しました。特別車両を使用して地震の模擬体験をしたり、緊急時に使用する1万個の笛と対策情報パンフレットを配布しました。訪問先の都市で円滑に活動できるよう、各地のロータリアンが地元当局から了承を得てくれました。
  • 中南米:アンバト・コスモポリタ・ローターアクト・クラブ(第4400地区、エクアドル)
    「ポリオ撲滅10キロマラソン」
    ポリオ撲滅支援を目的とした10kmのマラソン大会を企画しました。1,400名が参加し、結果として、地域でのロータリーとローターアクトに対する認識が高まり、ポリオ・プラスへの募金4,000米ドルが集まりました。
  • 南アジア:ハサラム・ラジュマル・カレッジ・ローターアクト・クラブ(第3140地区、インド)「交通安全促進プロジェクト"Road to Safety"」
    集会活動、路上パフォーマンス、ムンバイでのマラソン大会での推進活動を通じて、6カ月間の交通安全キャンペーンを実施しました。提唱ロータリー・クラブ(Bombay)のロータリアンは、集会活動に参加したほか、キャンペーンの推進を行いました。
  • 米国、カナダ、カリブ海地域:ユニバーシティ・オブ・レスブリッジ・ローターアクト・クラブ(第5360地区、カナダ)「原住民家族支援プロジェクト」
    カナダの原住民地域に住む家族を支援するためのリソースセンターのために、募金活動を実施し、14,000米ドルを集めました。また、同地域に住む原住民2名が、リソース収集のために同国北部から南部に移動できるよう、2組の航空券を手配しました。ロータリアンは、募金活動に参加し、クラブ例会にローターアクターを招いて話をしてもらうなどして活動に関与しました。 

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2 Comments:
At 10:01午前 on 3 7月 2012, 亀ヶ谷 純子 wrote: 地区のローターアクト委員です。アクト活動内容の充実に役立つ情報を探している中で、バンコク国際大会に先立つ2012年ローターアクト大会前会議の記事の中に、世界のローターアクターの活躍を知る機会を得て、その志の高さと実行力に感激いたしました。 私どもの活動の力とさせていただきます。 KAZUO ABE様からのコメントで、「東日本震災」による影響の多様性と大きさに、気づかせていただきました。 一つ一つ、支援を広げ、継続することが大切と思いました。
At 5:52午後 on 6 5月 2012, kazuo abe wrote: 日本の「東日本大震災」を受け未だに医師で有る方が施設を失い病気や怪我を治療する場所「適切な」が無く治療にあたり人々を助けてあげたいと思っても・・・一方では地位やお金でその役割をしている医師が何処の国でも少なくは無い。ポリオ撲滅の為努力して居る方、識字率の出来ない方に知識を教えてる方、東日本被災を受けながら医師として儘ならぬ状況の中、今まで<昨年まで出来た>医療活動が出来ない中で活動をしてる方。日本に来てるインドネシアーからの看護師や医師を目指して居る人達を日本では速く支援できる様なこと「東日本震災」を受けた医師も含む方たちに支援が必要と思います。

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