ロータリー107周年を祝う
記事:Arnold R. Grahl、Wayne Hearn
国際ロータリー・ニュース:2012年2月23日
ロータリーの創立記念日である2月23日の週、世界中の有名建造物に、ポリオ撲滅のメッセージ「END POLIO NOW」が投射されました。写真は、フィンランドのトゥルク大聖堂。
これまでロータリーは、最優先項目であるポリオ撲滅に向けて、大きく前進してきました。それを証明する例として、かつてポリオ感染の中心地であったインドでは、今年1月の時点で、1年間ポリオ無発生という快挙が成し遂げられました。
2011年には世界全体で650件の感染が確認され、2010年の1,352件と比べて感染数が半減しています。ポリオ撲滅活動が開始された1988年当時、毎年35万人の子どものポリオ感染が確認されていましたが、122カ国で20億人以上の子どもに予防接種が提供されてきたおかげで、感染数は99%以上減少しました。こうした活動がなかったら、500万人が身体麻痺に苦しみ、25万の尊い命が失われていたと推計されています。
また、ロータリーはこれまで、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団から寄せられた3億5,500万ドルの補助金に応えるために、2億ドルの募金チャレンジに取り組んでいましたが、今年1月、とうとう目標額に到達しました。ゲイツ財団は、ロータリーの達成を称え、さらに5,000万ドルを寄付しました。これら総額6億500万ドルの資金は、ポリオ常在国での予防接種活動の支援に充てられます。
「私たちは、今回の達成を祝うべきですが、これで募金やポリオへの認識向上運動を止めるわけではありません」と話すのは、ロータリー財団管理委員のジョンF. ジャーム氏です。「ポリオのない世界が証明されるまで、私たちは活動を続けていかねばなりません」
「END POLIO NOW」のイルミネーション
「END POLIO NOW(今こそポリオ撲滅のとき)」のロゴを投射するイベントは、2月の恒例行事となりました。今年も、多くのロータリー・クラブによって、世界中の有名建造物にポリオ撲滅のメッセージが照らし出されました。
ロゴが投射された場所には、カラチのフレアホールとラホールのWAPDA政府ビル(パキスタン)、ロンドンタワー(英国)、台北の市庁舎(台湾)、メルボルンのフェデレーション・スクエア(オーストラリア)、イエズス会伝道所跡とクリティバのガリバルディ邸宅(ブラジル)などがあり、日本では、東京の六本木ヒルズで投射が行われました。
これらの投射行事は、「身体の自由を奪うポリオを世界から撲滅するという、ロータリーの誓いを世界に発信するもの」であると、インド出身のカルヤン・バネルジーRI会長は説明します。「ここで活動をやめるわけにはいきません。ポリオのない世界を実現するまで、そして、ポリオの再流行を防ぐために、ロータリーとそのパートナーは、これからも子どもたちへの予防接種を続けていきます」
2月24日:ポリオ撲滅活動のパートナー団体を交えたツイッター
米国シカゴ時間の2月24日午前9時半(日本時間は25日午前0時半)より、ポリオ撲滅のパートナーを交えて、インドでの進展、ポリオ撲滅に向けた次のステップ、撲滅のために何ができるかについて、ツイッターでのチャットが行われます。このチャットには、国際ロータリー、世界保健機関(WHO)、ユニセフ、ゲイツ財団、国連財団からの代表者が参加し、米国疾病対策センターの担当者がモデレーターを務める予定です。
ポリオ撲滅のために、クラブではどのようなことができるでしょうか。革新的なアイデアがありましたら、以下のコメント欄でご紹介ください。また、ロータリーの人道的・教育的活動を支援するために、ご寄付をよろしくお願いいたします。
関連情報
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