財団管理委員長が「未来の夢」の進展について語る
記事:Megan Ferringer
国際ロータリー・ニュース:2012年1月18日
ウィリアム B. ボイド財団管理委員長。国際協議会にて、未来の夢計画における進展を説明しました。
ロータリー財団の新しい補助金構成を試験的に実施する、3年間の「未来の夢計画試験段階」が開始されてから1年半が経過しました。試験地区のロータリアンによって多くのプロジェクトが実施され、さまざまな貴重な情報が報告されています。
ウィリアム B. ボイド財団管理委員長は、2012年国際協議会の未来の夢に関する講演で、「私たちは目的地を目指して着実に進展を遂げている」と述べ、未来の夢の原則は、「シンプルさ」と「持続可能性」、そして地区、クラブ、ロータリアンが資金の使用と管理に関与することだと説明しました。
これまで補助金は12種類ありましたが、未来の夢では「グローバル補助金」と「新地区補助金」の2種類に統一されます。グローバル補助金は、6つの重点分野のいずれかに関連し、長期的に大きな成果が期待できる、大規模な国際的プロジェクトを支えます。一方、新地区補助金は、財団の使命を支えるさまざまな活動を支援します。
2013年7月1日からは、すべての地区が、この新しい補助金を利用できるようになります。管理委員長は、6つの重点分野が未来の夢計画を成功させる主な要因であると説明します。
「小さなプロジェクトでは、達成感は得られても、表面的な解決に過ぎず、根本的な原因に対処していないことがよくあります。また恩恵も短期的なものです。そのような小さなプロジェクトを重ねるよりも、もっと大きなことに挑戦する必要があると思います」と管理委員長。「私たちのリソースは限られており、一人ひとりのニーズすべてに応えることはできません。しかし、ロータリアンは、これらの重要な分野で変化をもたらし、世界を変えていくことができるのです」
管理委員長は、未来の夢試験地区の一つである第5020地区(カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州の一部、および米国ワシントン州)の活動例を紹介しました。この地区は、ケニアの学校へ英語とスワヒリ語の本を寄贈し、ペルーとフィリピンの学校に太陽電池パネルを設置、ホンジュラスの職業訓練校と読み書きの学校では教室やトイレの整備を行うなど、12件のグローバル補助金を活用してさまざまな活動を実施しました。このように、未来の夢では「活動のマンネリ化」を断ち切ることができると管理委員長は話します。また、物事を大きく考え、限界を押し広げ、これまでの古いやり方から抜け出すことの重要性を強調しました。
地区は、未来の夢の全世界導入に備えるために、既に終了したマッチング・グラントの報告書を早めに提出し、ロータリー財団地域コーディネーター(RRFC)の力を借りるなどして、未来の夢への参加に備えることができます。
「私たちは、奉仕をするためにここにいます。人生は、自分のために何をしたかではなく、人のために何をしたかによって決まると知っているからこそ、私たちはロータリアンとなったのです」
国際協議会の第3回本会議では、ウィルフリッド J. ウィルキンソン次期管理委員長が、2012-13年度の財団目標を発表しました。それらは、ポリオの撲滅、会長テーマ「奉仕を通じて平和を」の実現、年次基金を通じた財団の強化、地区による財団資金の管理です。
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