歴史に残る1ページ:ロータリーのポリオ撲滅活動の始まり
記事:Susan Hanf
国際ロータリー・ニュース:2011年11月18日
1979年、フィリピンで子供にポリオ・ワクチンを投与する、国際ロータリーのジェームス L. ボーマー会長(1979-80年度)(動画は無声)。
ロータリアンとフィリピン政府関係者が見守る中、マニラ市内の子供たちを対象とするポリオ予防接種が開始されたのは、1979年9月29日のことでした。
フィリピンを訪問した国際ロータリーのジェームス L. ボーマー会長(当時)も予防接種活動に加わり、子供に経口ポリオ・ワクチンを投与しました。会長は、760,000米ドルかけて5年間で600万人の子供たちにポリオ予防接種を行うという、ロータリーとフィリピン政府との合意書に署名。これは保健、飢餓追放および人間性尊重(3-H)補助金のプロジェクトの第1号となりました。
1993年に行われたインタビューで、ボーマー会長はフィリピン訪問の様子を振り返っています。ある子供にワクチンを投与すると、横からその子の兄弟が「ありがとう、ロータリー」と言ってきたそうです。
インタビューはこちらからお聞きいただけます。
このプロジェクトの成功がきっかけとなって、ポリオのない世界をつくることがロータリーの最優先事項となりました。ロータリーの活動の成果により、経口ポリオ・ワクチンの投与を受けた子供の数は全世界で20億人以上に上ります。1985年にロータリーがポリオ・プラス・キャンペーンを発足させて以来、世界のポリオ感染数は99パーセントも減少しました。現在もポリオ・ウイルスが根強く残るのは、アフガニスタン、インド、ナイジェリア、パキスタンの4カ国です。
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