ロータリーと国連が協力関係を祝う
記事:Ryan Hyland
国際ロータリー・ニュース:2011年11月11日
国連アジア太平洋社会委員会へのRI代表を務めるマイケル P. ジェイザー氏と、米州機構へのRI代表であるリチャード S. カーソン氏。11月5日、ニューヨーク国連本部で開かれた、ロータリー国連デーのパネル討論会場にて。写真提供:ロータリー・フォト・ライブラリ/Alyce Henson
11月5日、ニューヨークの国連本部にロータリアンと国連職員をはじめ、ロータリー青少年プログラム参加者やゲスト集まり、ロータリーと国連の協力関係を祝いました。
「ロータリー国連デー」のこの日、保健や水、識字に関するパネル討論が行われ、国連と共通の目標を掲げて人々の生活改善に努力するロータリアンの活動が紹介されました。
国連担当事務次長である赤阪清隆広報担当は、児童保健の改善とポリオ撲滅に取り組むロータリーとの協力を重要視します。「より安全で平和な世界を築くという共通のビジョンが、今日の協力関係を築きました。『超我の奉仕』の理念と、保健の改善に実績のあるロータリーは、国連にとって最重要パートナーの一つです」
平和な世界を
両組織とも平和で平等な世界の実現に尽力していると、田中作次RI会長エレクトは話します。「ロータリーの中核にある目標や理念は、国連憲章にある『寛容を実行し、善良な隣人として互いに平和に生活する』という目標と同じです」
国連財団と「Better World Fund」基金の会長であるティモシー E. ワース氏は、「国連が取り組む問題は、国連の力だけでは解決できない」という潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の見解を説明し、ロータリーとの協力が目標達成には不可欠であると述べました。
協力を通じて
ジョン・ヒューコRI事務総長は、「力を合わせれば多くを達成できることを、ロータリーは経験から学んだ」と説明します。「協力を通じて成果は倍増し、ロータリーの本領である人道的奉仕も飛躍するでしょう。理解と平和は、ロータリーと国連の共通使命です」
協力組織であるアガ・カーン大学の母子の健康学部長は、毎年30万人以上の女性が妊娠と出産が原因で命を落としている現状を踏まえ、発展途上国における母子の健康を促進する上でロータリーとの関係が極めて大切であることを強調します。「私たちとロータリーは今、支援が難しいアジアやアフリカの地域における母子の健康改善に向けた第一歩を踏み出したところです」
「ロータリー国連デー」のパネル討論には、世界保健機関(WHO)のジェイコブ・クマレサン所長、ユニセフのポール・エドワーズ・シニアアドバイザー、「ONE Campaign」米国担当のギニー・ウルフ専務理事、フィリップ・クリデルカ・ユネスコ代表、「水と衛生のロータリアン行動グループ」のロン・デナム委員長といった顔ぶれが揃いました。
ロータリーと国連には、66年に及ぶ協力の歴史があります。ロータリーは今日、国連機関の多くを監督する国連経済社会理事会により、非政府組織として最高の諮問的地位を与えられています。