財団学友が南アフリカとインドの人々に力を与える
記事:Megan Ferringer
国際ロータリー・ニュース:2011年7月21日
ケープタウンの書店で、自分たちが手がけた料理本「Seed to Table」の出版を祝うロータリー学友。写真上から時計回り:ドリーン・ゴーワンズさん(発行人)、ノムニケロ・ソンツァンガさん(共著者)、アビー・エルスナーさん(2010‐11年度ロータリー奨学生)、ノムキタ・ソンツァンガさん(共著者、ノムニケロさんの母親)、エリン・コプキさん(2010-11年度ロータリー奨学生)、トニー・マラチーニさん(2010-11年度ロータリー奨学生)写真提供:Erin Koepke
子どもたちの音楽教育から、インドの女性のエンパワメントまで、ロータリー平和フェローシップーやロータリー財団国際親善奨学金の学友が、発展途上地域の経済開発推進に取り組んでいます。
2009-10年度国際親善奨学生のヤシャール・ケラマティさん(カナダ)は、最近、生まれ故郷である南アフリカのフィサンテクラール地域に戻り、Peace & Love International という活動を立ち上げました。「国際親善奨学生にならなかったら、この活動のためにここに戻ってくることはなかったでしょう」とケラマティさん。
暴力や薬物乱用がはびこり、若い人たちへの教育や成長への機会が少ないこの地域のため、Peace & Love Internationalでは、音楽を通じた教育活動を行っています。少なくとも週に4回行われるワークショップでは、ダンスの練習や作詞作曲のクラスも提供しています。音楽を通じ、薬物、男女平等やほかの宗教への意識といった重要な問題に焦点を当てています。ケラマティさんは、「この活動の目標は、地域の若者のために、音楽を通じた安息の地を創ることです。ケープタウン最大のラジオ局に招かれて、ライブで歌を披露したこともあります」と話します。
同じく南アフリカでは、2010-11年度国際親善奨学生のエリン・コプキさん(米国)が、都市部での農作を通じ、貧しい地域に持続可能な食糧供給をもたらす非営利団体、Abalimi Bezekhayaと協力して活動しています。この活動で、同団体が実施しているHarvest of Hopeプログラムを通じ、多くの農家に作物を販売する機会が提供されることとなりました。
コプキさんはまた、同団体の活動を広報するため、収穫された農作物を使った料理本(「Seed to Table」)の作成にも加わりました。 料理本作成にあたり、ほかの2人の国際親善奨学生と協力し、地元の農家から伝統的な料理を学び、レシピとして掲載しました。本の売り上げは、ケープタウンの有機農家を支援するため、Abalimi Bezekhayaに寄付されます。
「この活動によって、多くの人々が地域への愛着と誇りを抱くようになり、一人ひとりが成長することができました」 とコプキさん。
2008-10年度ロータリー平和フェローのダーシャン・マンダダさん(インド、米国ノースカロライナ大学/デューク大学に留学)は、インドで売春婦だった女性たちが、社会復帰するためのリハビリ・プログラムを立ち上げました。女性たちは、リサイクルされたサリーから、手さげバッグを作るための技術を学んでいます。バッグは一般向けに販売され、売り上げは彼女たちの収入源となっています。
「バッグを作って売ることで、女性たちは安定した生活を送れます」と話すマンダダさんは、ロータリー財団が与えてくれた機会によって、専門的なソーシャルワークのスキルを身につけられたと言います。
「平和フェローとして学んだ2年間は、グローバルな規模でさまざまな問題を理解し、インドの地元レベルで、自分に何ができるかを見極める機会を与えてくれました。インドでの問題であろうと、米国での問題であろうと、世界中で起こっている問題の共通点を見ることができるようになりました」
ロータリー財団学友の活動にご関心がある方は、ニュースレター「リコネクションズ」の配信にご登録ください。
また、ロータリに関する情報を、国際ロータリー公式ツイッター日本版でフォローしてご覧ください。