フランスとコートジボワールのクラブがマラリア予防を支援
記事:Ryan Hyland
国際ロータリー・ニュース:2011年7月20日
防虫加工の蚊帳を運ぶコートジボワールの子ども。写真提供:John Kedzierski
コートジボワールでは、子どもの5人に1人が、5歳の誕生日を迎える前に命を落とし、その半数がマラリアの犠牲者となっています。紛争と暴力によって荒廃した地域では、人々の健康が大きく脅かされています。
そこで、フランスとコートジボワールのロータリアンが協力し、感染源となる蚊から身を守るための防虫加工の蚊帳を、村落、小児病棟、孤児院、寄宿学校などに配布しました。これは、両国のロータリー・クラブによる56,300ユーロ(79,500米ドル)のマッチング・グラント・プロジェクトの一環として行われ、これまでに5万人以上の人々にマラリア予防の手段が提供されました。
このプロジェクトでは、拡声器を手にしたボランティアが38の村落を訪ねて回り、蚊帳の配布について住民たちに知らせました。ボランティアに参加したフランスの会員、ジョン・ケジアスキーさんは、急ぎ足で駆け寄ってきた村の女性たちの、蚊帳を受け取ったときの嬉しさを全面に出した様子が印象的だったと語ります。また、マラリアに関する人々の理解が十分ではないため、予防法を女性たちに教える必要があったと、ケジアスキーさんは説明します。クラブが雇った看護士が蚊帳の使用方法について研修を行い、その後も点検のために村落を訪問しました。研修の甲斐あって、訪問した350戸の家庭のうち、341戸が適切に蚊帳を使用していたそうです。
クラブはまた、医療支援と身体障害者の雇用支援に取り組む地元の非政府組織「Handicap Sans Frontières」と協力しました。地元でよく知られているこの団体は、ヘリコプターによる蚊帳の輸送を無償で提供し、コートジボワールとフランスの会員も輸送メンバーとして手伝いました。
「マラリアによるアフリカの子どもの死亡率から目を背けることはできない」とケジアスキーさん。「解決に向けた活動を行うのに、ロータリーほど適格な団体はありません」
なお、このプロジェクトは、ロータリーの重点分野「疾病予防と治療」に関連するものです。
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