アフリカの子どもたちにきれいな水を
記事:Diana Schoberg
国際ロータリー・ニュース:2011年5月22日
ハイチできれいな水を飲む子ども。写真提供:Rotary Images/Alyce Henson
5月20日、ニューオーリンズRI国際大会に先立って開催された第4回世界水サミットにおいて、水と衛生のロータリアン行動グループが、新しいパートナーシップを通じて、マラウイとタンザニアの30の学校に500万ガロン(18,925,000リットル)のきれいな水と衛生教育を提供することを発表しました。
このパートナーシップは米国の慈善団体「Africare」と結ばれたものです。アフリカのために40年間活動を続けてきた同団体が、今回のプロジェクト実施にあたってリソースを提供することになります。さらに、プロクター・アンド・ギャンブル社が「Children's Safe Drinking Water Program(子どものための飲料水プログラム)」を通じて浄水パウダー「PUR」を提供し、米国ミネソタ州の非営利団体「H2O for Life」が北米、マラウイ、タンザニアの橋渡し役となって、水問題に関する教育を行います。
クラブと地区は、この行動グループを通じてプロジェクトに寄付できるほか、地元で参加を希望する学校を探すことができます。
ユニセフ(国際連合児童基金)の統計にとると、現在、発展途上国の半数以上の学校で安全な水が利用できません。「ロータリーの水・衛生行動グループの力を借りて、十分に練られた活動にクラブが簡単に参加できるようなオプションを提供したいと考えていました。このプロジェクトでは、寄付に対して1:5の割合で補助金が上乗せされます」と話すのは、Children's Safe Drinking Water Programディレクターのグレッグ・オールグッド氏です。
オールグッド氏は、米国疾病対策センター(CDC)との協力の下、殺菌効果のある浄水パウダー「PUR」の開発にあたりました。開発後、プロクター・アンド・ギャンブル社を説得して非営利プロジェクトを開始し、2008年にはその貢献が称えられて、「Popular Mechanics」誌から表彰されました。
行動グループの推定によると、浄水システムの費用は1校あたり、2万米ドルです。クラブと地区は、その約6分の1の費用を支援できます。
サミットでは、Chevron社やノースカロライナ大学水研究所など、このほかのパートナーシップについても発表されました。「水、衛生、保健プログラムを成功させ、持続させるために重要なのが、他団体とのパートナーシップです」と話す行動グループの委員長、ロン・デンハム氏。今回のサミットには、約300名のロータリアンと水・衛生関係者が集まりました。