新ロータリー平和センターがスウェーデンのウプサラ大学に
記事:Arnold R. Grahl
国際ロータリー・ニュース:2011年4月27日
ロータリー財団管理委員会が、新ロータリー平和センターの提携大学に選んだ、スウェーデンのウプサラ大学。写真提供:ウプサラ大学
ロータリー財団管理委員会は、アジア、オーストラリア、北米、南米、英国にあるロータリー平和センターに加える新たなセンターの設立に向け、スウェーデンのウプサラ大学(Uppsala University)との具体的な提携交渉に入ることを決定しました。2009年に管理委員会がロータリー平和センターの要件を満たす大学の選考を開始して以来、財団には100を超える大学からの問い合わせがありました。財団はその後最終的に5つの大学を選び、各校を実際に訪問した結果、今回の決定を下しました。管理委員会はさらに、2012年に開始するロータリー平和フェローシップ申請書の締切日を、2011年8月15日に延期することを承認しました。新平和センターの一期生は、2012年9月に研究活動を始める予定です。
カール・ヴィルヘルム・ステンハマー財団管理委員長は、ウプサラ大学との提携関係により平和センター・プログラムがさらに飛躍するであろうと語るとともに、世界的に有名な同大学が新センター運営のパートナーとなることは、世界中で紛争の予防と解決に力を尽くしている平和フェロー学友にも、評価してもらえると確信していると述べています。
ウプサラ大学は、国際的に著名な多数の教授陣が講義し、研究の指揮を執る2年間の修士課程で定評があります。また、同大学のウプサラ紛争データ・プログラムは、先端理論を実地データ重視の研究で裏付ける、この分野の主導的なプログラムとして知られています。さらに、平和研究の蔵書で有名なダグ・ハマショールド(Dag Hammarskjöld )図書館も、同大学にあります。
ロータリー平和センター・プログラムは、毎年110人までのフェローを募り、平和と紛争解決に関連する修士号、または専門能力開発修了証課程を提供するものです。現在、平和センターは、ブラッドフォード大学(英国)、クイーンズランド大学(オーストラリア)、国際基督教大学(日本)、サルバドール大学(アルゼンチン)、デュークおよびノースカロライナ両大学(米国)の修士課程と、チュラロンコーン大学(タイ)の3カ月間の修了証課程の、計6カ所にあります。 これまでに500名以上を数えるロータリー平和センター学友は、世界銀行、米州機構、国連などの国際機関のほか、世界中の政府および地方自治体、非政府組織、コンサルティング法人などで活躍しています。
ロータリー平和センター・プログラムの運営資金は、平和センター大口寄付推進活動への寄付によって賄われています。ポール・ネツェル推進委員長は、既に目下の寄付目標額である5,500万米ドルを上回る5,580万米ドルの寄付の誓約が寄せられていると指摘した上で、こう述べています。「この目標の達成は、新平和センター提携大学の選出と相まった素晴らしいニュースです。 2015年までに9,500万ドルを集めるという最終目標をすでに半分以上達成した今、次の目標は6月30日までに6,000万ドルの寄付を集めることです」
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