Rotary.org: ニュース - オイコクレジットとロータリーが提携

 オイコクレジットとロータリーが提携

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ケニア、ギサングリの酪農組合。2009年、ロータリー財団から補助金を受けたケニアとオランダのクラブが、ナイロビ付近でオイコクレジットの支援の下に運営されていた酪農組合を助けました。写真提供:オイコクレジット・インターナショナル

ロータリー財団管理委員会は、未来の夢計画の下、オイコクレジット・インターナショナルとパートナーシップを結ぶことに同意しました。ロータリーの初の協力組織となるオイコクレジットは、オランダに本部を置く、開発協力のための協同組合で、社会的責任投資を推進しています。

財団とオイコクレジットの協力関係を通じて提供されるパッケージ・グラントでは、ロータリー・クラブや地区がオイコクレジットのネットワーク内にある小口金融(マイクロファイナンス)機関と協同で活動します。具体的には、ロータリアンがこれらの小口金融機関と協力して地元のニーズを特定し、効果的なアプローチを検討し、起業家を対象としたビジネススキル研修を提供するといった活動が可能となります。

「オイコクレジットとのパートナーシップにより、ロータリーは、小口融資の分野で世界的に実績のある専門家や団体と共に活動し、貧困の緩和を目指して意義ある貢献ができます」と話すのは、ロータリー財団のカール・ヴィルヘルム・ステンハマー管理委員長です。「ロータリアンが直接、融資の管理運営にあたらずに、専門知識や技能を提供できるようになるでしょう」

これまでにも、クラブレベルで、オイコクレジットとの活動を成功させた例があります。2009年、ロータリー財団から補助金を受けたケニアとオランダのクラブが、ナイロビ付近でオイコクレジットの支援の下に運営されていた酪農組合を助けました。酪農場の近代化を図り、研修所を設置した結果、生産される牛乳の質と量に改善が見られました。

パートナーシップを通じて実現できること

オイコクレジットは、協同組織金融機関として、発展途上国における小口金融機関、協同組合、フェアトレード組織、中小規模事業主に融資や出資を行っています。資金は、環境に配慮しながら、フェアトレード(公正取引)の推進と貧困からの脱却支援を目的に使用されます。一方、投資家にも小額の利益がもたらされます。

1975年に創設されたオイコクレジットは70カ国以上、800を超える団体に、6億8,400万米ドルを投資しており、2,000万人以上がこの小口融資の恩恵を受けています。 

「資金だけでなく、知識と研修を提供することが重要」と話すのは、オイコクレジットのトール G. ガル事務局長です。「オイコクレジットは地元の起業家や小口金融機関に資金を提供していますが、彼らが経済的にも社会的にも一層の発展を遂げるには、資金以外の支援も必要です。ロータリアンが資金と専門知識を提供してくだされば、発展が大いに促進されることでしょう」

ロータリー財団のグローバル補助金は、重点分野のいずれかにおいて、大きな成果と長期的な持続が望める大規模なプロジェクトを支援するものです。ロータリーとオイコクレジットの提携によるパッケージ・グラントは、グローバル補助金の一種であり、「経済と地域社会の発展」を目指すものです。このパッケージ・グラントでは、プロジェクトの立案や協力組織の特定が既に完了しているため、ロータリー・クラブや地区は、受益者の特定、専門知識の提供、奉仕活動の実施、プロジェクトの広報などに集中することができます。

補助金構成の簡素化を目的とする「未来の夢計画」では、2010年7月1日から3年間、100地区が参加して試験段階が実施されています。未来の夢計画は、2013年7月1日より、すべての地区で全面的に導入される予定です。

オイコクレジットのネットワーク内にある小口金融機関と活動するためのパッケージ・グラントの申請方法は、近日中にwww.rotary.org に掲載されます(2013年7月までは試験地区と同地区内のクラブのみ申請できます)。


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