Rotary.org: ニュース - 財団が「ロータリー日本・太平洋諸島地震災害復興基金」を設置

 財団が「ロータリー日本・太平洋諸島地震災害復興基金」を設置

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地震発生から4日後、倒壊した家屋から家財道具を運ぶ人々。宮城県、気仙沼市。写真提供:共同通信

日本の東北地方を中心に発生した地震と津波による深刻な被災状況を受け、ロータリー財団は、被災地で長期復興支援を行うための「ロータリー日本・太平洋諸島地震災害復興基金」を設置しました。

ロータリアンを含め、どなたでもオンラインで義援金を寄付することが可能です。また、クラブや地区は、現金寄付やDDF(地区財団活動資金)の寄贈を行うこともできます。

日本の記録史上最大となるマグニチュード9.0の地震に続き大津波が発生し、東北地域を中心とする多くの地域が深刻な打撃を受け、数多くの犠牲者と行方不明者が出ています。水と電力の供給が絶たれ、数百万の人々に影響が及んでいることに加え、少なくとも55万人が避難生活を余儀なくされています。

さらに福島県の原子力発電所では放射線物質の外部露出が懸念され、何万人もの周辺地域住民に退避勧告が出されています。日本政府は懸命に状況改善に努めていますが、現在、地震と津波による被害総額は既に1,700億ドルに上ると推測されています。

災害発生時、ロータリー関連の出張でポルトガルを訪問中だった田中作次RI会長ノミニー(埼玉県、八潮ロータリー・クラブ)は、電話で京子夫人と連絡を取り、安否を確認しました。「今までに体験したことのない恐ろしい揺れだった」と京子夫人から伝えられた田中会長エレクトは、「東北地方の混乱は現在も続いています。この状況がいつまで続き、またいつまでに回復できるのかは不明です。しかし、世界中のロータリアンからのご心配をいただき心が温まります」と述べています。

また、近藤雅臣RI理事、黒田正宏RI理事、国際ロータリー日本事務局職員らの無事も確認されました。

現在、世界中のロータリー・クラブと地区が、被災者の緊要なニーズに応えるべく行動を起こしています。

「世界中のロータリアンからメッセージをいただきました」と、第2ゾーンのRI公共イメージ・コーディネーターを務める二神典子さんは話します。「複数のロータリー・クラブが緊急支援のためのプロジェクト計画に着手したとの報告もいただきました。しかし、残念なことに、多くのロータリアンの方々とそのご家族の安否が未だに不明となっており、日本のロータリアンにとって安心できない状況が続いております」

研究グループ交換(GSE)チームの安全を確認

大地震発生時、ロータリアンのロバート・ブラックバーンさん(米国イリノイ州、ウェストモント・ロータリー・クラブ)は、GSEチームのリーダーとして同チームの5人のメンバーと共に東京のホテルに滞在していました。「日本滞在の最終日で、建物全体が揺れているのが分かりました」とブラックバーンさん。「ちょっとやそっとの揺れではなく、延々と続くように感じられました。これほど恐ろいことは今までの人生でもありませんでした」

揺れが治まった後、ブラックバーンさんは18階から階段で下まで降りたそうです。そこでチームの残りのメンバーたちと安否を確認し合いました。「空港が一時的に閉鎖され、数日間は待機することになるかと思いましたが、幸い運行が再開され、受入側の支援もあって無事に空港にたどり着くことが出来ました」

田中会長ノミニーは、世界中のロータリアンが安否を気遣ってくれていることに対し、感謝の意を述べました。「ロータリアンの素晴らしさは、喜びも悲しみもお互いに自分のことのようにシェアすることです。今回の大きな被害にも、日本人は決してめげずに頑張り、互いに協力しながら復興に努力していくでしょう」

ロータリー財団が設置した「ロータリー日本・太平洋諸島地震災害復興基金」への義援金寄付については、こちらをご覧ください


4 Comments:
At 8:55午前 on 21 3月 2011, 中井昭典 京都中RC wrote: 京都中RC推薦の国際親善奨学生、大久保美紀さんよりメールがあり、パリ在住の日本音楽家やソルボンヌオーケストラのメンバーやパリ近郊の奨学生と共に、震災義援金を募るコンサートを行うとの連絡がありました、彼女はホルン奏者です、受け入れ先のパリムードンRCや近郊のRCも全面的に協力していただけるようです、改めてロータリーの素晴らしさに感動と感謝を覚えました、ロータリー奨学生が我々の精神を理解していることにロータリアンとして誇りに思います。 世界中の暖かい援助が我々を勇気付けてくれます、「世界のために良いことをしよう」人間としてロータリーの奉仕の精神で日本の復興に協力しましょう。
At 8:55午前 on 21 3月 2011, 2640地区ガバナー米田眞理子 wrote: 2640t地区では災害発生2時間後にガバナー事務所に災害支援対策本部を設置し不眠不休で情報を招集し始めました。地区内は被害はほとんどなくほっとした反面、第2510から2530地区の被害の大きさに悲しんでおります。早速大阪南部の地場産業の毛布を1000枚を確保しガバナー会のメーリングリストで呼びかけましたところ、福島の原子力発電事故で市民多数が避難を余儀なくされていると、大橋ガバナー様のところがすぐ手を上げて下さって、ルートを確認し大橋ガバナー様にご指導いただきながら、ガバナー米田を先導にロータリアン同行で10tトラック他救急車、ガバナー車で会津若松で合流し、引渡しが無事すみました。大橋ガバナーご夫妻のご無事なお姿を拝見しほっとしました。お互いに涙ぐみながら熱い握手を交わし、今後の復興支援もお約束し帰阪しました。地区内各クラブからは驚くほどの支援物資が集まり次々と搬出の予定です。地区内ではあらゆる会議の中止、祝賀会の中止をクラブ自ら申し出てくれて支援活動に専念しております。地区の行事はすべて中止か延期ですべて止まっております。すべての地区内会員が災害支援に全力を注いでおります。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。今後とも続くであろう復興支援を地区内クラブ総力を挙げて取り組んでまいりたいと思います。
At 8:21午前 on 18 3月 2011, 坂本俊雄(Rotary Coordinator) wrote: 松宮氏が記載している続きです。17ヵ国503のロータリー・クラブからの義援金は89,000ドルです。この金額で東京の小学校188校、横浜の小学校70校の修繕が出来、東京ロータリー・クラブの会員の木下産科医院を再建したそうです。勿論、Rotary以外からの、例えば米国、中国の蒋介石総督、張作霖配下の吉林軍、オーストラリアなど多くの国から6000万ドル近い義援金が送られえ来ています。
At 6:37午後 on 15 3月 2011, 松宮 剛 wrote: 1923年9月1日の関東大震災直後に時のRI会長ガイ・ガンディカー氏の見舞電報と共に、大阪ロータリー・クラブを介して、多額(25,000ドル)の義捐金が送られてきたこと、更には各国503に及ぶクラブから義捐金や救援物資が送られてきたことを私たち日本人ロータリアンは決して忘れておりません。(もちろんそれは実体験としてでなく伝え聞いたり書物で見たりということではありますが)その時を機に東京ロータリー・クラブは、本腰を入れてロータリーに取り組んだのです。  このたびの私どもにとって空前絶後ともいえる体験は、あまりにも過酷なものではありますが、この困難を通して、人間が本来持っているはずの「やさしさ」、「謙譲」、「寛容」を改めて回復することになるのだと信じています。ひとは一人一人があまりにも不完全ゆえにお互いに支えあっていかなければならない生物なのです。そのことを取り戻せるのであれば、この困難は、むしろ神のもたらされた「恩寵」と言うべきなのかも知れません。世界のロータリアンのお気遣いに心からの感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

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