Rotary.org: ニュース - インドでのポリオ撲滅まで「あと少し」

 インドでのポリオ撲滅まで「あと少し」

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インドでのポリオ撲滅を目指すたゆまぬ努力の結果、目標達成も間近という希望が膨らんでいます。この国での感染件数は、741件だった2009年に対して、2010年はわずか42件、2011年は3月1日現在で1件のみと、歴史的な減少を見せています。

激減の要因の一つとして、現存する2種類のポリオウイルス両方に効き目がある、二価経口ワクチンが広範囲で投与されてきたことが挙げられます。もう一つの要因は、NID(全国予防接種日)に予防接種を受けなかった子供たちの割合が、2009年に14%だったのに対して、2010年にはより厳格な監視体制をしいたことによって、わずか1%にまで減らすことができたということです(世界保健機構のデータによる)。

去る1月と2月のNIDには、ロータリアンが子どもたちのワクチン投与を手伝い、臨時診療所を開いたり、ポリオ認識向上集会を主催して、バナー、帽子、お面、マンガ本などを子どもたちに配りました。すっかりおなじみになった黄色の帽子とベストを身に着けたロータリアンは、全国の学校、駅、バスターミナルなどで活動しました。

1月23日のNIDは、香港、イタリア、韓国、オランダ、ニュージーランド、英国からもロータリアンが参加して行われ、1億7千4百万人もの子どもたちにワクチンが投与されたました。

人口34万人の町、グジャラート州ベラバルでは、ロータリアンがそのほかの人びとと協力して100カ所を超えるブースを設置し、ワクチンを投与しました。第9980地区(ニュージーランド)のGSEチームは、ベラバルでは予防接種に町中の人々が参加し、各ブースには途切れない子どもたちの列ができていた、と報じています。

西ベンガルで最もポリオ感染の危険が高いムルシダバードでは、ロータリアンとそのほかの医師が臨時診療所を設けて、ポリオ以外の病気にかかっている子どもたちの診断・治療と併せ、ポリオの予防接種を行いました。ケンモア・ロータリー・クラブ(オーストラリア)会員で、看護士であり、ボランティアのベテランでもあるジェニー・ホートンさんは、臨時診療所なしには、「たくさんの子どもたちが予防接種を受けることができなかったでしょう」と語ります。

アショク・マハジャン、ロータリー財団管理委員は、次のように述べています。「インドのロータリアンは、ポリオ撲滅の闘いをこの国の隅々にまで広げてきました。今こそ、撲滅活動の歩調を速めなければなりません」

また、インド・ポリオ・プラス委員長、ディーパク・カプール氏はこう語っています。「ロータリーは、ポリオ・プラスの活動を通じてインドで歴史的な偉業を成し遂げました。ここへ来て多少の難関はあるものの、ポリオ撲滅達成はもう目の前です。だからこそ、戦略を強化し、残る常在地域に的を絞って、インドでのポリオ撲滅に向けたこの最終戦に勝つ必要があるのです」


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