Rotary.org: ニュース - インドの女性の自立を支援

 インドの女性の自立を支援

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2005-06年度ロータリー財団国際親善奨学生としてインドに留学したハンナ・ウォレンさんは、当時、児童労働者の女の子に服を買うお金をあげました。その時彼女は、その子を助けるために、もっとほかに何かをしてあげたいと願ったことを覚えています。

米国イリノイ州ラブス・パーク・ロータリー・クラブの支援を受け、国際親善奨学生として留学中だったウォレンさんは、ヒンズー語を勉強するかたわら、現地の読書きのできない女性たちに個人指導を行いました。

2008年、ウォレンさんは、Royal Society for Asian Affairsによるプログラムの一環で、マドヤパラデシュのサリー職工の写真を撮影するためにインドに戻りました。職工の女性たちが、手織りされたサリーを身にまとった姿を写真に収めたかったウォレンさんですが、その誰一人としてそのような美しいサリーを買うお金がないばかりか、原材料を入手することすらできなかったのです。このことを知ったウォレンさんは、その女性たちに、原材料を購入し、サリーを作る資金を提供しました。初めて自作のサリーを身に着けた女性たちの姿を写真に収めたウォレンさんは、「彼女たちは本当に綺麗で、誇り高く見えました」と話します。

この経験をきっかけにウォレンさんはジューレ(Jhoole)という、公正取引を推進する団体を創設しました。マヘシャワールに本拠を置くこの団体は、恵まれない女性たちに研修や材料を提供し、作った手織り物を国際市場で販売することで、自活への道を支援しています。

2010年、1万2,500米ドルのマッチング・グラントで、ジューレにはた織り機やその他の設備、約700キロ相当の布や糸が提供されたほか、広報やウェブサイトデザインなどの資金がまかなわれました。また、このマッチング・グラントは、はた織り、縫い物の研修も提供しました。この補助金は、ラブス・パーク・ロータリー・クラブとその他4つの第6420地区のクラブによって支援され、そのうち7,500米ドルが、地区財団活動資金(DDF)より提供されました。第3040地区のカーゴーン・ロータリー・クラブも資金提供に協力しました。

第6420地区のアニータ・パピッチ地区ガバナーは、「ハンナを介して、私たちは恐らく訪れることのないだろう地域の女性や子供たちの生活を支援する機会に恵まれました」と話します。 また、第3040地区のナリーニ・ランジャー地区ガバナーは、「ハンナの活動は、女性職工に力を与えるという立派な活動であるばかりでなく、マヘシャワールの手織物を後世に伝えていく活動でもあるのです」

織物にはリサイクルの材料を使用

シカゴに本拠を置くMata Tradersなどの配給元やデザイナーと協力することで、ウォレンさんは女性たちが作るドレス、スカート、ハンドバックなどを直接販売するルートを確保しました。織物には、リサイクルの材料も使用され、例えばスカーフは、Pratibha Syntexから寄贈された生地の切れ端を使用しています。

ジューレは、高齢の女性や身体障害者を支援する団体「チェタニャ・セワ・サンシャン」に、利益の20%を寄付しています。ウォレンさんによれば、300人以上の女性たちが、2つの団体から恩恵を受けているということです。

マッチング・グラントに加えて、ジューレはマヘシャワール・ロータリー・クラブやその他の団体からも支援を受け、これまで2度のファッションショーを開催しました。また、同クラブは、2,000米ドルを寄付しただけでなく、近郊のマンプールに新しい研修施設を建設するための土地も提供しました。

同クラブ会員であるアロク・ジョシさんは、「人道的支援や、貧困解消への支援により、ジューレのプロジェクトは大きな影響を与えています」と話します。

ウォレンさんは、「国際親善奨学金がなかったら、今私がこの仕事をしていることはなかったでしょう。ジューレのプログラムと同様、ロータリーの奨学金は、親善のための投資なのです」

この記事は、「リコネクションズ」用に執筆されました。


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