パキスタンがポリオ撲滅の緊急活動を開始
記事:Dan Nixon
国際ロータリー・ニュース:2011年1月31日
ポリオ撲滅の緊急活動の先頭に立つパキスタンのロータリアン。写真提供:
Rotary Club of Dadu, Sind
2010年にパキスタンでポリオの発症数が急増したことを受け、同国政府は、2011年に全国的なポリオ撲滅緊急対策を開始しました。アースィフ・アリー・ザルダーリー大統領の要請を受けて国や海外の専門家によって作成されたこの緊急対策プランは、2011年中ごろまでにポリオの流行を食い止めること、そして2011年末までにポリオの感染を完全になくすことの2点を、主な目標としています。緊急プランでは、パキスタンのタスクフォースによる監督の基、感染リスクの高い地域、流動人口の多い地域、治安が不安定な地域の子供たちへの予防接種が行われます。
ポリオ常在国として世界に残る4国(パキスタン、アフガニスタン、インド、ナイジェリア)の1国であるパキスタンは、この4カ国の中で、発症数が前年よりも多かった唯一の国でした。
「監視員により、国や地域のレベルで厳しい監視が行われることになります。また、治安が悪い地域では、治安部隊のサポートの下で子供たちへの予防接種が行われます」 イスラマバードで1月24日に行われた開始式で、ザルダーリー大統領はこのように述べました。
クラブの動員
国内の隅々まで予防接種が行き渡るよう、パキスタン国内のロータリー・クラブも総動員で活動に当たります。開始式でザルダーリー大統領は、この緊急活動プランに対する国際ロータリーと他の協力組織に感謝を述べました。パキスタンでのポリオ撲滅活動におけるロータリーの貢献を称え、同大統領は、国際ポリオ・プラス委員長であるロバート S. スコット氏にPride of Performance to Memon大統領栄誉賞を贈りました。「極めて重要なこの時期、協力の精神をもって臨まなくてはなりません。ポリオから子供たちを守ることほど、重要な課題はありません」とザルダーリー大統領は述べます。ロータリーは、この 世界的撲滅活動 において、世界保健機関(WHO)、ユニセフ、米国疾病対策センター(CDC)と共に、リーダー的役割を果たしています。
ポリオ撲滅におけるロータリーの貢献については、以下をご参照ください。