元平和フェロー、西アフリカで平和キャラバンを決行
記事:Ryan Hyland
国際ロータリー・ニュース:2011年1月10日
11月、西アフリカを平和キャラバンで移動中、ジョセフ・ボアカイ・リベリア副大統領(右)と面会したリシェリュー・アリソンさん。写真提供:Richelieu Allison
元ロータリー平和フェローのリシュリュー・アリソンさんは11月、40名のロータリアンと西アフリカ青少年ネットワークの代表と共に、シエラレオネ、リベリア、ギニア、コートジボアールの西アフリカ4カ国をバスで移動し、平和構築の推進を目的とした平和キャラバンを実行しました。平和のためのワークショップや祈りの時間を取り入れたこの活動は、シエラレオネのフリータウン・ロータリー・クラブの支援を受けたほか、オランダの慈善団体や、多くのロータリー・クラブがスポンサーとなって実現されました。
1990年代、シエラレオネとアリソンさんの母国リベリアで勃発した紛争によって、20万以上の人々が命を落とし、300万以上の人々が難民となりました。「私は処刑現場や、わずか8歳だった私の友人が戦場へと送られていくのを目撃しました」と、アリソンさんは当時をふり返ります。2006年、チュラロンコーン大学(タイ)のロータリー平和センターで学び、その経験を生かそうと心に決めました。
「平和キャラバンは、社会の安定が絶対的に必要とされる西アフリカで、人々の結びつきによって平和同盟を築くことを目標としている」とアリソンさん。「紛争下では、若者や女性を中心とする地域の人々が犠牲になります。だからこそ、地元住民を活動に参加させ、暴力に代わる手段を見つけることが重要なんです」
シエラレオネ首都のフリータウンを出発したキャラバンは、リベリア首都のモンロビアにて、同国のボアカイ副大統領、モンロビア・クラブの元会長で国連のリベリア担当をしているカイカイ氏、リベリア政府のボールアウト議員といった重要人物と面会しました。
レイ・クリンギンスミスRI会長は、草の根レベル、または政府レベルで活躍する、516名のロータリー平和センター学友(アフリカ出身者は54名)について特筆します。「平和センターは、学んだことを地域で発揮できるアリソンさんのような人々のネットワークです。平和の構築は可能であり、アフリカでも争いのない豊かな社会が実現されると信じています」
紛争の惨状を目の当たりにした経験が、平和と人権の推進に対する自身の意欲を喚起したとアリソンさんは話します。「私は、暴力と争いの温床をなくすために人生を捧げてきました。西アフリカの人々が違いを認め合えるようになるよう、さらなる活動が求められています」
この記事は、「リコネクションズ」のために執筆されました。