Over 2,500 people in rural Uganda are benefiting from a Matching Grant project between the Rotary clubs of Mityana, Uganda, and Franklin, Indiana, USA, for two wells and water purification systems. Photo courtesy of Joseph Matovu
サマーランド・ロータリー・クラブ(カナダ、ブリティッシュコロンビア州)は、ケニアのナクル地区の人々が安全な飲み水を得られるよう、何年も前から支援を続けています。
2002年以来、サマーランド・ロータリー・クラブは、ナクル・ロータリー・クラブをはじめとするケニアのクラブと協力し、2,500基もの雨水貯水タンクを設置する支援を提供してきました。それらのタンクのおかげで、地域の女性は過酷な水汲み作業から解放され、家族のためにきれいな水を得ることができるようになりました。
ロータリー地域社会共同隊(RCC)は、10人の家族が利用可能な約10,000リットルの水を入れることのできるタンクを地域に配布しました。これらのタンクは、地元で生産されたものです。このプロジェクトは、第1580地区(ニュージーランド)からの支援に加え、ロータリー財団から3-H(保健、飢餓追放、人間性尊重)補助金とマッチング・グラントによる315,000米ドル以上の補助金で可能となったものです。
この貯水タンクを設置するプロジェクトは、現在ロータリアンが力を注いでいる安全な飲み水を提供する活動のほんの一例に過ぎません。安全な飲み水の提供は、今年の「世界水週間」のテーマとなっています。
毎年、「世界水週間」の一環として、専門家、政策決定者、そのほかの指導者が世界中から集まり、水に関する最も緊要なニーズに応えるためのアイデアを交換して、解決の糸口を探ります。今年は、スウェーデンのストックホルムで 9月5日~11日にかけて会合が開かれ、「水と衛生設備のロータリアン行動グループ(WARSAG)」のロン・デンハム委員長も同会合に出席しています。
「水問題にかかわるほぼすべての人々が集まる会合です」と、水対策支援グループで2007-08年度のゼネラル・コーディネーターを務めたデンハム委員長は話します。「他団体にWARSAG との協力をもちかけ、ほかからの資金も利用してロータリー財団の活動を支援したいと考えています」
また、ロータリーは財団の補助金を通じて資金提供するだけでなく、プロジェクトの現場でも中心となって活動する、とデンハム委員長は説明します。「私たちは資金だけでなく、人材も投入します」
1978年以来、ロータリー財団は水と衛生プロジェクトを支えるために、総額5,270万ドルに上る5,000件近くの補助金を提供してきました。
世界各地できれいな水を提供するロータリーの活動を、以下にご紹介します。
- 2009年、国際ロータリーは米国国際開発庁(USAID)と協力し、「国際H2O協力」を発足しました。その協力活動の最初のプロジェクトとして、ドミニカ共和国、ガーナ、フィリピンで、きれいな水と基本的な衛生設備を提供するプロジェクトを実施しました。ドミニカ共和国での活動では、衛生に関する研修を提供し、バイオ砂浄水フィルターを設置しました。またガーナでは、110以上の集落で85,000人以上の村人のために給水システムを機械化したほか、井戸、雨水貯水器、衛生教育を提供しました。一方、フィリピンでは下水処理システムを改善するプロジェクトを実施し、15万の人々に恩恵をもたらしました。
- ピラー・ノルテ・ロータリー・クラブ(アルゼンチン、ブエノスアイレス)とグリフィン・ロータリー・クラブ(米国ジョージア州)は、2009年以来、「Better Health through Better Hygiene(衛生改善による健康改善)」プロジェクトに協力して取り組んでいます。このプロジェクトでは、財団のマッチング・グラントを利用して、ブエノスアイレスから約60キロメートルほど離れたピラー地域に住む6,000人以上の幼稚園児および小学1年生に、衛生と健康に関する小冊子、パンフレット、携帯用の衛生キットを配りました。ロータリアンはまた、衛生改善に関する推進ポスターとマニュアルを学校教員に配布したほか、校内で手洗い習慣を定着させるための石けんや除菌剤と容器を寄贈しました。
- 第6440地区(米国イリノイ州)のロータリアンは、2月にグアテマラ東部の河川地域への定住と開発を行うプロジェクト(Ak'Tenamit)を訪れた際、9戸の家庭を支えるのに十分な浄水フィルターを設置しました。