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 ナイジェリア、ポリオ撲滅に向け大きく前進

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ナイジェリアのカノで経口ワクチンを投与される子ども。写真提供:Prashant Panjiar/Bill & Melinda Gates Foundation

ビル・ゲイツ氏は、ポリオとの闘いにおいて大きく前進したナイジェリアに深く感銘を受け、撲滅活動における協力団体に、気を緩めることのないよう激励の言葉を送りました。 

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の共同委員長であるゲイツ氏は、自身のブログ、Gates Notes で、6月のナイジェリア訪問で観察したことを紹介しています。また、同様の記事が、ゲイツ財団のブログ、Foundation Notes でも、ほかのポリオ関連記事と一緒に掲載されます。

さらに、世界ポリオ撲滅推進計画のために6月に制作された2つのビデオ映像が、ゲイツ財団のウェブサイトで紹介されています。

「私は6月に、心の高ぶりを覚えながらナイジェリアを訪れました。そこでは2009年2月の訪問以来、大きな進展が遂げられていたからです」とゲイツ氏は記しています。7月20日現在、ナイジェリアにおける野生ポリオの発症件数は6件のみを数え、昨年の同時期までに確認された346件と比べると、状況が大きく改善されたことが分かります。

ゲイツ財団は、ポリオを撲滅するために3億5,500万米ドルをロータリーに寄付しました。ロータリーはそれに応えるべく、2億ドルの資金を調達することを誓いました。6月30日の時点で、ロータリーは1億4,120万ドルの寄付を達成しています。 

ゲイツ氏は、ナイジェリア訪問初日、ポリオの危険性が高い同国北部のカノで一日の大半を過ごしたことをブログに綴っています。そこでゲイツ氏は、地域の指導者と会って、地元の保健センターに足を運んだほか、学校に立ち寄ってアラビア語でコーランを勉強中の生徒たちを訪れました。

「道端に限らず、私たちが訪れたほぼすべての場所で、多くの幼い子どもたちを見かけました」とゲイツ氏。「ナイジェリアはアフリカ諸国の中で最も多くの人口を抱え、その40パーセント以上が15歳に満たない子どもです。それだけに、ポリオの予防接種は大きな課題となります」 

ゲイツ氏はまた、ナイジェリア訪問中に、ポリオの予防接種について国民に布告するための革新的な方法を知ったと記しています。一つは、同国で人気のあるテレビ番組の台本に予防接種を告知するメッセージを挿入するというもの、もう一つは、同国の主要な携帯電話会社が、ポリオと保健に関する2,500万通のメールを無料で送信するというものでした。

地域の指導者を活動に参加させる重要性について言及するゲイツ氏は、ナイジェリアでポリオと闘う上で、「国の指導者の協力を引き出すことが決定的に重要」であると述べます。首都アブジャに滞在中、同氏はナイジェリアの保健相と夕食を共にし、翌日には同国のグットラック・ジョナサン新大統領と面会しました。 

ゲイツ財団のウェブサイトに掲載されているビデオ映像の一つは、ポリオが99パーセント減少したことを称えるとともに、撲滅活動を完遂させることの必要性を強調します。「走者なら、99パーセント走った時点でやめるなんてことはしないでしょう」ビデオ映像のナレーターはこのように語りかけます。「月への旅を99パーセントのところで引き返すこともなければ、火災を99パーセント鎮火させて満足するなんてこともありません」

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