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 エイズとの闘いに向けた新たな協力関係

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協力活動を進めるための覚書に署名を書き入れるFHIの委員長兼責任者アルバート・シーメンズさんと、エイズと闘うロータリアン行動グループの創設者、マリオン・バンチさん。2010年6月、カナダ、ケベック州モントリオールにて。写真提供:エイズと闘うロータリアン行動グループ

エイズとの闘いに全力を捧げるロータリアンの行動グループが、貧困に苦しむ女性や子どもの健康と生活を向上させるために科学的な方法を取り入れる世界的な保健組織と協力関係を結びました。

エイズと闘うロータリアン行動グループ家族の保健インターナショナル(Family Health International、以下FHI)は、カナダのケベック州モントリオールでRI国際大会が開催される中、一つの覚書に署名を書き入れました。それは、アフリカを中心にエイズに苦しむ人々を救うために、協力活動の可能性を追求していくための覚書でした。これにより両団体は、孤児や、危機に晒された子どもとその家族へ、ケア、栄養食、保健教育、生活技能を提供していくために、双方の機能、リソースのネットワーク、分野ごとの専門知識を互いに補完し合いながら活動していくことになります。 

「国レベル、また国際レベルでロータリアンの指導力を利用し、持続可能で効果的な解決策を考え出すことにおいて、両組織は大変優れています。今回のFHIとの協力締結に、私も興奮を抑えられません」と当ロータリアン行動グループの責任者で、米国ジョージア州ダンウッディー・ロータリー・クラブの会員であるマリオン・バンチさんは述べます。「FHIの技術面における専門知識と優れたプログラムは、子どもと家族のニーズ全体に対する世界の対応を強化してくれるでしょう」

FHIは1971年、「International Fertility Research Program(国際出生研究プログラム)」という名称で、米国の国際開発庁から資金援助を受けたノースカロライナ大学の研究者たちによって設立されました。以後、組織は名称を変えるとともに活動の枠組みも拡大し、妊婦の健康増進とエイズ予防の前進に関する基準を底上げするため、科学の利用、方法、評価法に重点を置いてきました。

内科医、研究者、そして保健、開発、運営といった部門における技術者など総勢2,500名を擁するFHIは、125カ国における疾病、貧困、不平等といった問題を大きく改善するために、1,400もの団体と協力関係を結んできました。

ロータリアンからの援助を呼びかける

エイズと闘うロータリアン行動グループは、自らも息子を1994年にエイズによってなくした経験のあるバンチさんによって、2003年に創設されました。この行動グループの目的は、エイズ教育と予防のプロジェクトに取り組むためにロータリアンからの援助を呼びかけることにあり、特に孤児や危機に晒された子どもたちのために、地域支援活動を実施することに重点を置いています。

「私は、支援提供に対するFHIの全体的なアプローチを高く評価しています」とバンチさん。「これによって、包括的な支援が子どもとその家族にもたらされます」

バンチさんはまた、FHIの取り組みがエイズと闘うロータリアン行動グループの取り組みより幅広いことを指摘します。FHIの方法論は、新生児や子どものエイズ感染を予防する活動を強化するものです。

「これら二つの団体による協力態勢はごく自然なものです」と、FHI委員長兼責任者であるアルバート・シーメンズさんは述べます。「私たちは、エイズによって極めて不安定な生活を余儀なくされた子どもたちの生活を改善し、明るい未来を提供するというビジョンを共有しています」

バンチさんとFHIの協力することになったきっかけは、同行動グループがHOPE Worldwideとコカ・コーラ・アフリカ基金と新たに協力関係を結んだ際に、当時の理事会メンバーだったロータリアンのペイトン・ウッドソンさんがバンチさんにお祝いの言葉を贈った5年前にさかのぼります。「私たちは、多くのことについて真摯に話し合い、連絡を取り合っていこうと決めたのです」

FHIと協力関係を結ぶことによって、エイズと闘うロータリアン行動グループは政府援助をより受けやすくなり、より多くの活動に取り組むことが可能になるとバンチさんは述べます。 

一方、シーメンズさんは、ロータリアンと協力することによって活動基盤が安定し、世界規模で寄付者を募ることができるほか、コミュニケーションが促進され、より強固な協力関係を形成することが可能になると述べます。  

「FHIの最高の技術的専門知識、科学技術に基づく解決法、世界に広がる人脈と一体となることによって、子どもの生活に持続的な発展をもたらす極めて効果的な活動を展開することができるようになるでしょう」とシーメンズさんは話してくれました。

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