Rotary.org: ニュース - 元国際親善奨学生が天災からのふるさとの復興を本に

 元国際親善奨学生が天災からのふるさとの復興を本に

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ハリケーン「カトリーナ」の住民と基幹設備への被害も生々しい、ふるさと、米ミシシッピー州、ベイ・セントルイスから報告する、米CNNネットワークの元記者、元ロータリー財団国際親善奨学生のキャサリーン・コッチさん。写真提供:Skip Nacciolo/CNN

2005年にハリケーン、「カトリーナ」がメキシコ湾岸を直撃したほんの数日後、米CNNネットワークの記者、キャサリーン・コッチさんは、ふるさとであるミシシッピ州ベイ・セントルイスに急行し、他のメディアがまだ報道していなかった状況を伝えていました。

災害直後のニュースは、ほとんどがルイジアナ州ニューオーリンズの混乱を報道するものでしたが、元ロータリー国際親善奨学生で受賞ジャーナリストのコッチさんは、ミシシッピ州の海岸沿いの町々での壊滅的被害を伝えたのです。

「私が恐れていたのは、将来、歴史の本がカトリーナのニューオーリンズへの被害だけを集中して取り上げるのではないか、ということでした。アメリカでも、このハリケーンで最も大きな被害があったのは、ミシシッピ州だと知っている人は少なかったんです」とコッチさん。「この町にあった被害を、アメリカの人々が決して忘れないようにすることを、私は町の人たちに誓って郷里を離れました」

新著、Rising from Katrina: How My Mississippi Hometown Lost It All and Found What Mattered (「カトリーナからの復興:ミシシッピの我がふるさとは、すべてをどう失い、そして本当に大切なものをみつけたか」)を出版することで、コッチさんはその誓いを守りました。

コッチさんは、「カトリーナ」の被害後のミシシッピ州に関する受賞ドキュメンタリーをCNNで2本制作し、2008年にネットワークを退社するまで、その州の復興の様子を幅広く伝えましたが、本を書いた方が、ハリケーン後の住民の粘り強さをもっと具体的に伝えることができると思ったのです。

「私が見て、聞いて、感じた通りを皆さんに知ってほしかったんです」とコッチさんは語ります。「住民の皆さんの立ち直りの早さと自信と決意には、感動しました。落ち込むことさえしないんです」

「たくさんの人たちが家や仕事を失っている今、メキシコ湾岸全土の人たちがすべてをなくしても希望を失わなかったこの話に、共鳴する人は多いとだろうと思います」

この本で、コッチさんは被災者の援助に参加したロータリー・クラブをいくつか紹介していすが、そのうちの1つ、ジョーンズボロ・ロータリー・クラブ(アーカンソー州)は、全米のロータリー・クラブから募金を募って、クリスマスまでに、湾岸の少年少女組織「Boys and Girls Club of Gulf Coast」に10,000個以上のおもちゃを寄贈しました。

「助けを必要としている人たちへのロータリーの専心は良く知っていましたが、もっと素晴らしいと思うのは、気品のあるそのやり方です」とコッチさん。「いつも、どこでも、援助の手を差し伸べてくれるロータリーのような組織が高く評価されるのは当然です」

フランスのディジョンで奨学生としての1年を過ごしたコッチさんは、現在、ロータリー財団学友諮問委員を務めていますが、学友がロータリーと関与し続けることの重要性を強調します。

「ロータリーも学友も、お互いのつながりを失なわないように、積極的に関係を築いていくべきだと思います」

ニューオーリンズでの2011年RI国際大会を、コッチさんは心待ちにしています。「世界中のロータリアンが、私たちのふるさと、メキシコ湾岸地方に集まって、楽しんでいただけることを願っています」  

コッチさんの本、「Rising from Katrina」は8月1日に発売で、オンラインでご購入いただけます。売り上げの一部は、「カトリーナ」の被害からのベイ・セントルイスの復興活動に取り組んでいる非営利団体「Pneuma Winds of Hope」と「Lutheran Episcopal Services in Mississippi Coast Recovery Camps」に寄付されます。

詳細は、以下をご覧ください:


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