インドの遠隔地で医療使節団が大規模な奉仕活動
記事:Ryan Hyland
国際ロータリー・ニュース:2010年7月8日
写真上:3月にインド、マディア州の遠隔地マンドラ地区で7日間におよび展開された大規模な医療使節活動。第3080地区の外科医のボランティアが患者に手術を行う。写真提供:第3080地区
写真下:インド、マディア州の遠隔地マンドラ地区の人々が、RAHATプロジェクトの仮診療所で登録する様子。写真提供:第3080地区
去る3月、第3080地区のロータリアンのボランティアと医師、総勢37名の医療使節団が7日間、インドのマディヤ州にある遠隔地マンドラ地区を訪れ、約5万人を対象に大規模な医療奉仕活動を行いました。
この医療使節団は、ラジェンドラK.サブー元RI会長と、インドの副法務次官で第3260地区の元ガバナーでもあるビベック・タンカさんが組織したもので、いくつかの仮診療所に分かれて、医療施設を利用できない人々に健康診断、歯科治療、外科手術を提供しました。
使節団には24名の医師のほかに9名のボランティアと4名の医療助手が参加しました。
サブー元会長は次のように話しています。「これは、医師たちが知識と才能のすべてを尽くして人々に奉仕する、職業奉仕の最も素晴らしい例ですね。医療を利用できない人たちに、医療を届けることができたんです」
サブー元会長は1998年以来、エチオピア、マダガスカル、マラウイ、ナイジェリア、スワジランド、ウガンダといった国々で多くの医療使節団を組織した経歴を持っていますが、今回の医療使節団は、それらのどれにも勝る多くの患者に奉仕の手を差し伸べることができました。
RAHAT(Rotary's Active Hands Are Touching)と名づけられたこのプロジェクトの実施地として、マディヤ州政府と協力してマンドラ地区を選んだのは、タンカさんでした。州政府は医療ボランティア約400名にプロジェクトへの参加を依頼しましたが、この取り組みの規模はタンカさんの期待を大きく上回るものとなりました。
「患者数、ロータリーと州政府から受けた支援、そしてロータリーのバナーの下でチーム全員が力を尽くす光景。どれをとっても私の期待と想像を超えるものでした。この使節団は、より健康な社会を目指す取り組みの完璧な見本です」とタンカさんは言います。
仮診療所は医療の種類ごとに分けられ、マンドラ地区病院、カトラ病院、ヨギラジュ病院、地元の赤十字病院では、より多くの患者を治療できるよう、新しい医療機器などを取り入れて医療体制を改善することができました。
この奉仕活動中、医師とボランティアによって3,500件の歯科治療が行われたほか、再建手術、整形手術、形成手術、眼科手術を含む2,000件の大手術が行われました。
医療使節団団長で第3080地区元ガバナーであるスバッシュ・ガルグさんによると、これらの大手術の中には、子宮ガンの摘出手術や、105歳の男性の白内障手術もあったということです。
「使節団の活動が完了したとき、参加した人たちは心からの達成感にあふれかえりました」とガルグさん。「こんなに大きな貢献ができて、参加したロータリアンは本当にうれしく思っています」