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 パレスチナのクラブが加盟認証を受ける

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5月30日に開かれた加盟認証式で、ラマラ・クラブ(パレスチナ)のネーダー・ダジャニ会長へ加盟認証状を手渡すジョン・ケニーRI会長(左側)。(写真提供:ラマラ・ロータリー・クラブ)

去る5月20日、ジョン・ケニーRI会長、フィル・シルバースRI理事をはじめ、150名以上のロータリアンが集まる中、パレスチナのラマラ・ロータリー・クラブの加盟認証式が行われました。ラマラのクラブは1980年に終結され、今回は30年ぶりの加盟となりました。

5月18日にRI理事会から加盟認証を受けた同クラブはは、中東、北アフリカ、ヨーロッパ一部地域を擁する第2450地区に属します。これにより、200以上の国や地域にまたがる「ロータリー地図」に新たな地域が加わったことになります。

「新しいロータリー・クラブが加盟するのはいつでも喜ばしいこと」と現地で話をしたケニー会長。「新クラブの加盟は、ロータリーの奉仕の恩恵を受ける地域社会が世界でまた一つ増えたことを意味しています」

ケニー会長とシルバース理事は続く2日間にわたって、ガデラ・ハビルイム・クラブ(イスラエル)とアンマン・アンモン・クラブ(ヨルダン)の加盟認証式にも出席しました。  

クラブが加盟認証を受けるまで

上記3クラブの加盟認証式には米国のロータリアン2名が出席していましたk。コロラド・スプリングス・クラブ(米国コロラド州)のテッド・バケットさんとジェフリー・ベールさんです。2人の所属するクラブが、アンマン・ペトラ・クラブ(ヨルダン)とともにスポンサー・クラブとなり、今回のラマラ・クラブ加盟が実現しました。

バケットさんは非営利団体「Center for Environmental Diplomacy」の委員長を務めており、2009年1月にヨルダンのクラブ例会に出席したのをきっかけに、ロータリーをラマラに拡大するよう働きかけてきました。

2月には、同団体の最高運営責任者であるベールさんとともに、新クラブ結成を支援するロータリアンのグループをつくり始めました。これにアンマン・ペトラ・クラブのハシェム・シャーワさんも加わり、ロータリーについての説明会を開いて会員候補者を募ってきました。

シルバース理事がこの活動にかかわるようになったのは、コロラド・スプリングス・クラブから依頼を受けてのことです。昨年11月には、理事がラマラに5日間滞在し、新クラブの会員となる人々を対象に研修を実施しました。理事はまた、エルサレム・ロータリー・クラブを訪れたほか、パレスチナのサラム・ファイヤド首相に会う機会にも恵まれました。

「ラマラ・クラブの会員たちは、ロータリアンとしての責務、クラブの責務をよく理解しています」と話すシルバース理事。「彼らは、ロータリーがラマラの地域社会に貢献できると期待を高めています」

シルバース理事は、今回の新クラブ結成に協力してくれた第2490地区のガバナー、ウリ・ジィーガーさんとエルサレム・クラブ会長のマーク・ゾーバーさんにも感謝の意を表しています。

ラマラ・クラブの加盟前には、ヨルダンのロータリアン、第2490地区、ナザレ・ロータリー・クラブ(イスラエル)がパレスチナのクラブを結成しようとする試みがありました。

「超我の奉仕」を広げる

ラマラ・クラブの34名の新会員は、5月25日に初めて正式な例会を開きました。既に、冬服の寄贈といった奉仕プロジェクトにも着手しています。また第2450地区とともに、地元の子どもたちのための公園をつくる計画も進行中です。   

「私たちのテーマは『パレスチナの未来は子どもたちの手の中に』です」と語るのは、ラマラ・クラブ会長のネーダー・ダジャニさんです。ダジャニさんの叔父は、1944-45年度にエルサレム・クラブの会長を務めていました。

地域社会のニーズの特定にあたっては、前述の「Center for Environmental Diplomacy」が協力する予定です。

「イスラエルのクラブがラマラ・クラブや中東のほかのクラブと協力して、ロータリー財団のマッチング・グラントを利用したり、友情交換を行うなど、さまざまな協同活動が展開されることを楽しみにしている」とエルサレム・クラブの会長は話します。

ラマラ・クラブ会長は、パレスチナで新たなクラブをスポンサーしていきたいと意気込みを語ってくれました。


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