規定審議会の歴史:審議会が女性会員の入会を承認
国際ロータリー・ニュース:2010年4月28日
女性として初めてロータリー財団の管理委員に任命され、2005年から2009年までの任期に就いたキャロライン E. ジョーンズ氏。詳しくは、RVM:ザ・ロータリアン・ビデオ・マガジン第4巻、第3号の
抜粋をご覧ください。
Rotary Images
ロータリー・クラブへ女性の入会が全世界で認められた1989年規定審議会は、ロータリーの歴史上でも重要な分岐点となりました。
「代表議員の皆さんに忘れないでいただきたいのは、1905年と1989年はまるで別世界であるということです。従って、ロータリーは移り行く世界に足並みを揃えなければなりません」と訴えたのは、後の2000-01年度にRI会長に就任したフランク J. デブリン氏です。
当時、決議が行われた背景には、ロータリー世界で男女を問わず多くの人々がロータリー・クラブで女性の入会を認めようと数十年に渡り活動してきたこと、また前回までの審議会で着実に賛同を集めつつあったことがありました。
1950年、インドのロータリー・クラブより、標準ロータリー・クラブ定款から「男性(male)」という言葉を削除するという主旨の制定案が提出されました。その後1989年まで、審議会はロータリーへ女性の入会を認める立法案を13件審議しました。
1977年、米国カリフォルニア州デュアルテ・ロータリー・クラブがRI定款と標準ロータリー・クラブ定款に反しながらも、女性の会員を入会させることを決定しました。この違反によって、同クラブは1978年3月に国際ロータリーへの加盟を終結されました。
1983年にデュアルテ・クラブが起こした訴訟では、カリフォルニア州上級裁判所が国際ロータリーを支持する判決を下し、カリフォルニア州のロータリー・クラブでは引き続き、性別が会員の資格要件となっていました。しかし1986年、控訴裁判所は、この判決を覆し、カリフォルニア州では男性のみを会員とする規定を施行できないとしました。カリフォルニア州最高裁判所はこの案件の審問を拒否したため、事態は米国連邦最高裁判所での係争へと発展しました。
1987年5月4日、米国連邦最高裁判所が下した判決は、ロータリー・クラブが性別を理由に女性を会員として拒否することはできない、というものです。これを受けてロータリーは、米国のロータリー・クラブが資格を満たす女性を入会させることができるという方針声明を発表しました。また理事会は、「米国のあらゆるクラブは、性別に関係なく、会員候補者を公正に検討するよう奨励する」ようになりました。
1989年、米国最高裁の判決後に初めて開かれたシンガポールでの規定審議会は、ロータリー・クラブの会員は男性に限られる、とするRI定款の要件を削除する決定を下しました。
その審議会決定から20年以上経った現在、ロータリーには20万人近くの女性会員がおり、RI理事会やロータリー財団管理委員会といった高いレベルの役職においても、女性の活躍が見られるようになりました(ロータリーにおける女性については、RVM:ザ・ロータリアン・ビデオ・マガジン第4巻、第3号のビデオをご覧ください)。
審議会では、1998年に初めて女性議員が誕生しました。2010年審議会には、女性のRI理事が初めて、投票権を有しない議員として参加しています。
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