ポリオ撲滅をめざして硬貨を集める子供たち
記事:Peter Schmidtke
国際ロータリー・ニュース:2010年4月5日
クリーブランド・ベター・ホーム・タウン・ジュニア・ボード委員長のタイラー・ドーシー君(右)、幹事のリンジー・ハッチンソンさん(左)、会計のアイーダ・アロンソさん。(写真提供:Maria Jurado-Flynn)
ロータリーのポリオ撲滅活動のために、タイラー・ドーシー君(11歳)を中心とする子供たちが1セント硬貨を集めています。
2005年に米国アラバマ州の男性が、1セント硬貨130枚を集めて13,000米ドルの紙幣に換金した話を聞いたタイラー君。これよりも多くの硬貨を集めてポリオ・プラスへ寄付しようと計画したのがはじまりでした。
硬貨100万枚の目標にはまだ届かないものの、タイラー君をはじめ友人のアイーダ・アロンソさん、リンジー・ハッチンソンさん、コナー・スミス君は去る2月、1,008.04米ドルの小切手を第6910地区(ジョージア州)ガバナーのシェーン・バー氏と地区ポリオ・プラス小委員長のゲイリー・ムーア氏に手渡しました。6月30日以降にも再び小切手を地区に贈る予定で、その後もポリオ撲滅活動のための募金活動を続けていきます。
この4人の子供たちは、米国ジョージア州クリーブランドにあるベター・ホーム・タウン・ジュニア・ボードのメンバーで、昨年7月、地元の教育者であり幼少時にポリオに感染したウィルフォード・アッシュを追悼して硬貨を集め始めました。このほかにも、クリーブランドの歴史的情景を描いたジグソーパズルを販売し、収益の一部をポリオ・プラスへ寄付するというプロジェクトを行っています。
「人のためになることをしたかった」と話すタイラー君は、集めた硬貨で1,000人以上の子供たちを救うことができると感激しています。子供1人をポリオから守るのに必要な費用はわずか60セントです。
「歩けない人がいることを考えるとすごく悲しい」とアイーダさんは言います。
硬貨を集めるにあたり、子供たちは23個の容器をダウンタウンの各商店に配りました。ホワイト郡消防署がバケツ(約19リットル分)一杯の1セント硬貨を寄付してくれたほか、地元のロータリアンも寄付を行い、募金箱の運搬を手伝いました。
タイラー君がロータリーについて知ったのは、ホワイト・カウンティ・ロータリー・クラブ会長で、クリーブランド・ベター・ホーム・タウンの常任理事を務めるマリア・フラド・フリン氏からでした。遺跡保存に関心のあったタイラー君を、警察官である父親がフリン氏に紹介したのでした。クリーブランド・ベター・ホーム・タウンは地域のイベントを企画するなどダウンタウンの活性化のために活動しており、フリン氏は当時9歳であったタイラー君に秋のフェスティバルの委員長を頼みました。タイラー君はその後、同組織から許可を得てジュニア部門を設立し、ロータリー・クラブ例会にも度々出席することとなりました。
昨年は、タイラー君が独自に企画したフード・ドライブ(食糧の寄付)で、トラック2台分の食糧とロータリアンからの寄付を含む1,800ドルを集めました。
「ロータリーの活動に心から賛同しているようです。ロータリーの影響を受けて立派に成長しています」とタイラー君について語るフリン氏。「こうした活動が、子供たちが生涯かかわっていく活動の土台となるでしょう」
ロータリーのポリオ撲滅活動に関する情報:
- ポリオと撲滅活動の支援方法について読む。
- ロータリーの2億ドルのチャレンジの進展状況についてビデオを見る。