より大きく、豊かで、大胆に
記事:Jennifer Lee Atkin
国際ロータリー・ニュース:2010年3月9日
次期ロータリー・コーディネーターのニコ・デ・ボーアさん(オランダ)とジョゼファ・ポラコヴァさん(スロバキア)。3月1-4日、シカゴで開かれたRC研修セミナーの分科会セッションの様子。写真提供:
Jamie Berg
「より大きく、豊かで、大胆に(Bigger, Better, and Bolder)」 という表現が、先週のロータリー・コーディネーター(RC)研修セミナーで、頻繁に登場しました。
「『より大きく、豊かで、大胆に』とは、構造上の変化というより、考え方の転換を表現したものです」 そう説明するのは、第13A・18Bゾーンの次期RCである、オランダ出身のニコ・デ・ボーアさんです。「この変化は、ロータリーの目標達成を促す前向きな力なんです」
シカゴで4日間にわたって行われた研修セミナーでは、RCの任務を明確化することに重点が置かれ、改定されたRI長期計画の優先事項(クラブのサポートと強化、人道的奉仕の重点化と増加、公共イメージと認知度の向上)をクラブや地区が実現できるよう、41人の次期RCがどのように援助していけるかについて話し合いが行われました。
長期計画は、世界14,000人のロータリアンを対象とするアンケート調査を実施するなど、幅広い調査とロータリアンからの意見を基に改正されました。調査の結果、「ロータリアンは、力強く成長する革新的なクラブを求めている」ことが分かったと、開会本会議でトム・ソーフィンソンRI理事は述べました。
「ロータリアンは変化を望んでいます。しかし、変化に向けて実際に行動を起こしていけるようになる必要があるのです」と、カナダのディーン・ローズ次期RC(第24ゾーン西部)は話します。「変化を起こすには、ロータリアン自らが変化の担い手としての自覚を持たなければなりません」
「より大きく、豊かに」とは、単に会員やプログラムの増加を意味するのではない、とソーフィンソン理事。「より大きく」とは、多様な会員基盤を有することで地域ビジネスの人口分布を反映し、会員を勧誘し維持するための優れた活動を行うことを意味しています。また、「豊かに」とは、ロータリーの四大奉仕部門における活動をバランスよく実施し、優れた長期計画と指導力育成の手段を備え、ロータリーの中核となる価値観を具体化できるクラブを意味しています。
「『楽しみ』も、ロータリーの中核となる価値観の1つだと、私は思ってるんです」とソーフィンソン理事は付け加えます。
「クラブが豊かになれば、たいてい、大きなクラブとなれるものです」と、月曜午前の講演でジョン・ケニーRI会長は述べました。
大胆なクラブとは?
「大胆な」クラブをつくるとは、クラブ・リーダーの指導力を高め、「それまでの枠組みから少し外に出てみる」ことだとソーフィンソン理事。「柔軟で革新的なクラブづくりが必要です。リーダーは、クラブが何を目指し、それをどう達成するかを決定しなければなりません」
文化によって「大胆」が意味するものは異なりますが、一般に、より大胆なクラブとは、地域の抱える問題を解決するために行動を起こし、その活動によって人々に認知され、会員のためのネットワークづくりの機会を増やしていけるようなクラブであると、ソーフィンソン理事は答えます。
RCは、各ゾーンのクラブを支える三支柱の1本だと、RC研修セミナーで司会を務めたデュアン・スターリング次期RCは言います。残る2本は、同じゾーンの財団地域コーディネーターとRI理事です。
「会員の積極的参加とクラブの発展を追求するクラブは、『より大きく、豊かで、大胆なクラブ』になれる」と、米国第33ゾーンの次期RCであるベヴィン・ウォールさん。「一部のクラブは、良いアイデアを出していこうと努力することすらしません」
伝統を尊重しつつ、革新的な考えを助長していくことがクラブにとって大切なのだとウォールさんは言います。「クラブが成功を収めることができるよう支援していくことが、RCの務めなのです」
RCは、7月1日に任務を開始します。
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