ポリオ撲滅の達成は目前に
記事:Donna Polydoros
国際ロータリー・ニュース -- 2010年1月20日
次期地区ガバナーを前に講演し、ポリオの撲滅まであと一息であると語ったシアトルのニュースキャスター、ペニー・ルゲイトさん。
Rotary Images/Monika Lozinska-Lee
2010年国際協議会で地区ガバナー・エレクトを前に講演したキャスターのペニー・ルゲイトさんは、ロータリーのポリオ撲滅活動の最新情報を伝える中で、撲滅まであと一息だとロータリアンを励ましました。
米国ワシントン州シアトルのKIRO-TV局でニュースキャスター兼リポーターを務めるルゲイトさんは全国予防接種日に参加し、その状況をリポートするため、ロータリアンとともにエチオピアやインドといった国々を訪れてきました。
第4回本会議で、「あと一息というところですが、この最後の一押しが容易ではありません」と話したルゲイトさん。
1985年、ポリオ撲滅運動に尽くす世界的な協同活動のボランティア部門としてロータリーが発足させたのがポリオ・プラスです。以来、ポリオ常在国の数は125カ国から4カ国(アフガニスタン、インド、ナイジェリア、パキスタン)に減り、毎年新たに発症するポリオの件数は35万件から2千件までに抑えられました。
ポリオの撲滅までには、治安、政治不安、社会基盤と衛生施設の欠如といった課題が残されているとルゲイトさんは語ります。
しかし、政治的な交渉と新しいテクノロジーのおかげで、ロータリアンはこれらの課題にも対応できるようになりました。パキスタンでは、医療チームが遠く離れた村の住民に携帯メールを送り、全国予防接種日の予定を知らせています。アフガニスタンでは、保健員や子供たちが銃弾や爆弾にさらされることなく予防接種が行えるよう、休戦の日が設けられるようになりました。
ルゲイトさんが強調したもう一つの重要な点は、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のような慈善団体の信頼を得ることとなったロータリーの技量と国際的な評価です。ゲイツ財団は、2回にわたるチャレンジ補助金で総計3億5,500万ドルの資金を提供しました。
「私はリポーターとして、ロータリーのポリオ撲滅活動を取材することに情熱を感じていました」と話すルゲイトさんは、今では「ポリオ撲滅活動に打ち込むようになりました」と続けました。
ロータリーのポリオ撲滅活動の詳細は以下をご覧ください。
- ポリオという病気と撲滅のための支援方法について読む
- ロータリーの2億ドルのチャレンジの進展についてビデオを見る