2010年から活動を開始するロータリー・コーディネーター
記事:Jennifer Lee Atkin
国際ロータリー・ニュース -- 2010年1月7日
ロータリー・コーディネーターはRIとクラブの重要なパイプ役となる、と語るレイ・クリンギンスミスRI会長エレクト。Rotary Images
ロータリーに間もなく新しい役職が誕生します。国際ロータリーのプログラムに精通し、ロータリー・クラブと地区のベスト・プラクティスにも通じた人物、ロータリー・コーディネーター(RC)です。
「クラブがロータリーで最も重要な存在であることを明確にしたかった」と話すレイ・クリンギンスミスRI会長エレクトがこのロータリー・コーディネーター・プログラムの発起人でした。「クラブに心を配らなければ、クラブが国際ロータリーに目を向けてくれることはないでしょう」
11月のRI理事会会合で承認されたこのプログラムは、7月1日に開始されます。会長エレクトが任命する41名のコーディネーターは、ロータリー財団地域コーディネーター(RRFC)と同じ地域を担当し、各ロータリー・ゾーンに少なくとも1名のコーディネーターが割り当てられることになります。
「シニアリーダーとなった経験を持ち、ロータリーで十分素晴らしい活躍をしてきた人物がロータリー・コーディネーターとなる」と話すのは、ウォレンズバーグ・ロータリー・クラブ(米国ミズーリ州)会員で、2010-11年度RI会長のためのロータリアン・コーディネーターを務めるデュアン R. スターリング氏です。ロータリアン・コーディネーターの多くは、RRFCやRI会員組織コーディネーター(RRIMC)を務めた経歴の持ち主だと、スターリング氏は続けます。
「どちらの任務についた人もその地域の事情をよく知っていますから」と会長エレクトが付け加えます。
RRFCと類似
RRFCがロータリー財団のプログラムをよく理解しているように、ロータリー・コーディネーターは、国際ロータリーのさまざまな面やプログラムに通じ、RIシニア・リーダーとロータリー・クラブとのコミュニケーションのパイプ役を務めます。
ロータリー・コーディネーターが助言やツールを提供するのは主に次の3つの分野です。まずは青少年プログラム、ロータリー親睦グループ、ロータリアン行動グループを含むRIプログラム。次に長期計画、効果的な広報、指導力養成といったクラブや地区を強化するベスト・プラクティス。そして最後に充実したクラブや地区づくりを通じた会員増強です。
任務を遂行する上では、RIの長期計画 の3つの優先事項である、クラブのサポートと強化、人道的奉仕の重点化と増加、公共イメージと認知度の向上を支援します。会長賞の要件を満たす方法についても貴重な支援を提供してくれるはず、とクリンギンスミス氏は述べます。
ロータリー・コーディネーターはこのほかにも、ロータリー研究会、ガバナー・エレクト研修セミナー(GETS)、ゾーンレベルのその他の会合を支援し、地区指導者の協力を得ながら、必要に応じて地区や地域のセミナーおよびワークショップを計画、実施することとなります。
ロータリー・コーディネーターとRRFCは同じ地域を担当するため、ゾーンのRI理事も交えて、密接な連携を図りながら活動にあたることができるとクリンギンスミス氏は期待しています。
RI会長エレクトから任命されたロータリー・コーディネーターは、この新たな役割に備えて3月に行われる研修セミナーに出席した後、3年の任期を務めます。
RI理事会は11月の会合で、7月1日よりロータリー・コーディネーター・プログラムを新たに設置し、RRIMCプログラムを廃止するためにロータリー章典を改正しました。