平和に向けて国連で活躍する学友
記事:Ryan Hyland
国際ロータリー・ニュース:2009年11月23日
ニューヨーク市の国連平和維持活動局で政治問題担当役員を務めるバウティスタ・ロジオコさん。ロジオコさんは、平和フェロー第1期生として、デューク大学/ノースカロライナ大学チャペルヒル校で学びました。
Rotary Images
平和および紛争解決の分野における国際問題研究のためのロータリー・センターを卒業した3人の学友が、平和、寛容の精神、人権の推進のために国連で活躍しています。
バウティスタ・ロジオコさん、ジャヤシュリー・ナダラジャさん、リチャード・ギーさんは、国連で重要な役割を果たしている多くのロータリー財団学友の仲間です。この3人の学友は、11月7日のロータリー国連デーで、ロータリーと国連の密接な協力関係について証言しました。
「平和活動は、私たちが全生涯をかけて取り組む仕事であり、これは私たちの最大の夢でもあります」と話すのは、ニューヨーク市の国連平和維持活動局で政治問題担当役員を務めるロジオコさんです。「ロータリーは、平和と紛争解決を通じて社会に貢献していくための可能性を私たちに与えてくれました」
ロジオコさんは、2002-04年度に平和フェロー第1期生として、デューク大学/ノースカロライナ大学チャペルヒル校で学びました。国連に勤めて始めてから約1年となる現在、ハイチで活動する平和維持部隊の隊員7千人に支援と指導を提供しています。
ロジオコさんは、ロータリー・センターと国連の間には、自然な結びつきがあると話します。
「ロータリー・センターも国連も、平和構築活動を通じて、人々の生活を支援することを目的としています。ロータリーは、多岐にわたり人と人との間の理解を推進する世界的なネットワークから成る組織です」
児童と武装紛争の問題に取り組む国連特別代表事務局のプログラム担当官を務めるナダラジャさんは、ロータリーが一生自分の心の中に存在することになるだろうと話します。元世界平和フェローで、元インターアクター、元ローターアクター、元研究グループ交換学生でもあるナダラジャさんは、ロータリーのおかげで「平和的な解決」と「平等の権利」という信念を持つことができたと考えます。
「ロータリーは、国連の極めて重要なパートナーです。国連の手の届かないような地域で支援を提供しているロータリーの活動は、高く評価すべきです」
ナダラジャさんは、2006年にカリフォルニア大学バークレー校を卒業しました。現在の国連の仕事の一つとして、ダルフール(スーダン)の武装紛争から子供たちを守るために活動しています。
平和フェロー第1期生として、デューク大学/ノースカロライナ大学チャペルヒル校で学んだもう一人の学友、リチャード・ギーさんは、国連選挙支援部で選挙および政治問題担当役員を務め、主に中東問題に取り組んでいます。
ギーさんは、平和的な紛争解決に向けてロータリー・センターが提供するプログラムは、ほかの平和プログラムと一線を画すると話します。
「平和構築と人権問題にロータリー・センターが与える影響は底知れません。ロータリーは、世界各地の人道活動において、地道に大きな役割を果たしているのです」
2002年以来、430名以上の平和フェローが国際問題研究のためのロータリー・センター・プログラムから卒業しました。その多くは、国連機関、世界銀行、米州機構をはじめとする各国政府機関や非政府組織で平和に向けて活躍しています。
「ロータリー・センターが果たしている最も重要な役割は、平和活動家の真のネットワークを作り上げていることです」とロジオコさん。「ネットワークは、広がり続けています。これから私たちはその成果を目にすることができるでしょう」