浄水システムでガーナの人々にきれいな水を
記事:Antoinette Tuscano
国際ロータリー・ニュース:2009年10月7日
ガーナの実施側クラブと協力して浄水システムを設置するダグ・メイさん(左)と同じクラブの会員たち。写真提供:Doug May
ガーナの1万人の住人のために水プロジェクトを実現させようと考えたのは、遥か1万キロ離れた地に住む一人のロータリアンでした。
2年前、米国アリゾナ州、サドルブルック・ロータリー・クラブ会員のダグ・メイさんが、アリゾナ州立大学で「Engineers Without Borders(EWB、国境なき技師団)」支部の学生を指導していたときのことです。ガーナできれいな水を提供するためのプロジェクトについて耳にしました。
メイさんは、このプロジェクトのためにロータリー財団のマッチング・グラントから1万5千米ドルを確保すれば、ガーナのプロジェクト実施地に近いボルタ地域、ホー・ロータリー・クラブと協力ができると考えました。
ホー・クラブの元会長、ジョセフ・アチャーナさんとメイさんは、米国ユタ州ソルトレーク・シティで開催の2007年RI国際大会に参加する予定であったため、早速、現地で落ち合う約束をしました。
アチャーナさんと直接顔を合わせることでスムーズに手続きを進めることができた、と話すメイさん。補助金の申請書類に必要な署名もここで済ませることができたと言います。
2008年5月に補助金が承認され、4万ドルの資金をもって始められたプロジェクトでは、数年前にほかの非政府組織が設置した浄水システムを拡大することとなりました。「設置されたシステムは十分な大きさではなく、度々、水詰まりを起こしていた」とメイさんは説明します。フィルターが機能しないとき、住民は近くの水源から浄化されていない水を使わざるをえませんでした。
技師たちと作業を進める中で、ロータリアンはプロジェクトの範囲を定めるのを助け、容量の大きい砂利のフィルターを使うことが決まりました。また、水システムの関連分野で働くガーナのロータリアンが数名いたこともあり、長期的に維持可能なシステムを作るための支援も行いました。
「お互いに意義ある協力関係を築くことができました。通常なら業者と契約して現地の相場で料金を支払わなければいけないことも考えると、EWBはデザインや建設管理の面で大変力になってくれました」」とメイさんは語ります。ロータリアンは資金集めをはじめ、さまざまな支援を提供しました。
「Engineers Without Borders」の詳細はこちらから。
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