Rotary.org: ニュース - 真のロータリアンを称えるイスラエルの奨学金

 真のロータリアンを称えるイスラエルの奨学金

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ロサンゼルスで開催された1962年RI国際大会を訪れたケニー・グリーンディンジャー氏とダリア夫人。 Rotary Images

モーシェ・グリーディンジャー地区奨学金基金は毎年、イスラエルの修士課程で1年間学ぶ奨学金の候補者を世界各地のクラブと地区から募っています。 

第2490地区が管理運営するこの基金は、1967年、ケニー・グリーディンジャー氏が自身の父親を称えて設立したものです。第二次世界大戦中、一家が難を逃れたのは、父親がロータリー会員だったからでした。

1941年、一家が17日間に渡って荒波に耐えながらボートで南アフリカのダーバンに向かったのはグリーディンジャー氏が17歳のときでした。英国政府が、パレスチナの英国人に緊急避難命令を出し、1930年代初頭に英国から移住したグリーディンジャー一家も避難民の一団に加わりました。

避難民として南アフリカに到着するも、一家は入国を拒否されます。グリーディンジャー氏の甥と姪がパレスチナで生まれ、英国籍を持っていなかったからです。潜水艦の油で汚れた海水にまみれ、再び船で送還されようかというところで、父親のモーシェ・グリーディンジャー氏は移民局長との面会を申し入れました。

パレスチナ、ヤフォ・テルアビブ・ロータリー・クラブの創設会員であった父親は、ロータリーの徽章を付けて面会に出かけたところ、これが移民局長の目に留まりました。局長も同じくロータリーの徽章を付けていたのです。二人はすぐに打ち解け、移民局長は一家のボートを沿岸に停泊させる許可を出しました。その後も局長は、一家の子供二人が英国籍を取得するのを助けました。

「ロータリーが国際的に持つ影響というものに私は深く感嘆しました」と当時を振り返るグリーディンジャー氏は、1951年にハイファ・ロータリー・クラブ(イスラエル)に入会しました。「移民局長もロータリアンだと知って、どんなに心強かったことでしょう。ロータリーの結びつきがなければ、追い返されていたかもしれません」

著名な実業家であったグリーディンジャー氏の父親は、公共奉仕と慈善活動のために、常に自らの時間と労力を注いでいたと言います。

「父は根っからのロータリアンでした。超我の奉仕を心の底から信じていました」と続けるグリーディンジャー氏。

同氏が地区ガバナーを務めた1966-67年度に発足した奨学金基金は、イスラエルで学ぶ1年間の学費、食費、宿泊費を提供しています。学生は、農業、歴史、医療、音楽、産業工学、国際関係などの分野で、さまざまな大学や教育機関から就学先を選ぶことができます。

この奨学金の一番の目標は、奨学生の学業的な向上を助けるとともに、イスラエルの文化を紹介することです。

候補者の推薦方法は、グリーディンジャー(Greidinger)氏へEメールまたは電話(972-4-9116888)でお問い合わせください。


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