会員増強に必要な新しい視点
記事:Ryan Hyland
国際ロータリー・ニュース:2009年8月12日
「ロータリーのいろは」の起草者であるクリフ・ダクターマン元RI会長。Rotary Images
「会員候補者はいたるところで見つけられるが、候補者をロータリーに入会させるには、クラブが工夫を凝らし新しいアイデアを用いる必要がある」とクリフ・ダクターマン元RI会長は考えます。
「国際ロータリーの指導者が、会員の増加と拡大を常に強調しているのは、それがロータリーの存続にかかわるものであるからです」 と話すダクターマン元RI会長は、米国カリフォルニア州のモラガ・ロータリー・クラブの会員で、新会員のための手引き、「ロータリーのいろは」の起草者です。「ロータリーの発展を期すなら、私たちは行動を起こさなければなりません」
ダクターマン元会長は、地元で新会員を見つけ、現会員を維持し、新クラブをスポンサーすることで、クラブは発展を続けられると信じています。以下は、元会長からのアドバイスです。
新会員を探す
「クラブは、具体的な計画を持たなければなりません」
- チームを基盤としたアプローチを使う。チームの数名のメンバーが、事業や専門職務のリーダーで資格を備えた人々に会って、ロータリー入会の恩典を紹介する役割を担う。
- 毎月1度、クラブ例会で「ゲストデー」を設け、全会員が友人や会員候補者を例会に招く。
- 元ロータリー財団国際親善奨学生、元ローターアクター、元研究グループ交換(GSE)チームメンバーなどの有望な候補者の中から新会員を探す。
現在の会員を維持する
「現在のクラブ会員を維持することは、新会員を入会させるのと同じくらい重要であり、会員維持のカギは適応と変化にあります」
- クラブ例会、奉仕活動や親睦活動を、興味深く、楽しく、有意義なものにする。
- 自分たちが人々の生活を変えているのだとクラブ会員が実感できるような直接参加型のプロジェクトをより多く実施する。
- 100パーセントの出席規定を取り除く。
- 退会につながるような兆候に注意する。クラブ指導者は、会員の個人的な問題に理解を示す必要がある。
新クラブをスポンサーする
「現在あるクラブと同じものを作ろうと考えないことです。ロータリーの新世紀には、新しい親睦と奉仕のビジョンを描く必要があるのです。新しいタイプのロータリー・クラブを設立することを考えてみてはいかかでしょう」と話すダクターマン元RI会長は、新しいタイプのクラブの例として次のようなクラブを挙げています。
- 管理職や専門職務に携わる40歳以下の会員のみから成るクラブ。 元ローターアクター、元GSEチームメンバー、その他の財団プログラム学友をクラブの中核とするのも一案。
- 地元地域の一角を占める民族グループによるもので、経済的、文化的に共通点を持つ会員から成るクラブ。
- デパート、空港、高層オフィスビル、ゴルフコースなど、従来とは異なるが便利な場所で例会を開くクラブ。
本記事は、会員増強に関する専門家からのアドバイスの記事の2回目です。1回目の記事、「不況に負けない会員維持の方策を」もご覧ください。