Rotary.org: ニュース

 紛争の中でポリオ撲滅に向けて前進するパキスタン


 
 

カラチでポリオ撲滅を訴えて行進するロータリアンと支援者。写真提供:Aziz Memon

パキスタンでは、北西辺境州での軍事紛争が原因で百万人近くの難民があふれる中、ポリオ撲滅活動が進展を遂げています。

以下は、世界保健機関から報告された進捗状況です。

  • 5月19日までに9つの予防接種チームが、紛争地域の3つの主な難民移動ルートにおいて、5歳以下の子供、およそ17,900人に予防接種を行いました。  
  • 現在、87,000人以上の難民が北西辺境州の26の難民キャンプで生活しています。 予防接種チームは、 テントからテントへと移動し、6,890人の子供たちに予防接種を行いました。また、新たにキャンプにやって来る難民にもワクチンを投与しようと、チェックポイントで待機しています。 
  • 難民の総人口の90パーセントにあたるおよそ870,000人が、親戚または友人とともに生活しています。予防接種チームは、5月28~30日の全国予防接種日で、難民受け入れ地域の子供たちがポリオワクチンの投与とビタミンA剤の補給を受けられるよう、現在準備を整えています。また、6月22~24日には準全国予防接種日が予定されています。

世界保健機関の関係者は、北西辺境州の不安定な治安情勢が原因で予防接種活動が妨げられてきたことから、難民家族の子供たちに予防接種を行うことが極めて重要である、と話しています。

国内の3,300万人の子供たちへの予防接種を目指して近日実施される全国予防接種日について広く知ってもらおうと、5月21日に、ナスリーン・ジャリル副市長を先頭に、ロータリアンと福祉士がポリオ撲滅を訴え、カラチ市内を行進しました。

「行進した後に、ジャリル副市長自らが子供たちにワクチンを投与し、国民全員の参加を呼びかけた」とシンド州のカラチ・ロータリー・クラブの会員で、第3270地区(アフガニスタン、パキスタン)の元ガバナーであるアジズ・メモン氏は言います。 「副市長が協力してくれたおかげで、このイベントが新聞やそのほかのメディアで大きく取り上げられました。これでポリオ撲滅への認識が高められるでしょう」


コメントを投稿する

*は入力必須項目です