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 パキスタンのメディアがポリオ撲滅活動を後押し

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3月に実施されたパキスタンの全国予防接種日。子供たちにワクチンを投与するダドゥ・ロータリー・クラブ会員たち(写真上)とヒデラバード・ローターアクト・クラブ会員たち。写真提供:シャキル・ハサン・アンサリ氏

パキスタンの国営・民営テレビ局が、同国でのポリオ撲滅活動のモニタリングと推進に大きく貢献しました。3月16日から18日にかけて実施されたパキスタンの全国予防接種日、イスラマバードにあるパキスタン・テレビジョン・センターに設けられた全国ポリオ・コントロール・セル(電話受付センター)に民営テレビ局7社が参加しました。

各局は、ワクチン投与員が見逃してしまった地域があれば、その通知を電話で受け付けるフリーダイアルの番号を、放送中に映し出しました。

「ボランティアのオペレーターたちが、投与員の訪問を受けなかったという電話に即座に対応し、直ちに保健局に連絡します。こうして、予防接種の行われなかった地域にワクチン投与員がすぐに派遣される仕組みになっています」と話すのは、東南アジア地域ポリオ・プラス委員会委員を務めるシャキル・ハサン・アンサリ元地区ガバナーです。各局はまた、予防接種をまだ受けていない子供の親から寄せられた連絡を画面上にテロップで流し、その連絡に対して取られた対応についての情報も流しました。

この日だけでこの電話受付ラインに14,427件の電話が寄せられ、これによってまだ予防接種を受けていなかった22,300人の子供たちに確実にワクチンを投与することができたと、アンサリ元ガバナーは言います。また、この活動の一環として、全国データベース・登録局が、遠隔地に住む子供たちを対象とした予防接種用バンを100台以上用意しました。

全国予防接種日と準全国予防接種日に、今後も引き続きこのような電話受付ラインを設けることで、「ワクチン投与員が訪問を逃す数が減るようになり、訪問が行われなかった家や地域があれば、即座に対応できる」とアンサリ元ガバナーは述べます。

電話受付センターを訪れたパキスタンのジャカラニ保健相は、同国のポリオ撲滅活動における独立したモニタリング機関としてメディアが果たす役割を強調し、ほかのメディアにも参加を呼びかけました。

「5歳未満のすべての子供たちに予防接種を行うことは、あらゆる人々の協力があって初めて可能となる」と保健相は述べ、伝染病や障害との闘いに対するメディアからの積極的な支援が必要であると加えました。

パキスタンの大手携帯電話会社、Mobilinkも、このポリオ撲滅活動に協力しました。4月13日から15日に予定されている準全国予防接種日の実施を前に、同社はポリオウィルス感染のリスクの高い地域に住む親たちにテキストメッセージを送信し、子供に予防接種を受けさせるよう通知しました。国中の予防接種率を最大に高めるには、こうした革新的な方法を用いる必要があると、保健局の担当者は話します。

「次回の準全国予防接種日にも、全国ポリオ・コントロール・セル(電話受付センター)に参加する予定です。全ロータリー・クラブには、既に全国予防接種日と準全国予防接種日の実施期日を知らせてあります」とアンサリ元ガバナー。ワクチン投与チームが訪問できなかった家や地域の子供たちには、ロータリアンとローターアクターが予防接種を行い、この活動を支援しているとのことです。

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