フロリダのインターアクターがインドでポリオ撲滅活動に参加
記事:Ryan Hyland
国際ロータリー・ニュース:2009年3月30日
インド、チャンディーガルで実施された全国予防接種日で、ポリオワクチンを子供に投与するソフィア・ハミードさん(左)とアンナ・ホルムブレーカーさん。この2人は、米国フロリダ州のインターアクターです。写真提供:Jean-Marc Giboux
インターアクターのソフィア・ハミードさんは、最近、全国予防接種日に参加するために生まれ故郷のインドに戻りました。
ハミードさんと、同じくインターアクターのアンナ・ホルムブレーカーさんは、去る2月、インド、チャンディーガルの子供たちに予防接種を行うために、40人以上のロータリアンとともに12日間の旅に出ました。この2人は、フロリダ州キーラーゴに住む17歳の高校生です。
ナグプールで生まれたハミードさんは、9歳のときに米国に移住しました。ハミードさんは、「インドで広がり続ける貧富の格差を縮めるために自分も何かしたい」と話しています。
「インドは素晴らしい国です。優れた医師もいますし一流の病院もあります。上流中産階級の基盤もしっかりしています」と語るハミードさんは、マイアミ・ハイ・インターアクト・クラブの会員です。「しかし、あちこちに極貧が存在し、基本的な医療さえ受けられない子供たちがいます。そこで、この機会にロータリアンの方々といっしょにインドに行き、何か役立ちたいと思ったのです」
3日間にわたり、2人のインターアクターとロータリアン一行は、チャンディーガルのスラム街、バプ・ダーム・コロニーを歩いてまわり、8万人の子供たちにワクチンを投与しました。スラム街の家族が直面している問題は、非常に深刻でした。
「子供たちの悲惨な生活状態を見て、胸が張り裂けそうになりました」とハミードさん。「私が出会った子供たちの姿は、私の心にいつまでも焼きつき、不公平な世界に立ち向かうことの大切さを思い出させてくれるでしょう」
「出会った子供たちの無邪気さに心を打たれた」とホルムブレーカーさんは話します。「みんな、本当にいい子ばかりなんです」
ハミードさんは、自分の旅費を賄うために3,500ドルを集めました。これにはマイアミ・ロータリー・クラブからの千ドルの補助金と、ハミードさんの通う学校の教師と職員からの寄付も含まれています。
ホルムブレーカーさんは、アッパーキーズ・ロータリー・クラブから援助を受けました。また、友人、先生、教会のメンバーを集めて行った夕食会で、2千ドル以上の寄付を集めました。このほか、キーラーゴ・ロータリー・クラブから2,500ドルの補助金を受け取りました。
「一緒に参加した学生がいて、本当によかったです」とホルムブレーカーさんは話します。「ソフィアは、とっても息の合う旅仲間でした」
「外国旅行は良い経験になるが、今回のような体験は、すべてのインターアクター、特に若い会員には向いていない」と2人は考えます。
「ある程度成熟していなければ、私たちが体験したような旅は難しいと思います」とハミードさんは話します。「また、親、地元のロータリー・クラブ、学校からの力強い支援体制も必要です」
一方、ホルムブレーカーさんは、次のように思い起こします。「ロータリアンの方々は、私たちの面倒をよく見てくださいました。クラブからの温かい待遇には本当に驚きました」
ハミードさんもホルムブレーカーさんも、将来はローターアクターに、そしていつかはロータリアンになりたいと考えています。
「ロータリーの活動について多くを学んだ」とハミードさん。「ロータリーのような国際的な団体に生涯かかわっていきたいと思います」