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 ナイジェリアのポリオ撲滅活動の促進にロータリアンが貢献


 
 

カノ州の保健局担当者とともに、ナイジェリアでの正式な予防接種プラス・デーの開始を祝う、ブスイ・オナブル・ポリオ・プラス委員長(左から2番目)と第9120地区のゴッドウィン・アティア・ポリオ・プラス小委員長(左端)。写真提供:Rotary Images/Joseph Lorenzo

ナイジェリアのロータリアンが、ポリオ撲滅に向けた同国での活動の促進において、重要な役割を果たしています。子供に予防接種を受けさせることを拒んでいる家族の抵抗を克服することもその活動の一つです。

1月31日から2月3日までナサワラ州で行われた予防接種プラス・デーでは当初、地元のごみ集積場のごみ処理を怠った政府に腹を立てていた地域社会の人々が、予防接種活動を拒否していました。

「子供たちへの予防接種活動をさせてくれるのであれば、私自らがごみ集積場を掃除すると約束しました。そして彼らは同意してくれたのです」と話すのは、ラフィア・シティ・ロータリー・クラブの会員、チャックス・アンソニー・アニグボ氏です。「私は、州の都市開発委員会と手を組みました。委員会は、トラック一台を提供し、スタッフ何名かを派遣してくれました。私は、準備にかかった費用と人件費を提供し、ごみ集積場の清掃のためにロータリアンと青少年を動員しました」

カツィナ州の家族が予防接種に反対したとき、ロータリアンは即座に、地域社会の人々との対話を進めようと努めました。住民は、医療ケア、清潔な水、教育などの緊要なニーズが満たされていないことを理由に、経口ポリオワクチンを子供たちに投与することを拒んでいましたが、幾度にもわたる会合で地元の役人がこれらの問題に対応した結果、120人の子供たちが家族の同意を得て予防接種を受けることとなりました。

アナンブラ州では、アウカ・ロータリー・クラブが州のラジオ局で公共奉仕放送を流し、地元の人を雇って、予防接種所に子供たちを連れてくるよう母親に呼びかけてもらいました。同州での予防接種プラス・デー中に、反対をした住民はいませんでした。

「母親たちは、子供たちへの予防接種に積極的な姿勢を見せてくれました」と、アウカ・ロータリー・クラブの会員、チカ・エクウェメ氏は話します。「たくさんの子供たちが、教会や学校で予防接種を受けました」

エヌグ州のロータリアンは、予防接種プラス・デーを監督し、予防接種を受けた子供たちに石鹸、学用品、その他の品物を配布しました。また、予防接種担当チームの移動に使う車を手配し、スナック、水、清涼飲料水を提供しました。

ナイジェリアのポリオ・プラス委員長を務めるブスイ・オナブル氏によると、ナイジェリアでポリオ撲滅を成功させるためにカギとなるのは、アカウンタビリティー(責任)であると言います。また、「運営に問題があって、質の高い予防接種キャンペーンが実施できなかった」と指摘し、予防接種に対する州政府と地方自治体の新たな取り組みが、多くの地域での大きな進展につながったと話します。

例えば、ジガワ州政府は、州内の288区のそれぞれに監督者をつけて、政府高官による予防接種活動の監督を強化しました。各区の監督者が区内で起きた不測の事態に対し責任を持つという仕組みにした結果、ジガワ州政府のあらゆるレベルにおいて、ポリオ撲滅活動が自分たちの活動であるのだという自覚が高まってきています。さらに、イスラム教の学校に通う子供たちに予防接種を行うための特別チームが編成されました。

ナイジェリアは、準全国一斉予防接種日に参加する西アフリカの8カ国のうちの一つです。準全国一斉予防接種日の目標は、5,300万人の子供たちに予防接種を行うことです。1回目は、2月27日から3月2日に実施されました。2回目は、3月27~30日に行われる予定です。地元の162,000人以上の医療スタッフとボランティアが、学校や診療所において、また住民を戸別訪問して大規模な予防接種活動を実施しています。

「最も離れた農村部であろうが、人口が過密する都市部であろうが、すべての子供たちに予防接種を行っていく意向です」とユニセフのスポークスパーソンを務めるミランダ・イールズ氏は述べます。「予防接種キャンペーンの目的は、野生ポリオウイルスの拡大を食い止めるために、予防接種を徹底的に行っていくことです」

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